わにの日々-中西部編

在米30年大阪産の普通のおばさんが、アメリカ中西部の街に暮らす日記

フットボール第一戦

2013-08-30 | アメリカの高校
 新学年が始まったばかりだというのに、というか、隣の学校区はまだ始まってもいないのに、高校のフットボール・シーズンは既に始まりました。レドンドユニオン高校の第一戦はホームゲームで、相手はトーランス・ノース高校。ここ数日は暑い日が続いているので、海辺に近いスタジアムでのフットボール観戦は、潮風が気持ちよくて夕涼み気分。試合はレドンドが圧勝して、幸先の良いシーズン開幕戦でした。

   
タッチダウンの瞬間と、追加得点が決まる直前(ボール、判る?)

   
可愛い子揃いのダンスガードとチアリーダーたち


 マーチングバンドによる、ハーフタイムショー「カルメン」は、4楽部のうち、まだ最初の1部分だけしか完成していないし、ダンスガードの振付が終わっていないのでダンス部分もなく、「えっ?もう終わり?」状態でしたが、シーズンが進むにつれて、少しづつショーも増えていくのも、また楽しみです。4つのパートを、兵士、闘牛士、そしてナレーターの役割で、3人の異なるドラム・メージャー(楽隊長)が指揮するという斬新な演出も面白く、全編のパフォーマンスがとっても楽しみ。いくらカルメンだからって、えらい早いテンポで演奏するのね、って、思ってたら、初舞台の楽隊長がテンパって早くなっちゃったらしい。息子らが後で「おいコラ、ちょっと落ち着け、って思った」と言ってましたw おなじみのタンタカ、タカタカ、タンタカ、タカタカ、ターン♪が、超高速だった。

 開幕戦とあって、ホームチーム側のスタンドはほぼ満員。アメリカの地元高校フットボールチームへの入れ込みようは、ドラマ「フライデイ・ナイト・ライト」でもお馴染みですが、別にフットボール・ファンでもない私でも、プレイに一喜一憂、わーわーきゃーきゃー騒いで、良いストレス解消になります。今年からは、若息子の親友が、フットボールの選手なので、その子の活躍に注目という楽しみも増えました。オタクっぽく、ひょろんとした若息子と、ぐわーっと大きく、いかにもスポーツ選手風のその子の凸凹コンビは、一見すると、かなり面白いんですけどw

 なんで仲良し?と、思うような二人組ですが、共通点は実は同じゲームが好きな事。兄貴の方は、一年生の時から、ガールフレンドと何時間も電話で喋っていましたが、その兄を見てきた弟は「Girlfriends are too much work.(彼女なんて面倒くさすぎ)」だそうで、夜中まで、ムキムキ・フットボール選手の友人と、オンランゲームしながらスカイプで喋ってキャッキャウフフ。母的には、どっちも、どっちだねぇ…orz