杉並区天沼3丁目、天沼八幡神社の敷地の一部には自然の湧水を湛えた池(天沼弁天池)があったといわれている「天沼弁天池公園」はある。当園は平成19年4月に開園、面積は約5300㎡。かつて園の南側広場にはこんこんと水の湧き出る約300坪(直径35m程度)円形の「天沼弁天池」があり中ノ島には弁天様が祀られていた。大正中期までは日照りが続くと大勢の農民が集まって弁天様へ雨乞いの行事も行なわれていた。この池は桃園川の水源の一つでもあり「天沼」の地名の起こりにも由来する。現在の池は人工的に作られたものであるがヒメダカ、ザリガニ、金魚、鯉、ブラックバス、ミドリガメ、ワニガメが生息している。園内にはすくすく広場、遊具が設けられている。すぐ傍には「区立郷土博物館分館」があり、「子ども図書コーナー」が設けられ、動物・植物・科学・歴史など子供用の図書が閲覧できる。折しも園や池の周りのカエデや落葉樹が紅葉し園を美しく彩っている。(2011)







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