相模原市南区麻溝に「県立相模原公園」に隣接する「相模原市立麻溝公園」はある。現在の開園面積は約26ha、計画面積は約45haという大きな公園である。南北に長い長方形をした敷地に「芝生広場」や「フィールドアスレチック」や「ふれあい動物広場」、「グリーンタワー展望台」などの充実した各種施設を備えている。また当園は市内の「紫陽花」と「クレマチス」の名所でもある。「センター広場」の南側の窪んだ場所は「花の谷」があり、四季の花々で彩られる。この「花の谷」は「水道みち」の一部である。安政6年(1859)に横浜が開港されると、横浜の急激人口増加に水の安定供給の必要に迫られ、英国人技師のヘンリー・スペンサー・パーマーの指揮の下、相模川上流部から横浜へ通水する近代水道が造られその通水路が「水道みち」となった。今、樹林広場、アスレチック広場、花の谷に植栽された数千本の木々、そして公園外周の「イチョウ」も真っ黄色に色づき今、最も美しい紅葉、黄葉景色&模様を魅せている。「コウテイダリア」や「シクラメン」が彩りを添えている。(2112)
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