わにの日々-中西部編

在米30年大阪産の普通のおばさんが、アメリカ中西部の街に暮らす日記

今年も高校のレジストレーション

2013-08-15 | アメリカの高校
 昨年に引き続き、今年も高校の新学年前のレジストレーションお手伝いのボランティアに行ってきました。去年、お手伝いした時のブログは、アメリカの高校のレジストレーションで。去年は体育館でスムーズに行われたけれど、今年は何故か体育館が使えなくて、手続きごとに教室から教室へと移動しなければならず、少し混乱もあったようです。そして、去年はボランティアに行くと、朝にはスタバのコーヒーが無料で飲めましたし、お昼もピザが振る舞われましたが、今年は何も無しだったよ~

 昨年同様、私の目当てはボランティアをすると無料で貰える75ドルのスポーツ試合年間入場パス。各試合は10ドル程度しますから、スポーツ観戦ファンで、色々な種目の試合を見て応援したいならお得でしょう。でも、マーチングバンドに所属する息子たちが演奏する、アメリカン・フットボールのハーフタイムショーだけが観たい私たちには75ドルって高い。正直、ボランティアでハーフタイムショーのお手伝いしてるのに、入場料取るんかいっ?!って気分だ。実際、ボランティアに来るお母さん(お父さんは全く見かけない)は、PTA役員を除けば殆どが、子供が何らかのスポーツ・チームに属しており、子供の試合を見るためにパスが欲しいっていう人ばかりでした。

 子供がチームに参加していると、遠征費にユニフォーム、道具等々、結構お金がかかります。金額は、スポーツによって異なりますが、たいてい年間で10万円は軽く超えます。それに、多くの親がボランティアで色々なお手伝いをしてチームを支えているので、たとえ自分の子供がベンチでも、試合の時には参加しなくちゃなんない。チームをサポートするのに、更に場料払うんか―?!って、思うのは、私だけじゃないようです。ちなみに、生徒が試合観戦するのも、無料じゃないんですよ。レドンド・ユニオン高校の場合、生徒の年間パスは55ドル。立派なスタジアムや体育館を維持するにはお金がかかるのは判るけど、自分の学校の応援に入場料がいるって、なんかなぁ…って感じ。

 今日は二年生(ソフォモア)の登録日でしたが、この年令は個人差が大きくて驚きます。高校生とは思えないような大人っぽい子もいれば、まだまだ子供っぽい子もいる。男の子は、身長が2メートルもありそうなバレー部の子(お母さんも大きかった)や、既におっさん体型なフットボール部の子もいるし、ひょろんとしたお子様体型の子もいる。ヒゲ生やした子もいれば、女の子みたいなツルンとした肌の子、ニキビだらけの子…色々です。女の子もグラマラスでお化粧バッチリ、細いのに胸が豊日で手足の長いモデルみたいな子(しかも、胸の開いた服着ている)、まるでお子様っぽい子と様々。一年生(フレッシュマン)は一様に中学生っぽさから抜けきれず、四年生(シニア)はそれなりにハイティーンぽいのに、二年生の15、16歳頃というのは、微妙なお年ごろなようです。でも、まだまだパパかママに頼りっきりの子がほとんどで、ヒゲ生やした子がママの後ろについて回っているのは、なかなかカワイイ。

 私の役目は、体操服やロッカー用の鍵、連絡帳、先に書いた試合観戦パスの販売でしたが、たいてい親に任せっきりで、何を買うかをお母さんに聞いてる子すらいましたよw「だから、アンタ、去年の鍵はまだあるの?ないの?」「えー、わかんない」「もーっ、だったら買っときなさい!」なんて会話がw かと思えば、体操服の換えを買うというお母さんに「要らないよ、一枚あったら十分だもん」「私が必要なの!毎日、洗濯するのは私なんだから!」とか、結構面白い。うちは、予めオンラインで、クレジットカードで払いました。便利だと思うんだけど、今日、見る限り、まだまだ小切手や現金で払うという家庭が半数以上なようです。私が思うほど、アメリカはオンライン、クレジットカード社会じゃないのかな? 

 ところで、今年の女の子たちのファッションは、断然、デニムの短いショートパンツが人気みたい。フトモモが眩しかったですわ(@▽@)