児玉真の徒然

峠にたつとき
すぎ来しみちはなつかしく
ひらけくるみちはたのしい
(真壁仁 峠)

熊本県玉名市は温泉のまち?

2010年10月12日 | 徒然
熊本県の玉名は過去一回も降りたことがない駅。普通は何の町とか何となく見当が付くのだけれど、ここが温泉の町ということは知らなかった。今回は熊本県の演奏家派遣事業のコーディネート(コーディネートと行っても県立劇場のスタッフはみんな優秀で所謂コーディネートは出来ているように思う。だから私の役割は演奏家の部分が多いのである。今回は2年前にオーディションをした木野さんと広瀬さんの2年目のアウトリーチの立ち会いである。二人とも違った個性で面白いのだけれど、こうやって一緒にはなしていると演奏家の間にも同志の意識が出てくるものらしい。そういうのがとても良いと思う。
昨日もいわきで来春アウトリーチをやる「おであり研究会」なる企画の演奏家の一人(オーディションで選んだ4人おうちの一人)と話す機会があったのだけれど、どの都市でも大体同じような空気があるのかもしれない。
今日は練習とランスルー。玉名市民会館はかなり古い会館で、舞台も正板がない作りなのだけれど、古い木の床は思ったよりも音が響いていた。このランスルーは昨年も彼女らからは「子どもの前に出るよりずっといや」と言われるのだけれど、この嫌な状況が明日の子どもの前での楽さに繋がるのでやっておいて損はないのである。
明日は玉名市内で広瀬さんのアウトリーチ、明後日は木野さん。なかなか機会が無くて・・と言っていたけれど、一年間、面白さを感じてくれていればいいのだけれど。