相模太夫の旅録=Tabi Log

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かつて瀬谷村役場が置かれていた「相澤山長天寺」

2018-06-12 11:23:47 | 寺院
横浜市瀬谷区相沢に臨済宗建長寺派寺院「相澤山長天寺」はある。平本六郎兵衛が開基となり、宝林宗薫大和尚禅師が室町時代応永元年(1394年)開山創建。本尊は釈迦牟尼佛。明治22年(1889)には瀬谷村、二ツ橋村、宮沢村が合併し瀬谷村となり役場が当寺客殿に設置され大正5年(1916)まで使用されていたことがあり、いわば村の中心であった。相鉄線「瀬谷駅」より横浜市立瀬谷小学校方向へ進んだ先にあり広い寺域を有している。「寺号標」(寺門)より境内へ入ると正面に大きい入り母屋造りの「本堂」、右に庫裏、横浜「瀬谷八福神」のだるま大師の御神体が祀られたお堂がある。江戸時代に建てられた養蚕神を祀る祠もある。境内各所には石碑、忠霊塔、石墓塔が建てられている。また当寺の北側(山門右)に隣接した所に明治39年(1906)に当地の平本弥太郎が農作業中に人骨3体、直刀及び鍔3点、金環2点、琥珀の璽玉3個、鉄轡1個を発掘跡の「横穴古墳跡」がある。出土品から飛鳥時代~白鳳時代(604〜708年)頃の相当高貴な人の墳墓で保管されていたが、後に東京国立博物館に収蔵された。(1806)
















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