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わにの日々-中西部編

在米30年大阪産の普通のおばさんが、アメリカ中西部の街に暮らす日記

日本観光2日目 姫路城は白かった

2016-08-30 | 旅行
 外国人観光客が外せない、関西の観光スポットといえば姫路城。平成の大修理を終えて輝く白さの白過ぎ城もとい白鷺城へ行きました。私も、ここ来るの、20年ぶりくらいやわ~

 姫路へ向かう新快速に乗っている間に外が大嵐になったものの、姫路についたら雨が止んでいたのでラッキーと、思ったら、大手門に着いた途端にまた雨。お向かいの土産物屋さん、ビニール傘とかかっぱを売りに来たらボロ儲けやんか、ってゆーか、ここに来る前に駅のコンビニで傘を大量に買ってきたら儲かったな、とか、大阪人的な事を考えつつ門の下で雨宿りしてたけど、止む気配もないので、小降りになった拍子を見計らって、えい!と、出たら、ちょうど都合よく雨が止みました。ラッキー

 天守閣へは緩やかな段だら坂を登ります。ここはお殿様でも、馬や駕籠ではなく徒歩で天守へ向かったそう。分厚い漆喰の壁に、三角や四角の銃窓が続きます。天守内は土足厳禁、入口で渡された袋に靴を入れて持ち歩きます。順路に従って、各層を見学しますが、天守閣は生活の場ではなく、普段は物置だったので、そこら中に収納の工夫が。今時だったら、千姫がHGTの番組に出て、「こんな所にも槍を掛けるためのフックが付いてるんです。この広めの天袋にはなんと!お侍が隠れることも出来るんですよ。スペースを全くムダにしない工夫が見られますねv」なんてお家ツアーをやってくれそうです。

 天守閣からの眺めは格別。激しい雨の後に晴れ渡ったので空気が澄んで、姫路市内が、ずずーっと見渡せました。しかし、流石は「弁当忘れても傘忘れるな」の姫路、気紛れなお天気です。晴れ渡ったのはいいけど、すっごくムシムシしてた。天守を上がっていくと、涼しい風が吹き込んで気持ちよかった。

 天守閣最上階の6階には小さな神社があり、姫路の地主神、刑部姫を奉っています。一度も合戦を経験せず、お隣の御殿が燃え落ちた(天守閣南側には本丸があったのですが、明治時代にここを駐留地に使っていた陸軍の昇降が寝タバコで全焼させちゃったんだって)、戦時中も火事にならなかったのは刑部姫のおかげと、火災を防ぐ神様として崇められています。刑部姫といえば、坂東玉三郎さんの「天守物語」は素敵だったわ…

 太平洋戦争中には、白壁が目立つし、陸軍部隊が置かれ、しかも軍需産業の拠点だったので、姫路は空襲を受け、浄化は焼け野原となりました。この時に城を化黒い擬装網で覆い隠すための引掛け鈎が今だに見られます。西の丸にも爆弾が落とされたけど、不発弾だった。刑部姫すごい。


かつてのトラウマ・スポット、千姫の化粧櫓


千姫人形は美しくなり、その傍らには、かわいいミケさんも

  
魚と猫。敷地内に多くの猫がいましたが、人懐っこいし毛並みもいいので大事にされているよう

  
どこから見ても美しい。天守が見える度にパチリしてしまう


フェイスブックにもいっぱい写真をアップしました。

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