「マングローブクルーズ」を終えバスにて西表島の東にある「美原」に到着すると、数十頭の水牛車が待機している。これからいよいよ400メートルの遠浅の先にある「由布島」を目指し「水牛車」に乗る。定員は10名。水牛車には御者のオジィが一人、水牛を操り三線を弾きながら歌ってくれる。我々は水牛車の屋根に貼られた歌詞を見ながら一緒に歌う。速度は水牛の年齢と気分によるが。水牛が踏み出す一歩々、ゆったりと流れる時間に身を任せ、海原を眺めおおむね十数分水牛車に揺られ楽園の島:由布島に到着。今、40頭ほどいる水牛には、一頭一頭名前が付けられており壁には水牛の家系図が掲示されている。水牛は2、3歳頃になると調教を受け車を引く。車を引く時間になると「オジィ」の指示でちゃんと自分で引輪を首にかける動作はなんと健気で賢いのか。仕事がお休みの時、彼らは「水牛池」で一日中過ごすという。それは汗腺がないからということのようだ。(1306)




















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