明るく正しく強いブログ

朝昼晩、時間を問わず飲んで喰って面白おかしく過ごす人生を歩みたいです。※旧名「日が沈む前に飲む酒はウマい」

鉄人が作るジャンボ餃子 小作『ライオン餃子』

2018年04月30日 | 餃子
私が餃子好きだと知り、いろんな方がお店の情報を教えてくれる。ありがたいことだ。
先日も、最近知り合った方から、「小作に『ライオン』というお店がある」と教えてもらった。
調べてみたところ、正式な店名は『ライオン餃子』で、店主はなんと、元競輪選手らしい。
餃子マニアを自負し、競輪ジャーナリストを自称する私は、即お店に向かったのであった。

場所は、JR青梅線小作駅の西口からほど近く。お店に着くと、店主が仕込みをしていた。
こちらはお持ち帰り専門店で、餃子の他にも点心などの中華惣菜も販売している。
夕方だったので、晩のオカズを買いにお客さんが次々と来るので、店主は結構忙しそう。
競輪のハナシもしたかったが、それはまたの機会にして、冷凍餃子を買って帰り、自宅で食べることに。
お目当ては、お店自慢の「ジャンボ餃子」。王将などチェーン店の餃子の2倍以上の大きさ。
かなりのジャンボサイズなのに、店主は「焼いてないのは…600円でいいや」とおっしゃる。
10個で600円? 前もって調べた価格より、だいぶ安いぞ。
あとで、お店を教えてくれた知人に聞いたところ、オマケをしてくれることがよくあるらしい。なんていい店なんだ! 
「ありがとうございます! また来ます!!」と告げ、大喜びでお店をあとにした。

帰宅後、さっそく焼き始める。こちらが、そのジャンボ餃子。


フライパンを温め、油を少量敷いたところに餃子を並べ、しばらくしたら熱湯を注ぎ、フタをする。


最後にゴマ油を垂らす方もいるが、私はこのまま焼きあがるのを待つ。しばらくすると、いい色に仕上がった。


付けダレには、醤油とラー油に、少々の酢とおろしニンニク、そしてコショウを振りかけ混ぜる。
もちろん、画像にも写り込んでいる、ビールは絶対に欠かせない。準備が整ったので、食べ始める。


ひと口かじると、自家製皮のモチモチ具合に驚かされる。これは水餃子(ゆで餃子)にしてもよさそうだ。
中身のアンは、肉と野菜がバランスよく混ざり合い、互いの旨味が弾ける。大きいだけでなく味もいい。
これは素晴らしい餃子だ!
その後も、ライオン餃子さんには何度か通い、知人宅へのお土産として冷凍餃子を購入した。
以下が、そのときに焼かれたジャンボ餃子。友人たちにも「おいしい」と好評だった。




あるときの餃子パーティーでは、こちらのお店を含め4店舗の餃子を持参したのだが、
その数日後に、パーティー主催者のお宅へ再び遊びに行ったところ、
「この前食べた餃子で、一番美味しかったのをマネしてみた」と振る舞ってくれたのが、
ライオン餃子さんのによく似た、ジャンボサイズの餃子だった!


「皮のモチモチ感を出すのに苦労した」そうだが、ライオン餃子を気に入ってくれたのが嬉しい。
ちなみに、皮の原料について店主にたずねたところ「使うのは強力粉だけ」とのこと。今度詳しく教わりたいね。

こうして、何度か冷凍餃子を自分たちで焼いて食べたが、やはり、店主自らが焼いてくれたのを食べたくなる。
そんなワケで、先日は昼頃におうかがいし、焼きたて餃子を初購入。
先述の通り、こちらはテイクアウト専門店なので、店内で食べることはできない。
店舗のすぐ隣に、小さな公園があるのだが、目の前に保育園があるため、
平日の昼間っから酒飲んで餃子を喰うオヤジの姿は、教育上よろしくないし、
「怪しい人がいる」などと通報されたら、ライオン餃子さんにも迷惑がかかる。
仕方なく、お店から少し離れた場所にある「小作緑地公園」へ移動。実は、この公園のそばにも小学校があるのだが(笑)。


写真の屋根付きテーブル(?)に座り、コンビニで買った缶ビールとともに、食べることにした。


この日購入したのは、念願の店主が焼いた「ジャンボ餃子」と、


ジャンボよりひと回り小さめサイズな、1パック12個入りの「薄皮餃子」、


そして「ジャンボ焼売」と「から揚げ」。


見ての通り、唐揚げはかなりのジャンボサイズが8個も入り、パックのフタがしまらない
なのでパックの輪ゴムを外した途端、地面に数個こぼれ落ちてしまった。もちろん、すぐに拾って喰ったけどね。

曇り空ではあったが、昼間の屋外の公園で、餃子と缶ビールを飲むのは、やっぱり快適。
餃子はもちろん、焼売も唐揚げも、サイズだけでなく味もイイ。特に唐揚げはほどよい味付けで、鶏肉本来の味がする。
最近の唐揚げって、生姜やニンニクの味が濃すぎて、何の肉だかわからねえのもあるからね。
缶ビール2本と缶ウーロンハイ1本があっという間に空いたが、ジャンボな各種惣菜はまだまだ残っている。
しかし、酩酊&満腹状態になったので、残りは帰宅して、改めて食べることにした。
なお、惣菜の総額は1950円。どれがいくらなのかは不明だが、味とボリュームを考えれば、破格なのは間違いない。
お店では、時間帯にもよるが、春巻き、チャーシュー、酢豚、エビチリなども販売している。
こちらのお店を教えてくれた方によると、エビチリは絶品らしい。今度私も食べてみよう。

冒頭でも触れたように、こちらの店主は、元競輪選手の星田正行さん。

※店頭にて撮影

実家の中華料理店で調理を学び、お店をオープンしたのが今から13年前。
早朝から夜までのハードワークながら、選手を引退した現在も、身体の鍛錬を欠かさず、
休日には富士山などの登山、マラソン(100キロも)、トレッキングなどに励んでおられる鉄人だ。
週に何度も休み、飲んで喰って昼まで寝ている自分が恥ずかしいよ。
「現役時代より体調はいいかも」と語る鉄人が作る、おいしくてジャンボな中華惣菜、みなさんにもぜひ、食べていただきたい。



ライオン餃子
羽村市小作台3-12-11
小作駅から徒歩約3分
営業時間 11時~13時くらい 15時半~19時くらい
定休日 日曜
※売り切れにより、閉店が早まる場合あり
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする