わにの日々-中西部編

在米30年大阪産の普通のおばさんが、アメリカ中西部の街に暮らす日記

ハリウッド・ボウルでチャイコフスキーと花火

2013-08-17 | 日記
 ハリウッド・ボウルでのコンサートはLAの夏の風物詩。ショーの始まる二時間前に会場が開くので、自分で持ち込んだり、場内のレストランで買ったお酒やピクニック・ディナーを屋外で楽しむのがデフォ。飲兵衛の私には、お酒も持ち込めるのが嬉しい。プログラムは毎年違いますが、毎年恒例になっているものもあり、私たちが今夜行った「チャイコフスキーと花火」のショーも、その一つです。今年のチャイコフスキーのショーの特別ゲストは、プロのブラスバンド楽団、サンタ・クラリタ・ヴァンガードと、パシフィック・クレスト青少年芸術機関です。ヴァンガードは全米でもトップを争うマーチングバンドで、高校のマーチング・バンド-オーケストラに所属する息子たちにとっては、憧れのバンドです。

 コンサートは、ロスアンゼルス交響楽団による「白鳥の湖」から始まりました。いくらお馴染みの曲とはいっても、屋外劇場ってセッティングで。メランコリーなバレエ音楽はイマイチ合ってなかったような気もしましたが、二曲目のイタリア奇想曲では、ヴァンガードの管弦楽団とカラーガードが参加して、大いに盛り上がりました。インターミッションでも、あちことで、「ヴァンガード素晴らしい」という声が聞こえてきましたよ。上息子は、興奮状態だしw

 第二部は、交響曲第二番からウクライナの民族音楽、そして、お約束の「1812年」と花火!実は、ハリウッド・ボウルって、住宅地の中にあるので、打ち上げ花火は上げられないのですが、音楽にぴったり合った構成で見どころたっぷり。もちろん、総勢140名のヴァンガードとパシフィック・クレストも見応え、聴き応え十分でした。楽しい夜だったよv