相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

日親上人ゆかりの寺院「叡昌山妙隆寺」

2018-06-27 08:09:00 | 寺院
鎌倉市小町に中山法華経寺を旧本山とし、「鍋かむり」で知られる日親ゆかりの日蓮宗総寺院「叡昌山妙隆寺」はある。創建は至徳2年(1385)。この一帯は鎌倉幕府の源頼朝御家人の千葉常胤の子孫「胤貞」の別邸「千葉屋敷」跡に祖先追福のため七堂伽藍を建立が興りである。中山法華経寺の日英上人(室町時代の代表的な日蓮宗の僧)が開山。足利将軍家の日蓮宗への改宗を目論み、永享12年(1440年)立正治国論を著して直訴を試みたが投獄され、拷問を受けた際に灼熱の鍋を被せられたまま説法され「鍋かぶり上人」、「鍋かぶり日親」と呼ばれている。本尊は釈迦牟尼仏。日蓮聖人辻説法跡地近くに位置し「寺号標」(寺門)から参道中ほどに構えられた「山門」を抜けると正面に「本堂」がある。本堂左手に「寺務所・朱印受付所」がある。本堂右手には百日寒行をした「血の池」跡が残されている。鎌倉七福神の一つで「寿老人」を祀る。(1806)












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