わにの日々-中西部編

在米30年大阪産の普通のおばさんが、アメリカ中西部の街に暮らす日記

またもやチップ注意報

2013-08-05 | アメリカのニュース
 誕生日なので、何かしたいなぁと思ってたんだけど、結局、ドタバタして終わってしまった一日でした。そもそも、朝、上息子は高校のマーチングバンドの、リーダー集会(息子は楽器管理マネジャー)を、9時からなのに12時からと勘違いし、朝っぱらから超慌てて上息子を叩き起し、学校までぶっ飛ばさねばならなかった辺りで、既に波乱の予感。昼過ぎに息子を迎えに行って、一休みしたら出掛けようと思っていたのに、はっと気がつけば、息子爆睡中。うがー!!

 ともあれ、息子を送っていった帰り道、ラジオでま-た、チップのことが話題になってました。今回は、2009年にスーパーボウルを制したニューオリーンズ・セインツのクオーターバック、ドリュー・ブリーズ選手が、75ドル分のテイクアウトで、3ドルしかチップを残さなかったと、そのレシートの写真をツイッターに掲載されてしまい、何起きドルも稼いでるくせにケチ!と、非難されているんだって。え?お持ち帰りに、チップなんかいるの?ってのが、私の反応なんですけど!ドリュー・ブリーズさんは、色々なチャリティーにも尽力してるのに、こんなことで「ケチ」呼ばわりされる謂れはないと思う。ツイッターに写真載せた店員の方が、オノレを恥じるべし!

 左が、既にネット上でドンドコ出回っている、そのレシートなんだけど、セコいのは店員の方で、ブリーズ選手じゃないでしょ。そんなにお金が欲しければ、このブリーズ選手のサイン入りレシートをeBayにでも出せば、少なくとも3ドル以上にはなると思うけど。この件で、ブリーズ選手が「ケチな奴」とは思われず、むしろ、お持ち帰りにチップいらんやろ、な方向に世論が向けば良いなって思ってます。私の場合は、レストランでお食事したら、チップが20%が基本で、サービスの善し悪しによって、良かったら加点、悪かったら減点で、15%から30%の間かな。30%ってのは、ものすごーく満足したサービスの場合ね。でも、このラジオの中で、今のLAじゃ25%がデフォって言ってた。いつの間に、そんな決まりが?!でも、これって、高すぎると思うんだけどな。

 だいたい、マクドナルドでチップなんかいらないやん。バーガーキングでも、ウェンディーズでもチップしないやん。サブウェイなんか、店員さんがサンドイッチを作ってくれるのに、チップ要求されないやん!!3ドルでも余分にあげただけ親切!!って、思うの、私だけ?なんか、昨今のアメリカでは、チップの概念が歪んできていると思う。ヨーロッパでは、チップがサービス料としてはじめから値段に含まれているようになり、その威力が無くなったと嘆く人も多いって、ラジオでエチケットの先生がか何だかが言ってたけど、つい数日前にも書いたけど、お駄賃ほしさにサービスを良くしようなんて、プロとしてそれはどうよ?って思う。日本じゃ、チップなんかないけど、たいていの場合は、良いサービスを受けられます。アメリカンな基準じゃ、チップも出さないのに、日本のウェイトレスさんやウェイターさんのサービスって、フレンドリーだし素晴らしい!といつも感心するよ。

 ところで、バースデー・ディナー(?)は、ラーメン屋さんの「山田屋」へ。ここは美味しいし、サービスもいいけど、高いんだな。ラーメン+小さな丼+餃子4つで、1500円超えるんだもん。日本じゃ考えられないよね?