わにの日々-中西部編

在米30年大阪産の普通のおばさんが、アメリカ中西部の街に暮らす日記

トーランスのビール醸造所

2013-08-03 | グルメ
 お昼に、うちの近所で、評判の良い和食レストランの「さぬきの里」に行ってみました。一度、行ってみたかったのだな。でも、席についてから、注文を中々取りに来てくれないので、とうとうウエイトレスさんを呼ばねばならなかったし、そのウエイトレスさんは、日本の発音が少し変なおばさんで、勢い良くコップを置いて麦茶こぼすし。しかも、お値段の割に、余り感心しないお料理でした。私はイクラおろしうどんを頂いたんだけど、大根おろしが辛い。なんで、プロのすったハズの大根おろしが、こうも辛いのだ?もー、辛すぎてイクラの味なんかしない。でもって、つい忘れていたが、私はクタクタおうどんが好きで、コシの強い讃岐うどんは余り好みではなかった。食べてやっと思いだした。今後、気をつけよう。

 息子のカツ丼は、小さいのトンカツが二切れ、ちょこんと乗ってるだけ。きっと上等な豚肉なんじゃない?柔らかい?って、聞いたら、別にフツー、だって。それじゃ、日系スーパーのプラスティックの丼に入ってる値段半分のカツ丼のほうが、カツが大きいだけマシじゃない?って、苦笑した。付け合せの茶碗蒸しは美味しかったんですけど、肝心のメインディッシュがこれじゃなぁ。それから、お客から目のつくところに、安いワインの箱がデーンとおいてあったのも笑った。ここでワインを注文すると、あの5リットル、9ドルの箱ワインからグラスに注いで、10ドルとかチャージするんだろな。日本人には人気のお店で、今日もお客さんがたくさん入っていたので楽しみにしていたのですが、残念でした。

 ランチは残念賞でしたが、午後に友人のMさんと出かけたブリューワリー(ビール醸造所)、Monkish Brewing Co.は、期待を裏切りませんでした。サウスベイでは面白いことに、ハモサ・ビーチ、マンハッタン・ビーチ、レドンド・ビーチ、そしてトーランスに各4件づつのビール醸造所があります。この計16件を制覇したいというのは、私の密かな野望ではあるのですが(私の「野望」は飲み食い関係ばかり)、レストランを併設している醸造所が多くて、ビールだけ飲みたくても、それだけ注文ってのは勇気がいる。でも、ここはビールの醸造と販売だけで、食べ物は、週末だけ軽いおつまみ程度がメニューにあるだけで、基本的に持ち込み推奨。だから、気軽に試すことができるのが魅力です。しかし、道路沿いに目立たない看板が出ているだけなのに、これを見付けたMさんは目敏い!

 近くの日系スーパーでおつまみを調達し、利き酒(利きビール?)のトークンを買って、リストから試してみたいビールを注文します。8ドルで4杯試すことができますが、オリジナルのフレーバー・ビールですから、当たれば美味しいけど、外れりゃ、これは何だ?なので、少しづつだけ、お味見したい。そこで、二人で8ドル分のトークンを分け、グラス半分づつ試してみました。あ、結構行けるかも、と、またトークンを買って計8種を飲んでみましたが、どのビールも、そこそこ美味しかった。とはいえ、一番強いビールはアルコール分10%に近いですから、あひゃー、今、車運転したらマズイかな?状態なって、お喋りしながら水をがぶ飲みすること小一時間になっちゃったw
    
 試飲室に行ってみると、ビールのホップの香りがぷーんと匂ってくるのに、小学生くらいの子供を釣れた家族連れも居たのは少し驚きました。日本でも、居酒屋を楽しむ親子連れが少なくないそうですから、ビール醸造所でピクニック(?)も不自然じゃないのかもしれないけど、なんか納得いかないわ。