昨日は一年でもっとも寒いといわれる「大寒」であった。今日一転寒さも少し和らぎ暖かさが感じられた。相模原市南区下溝に相模原公園に隣接した全天候型舗装トラックやサッカー・ラグビー等の試合も行える天然芝フィールド、15,300人収容可能なスタンドを備える「相模原ギオンスタジアム=相模原麻溝公園競技場」がある。スタジアム内の駐車場と外周フェンスの間に10本ほどの「河津桜」が植栽されている。一本置きに同数の「ソメイヨシノ」が植栽されており桜の名所となっている。先週訪れた時はまだ一輪も開花していなかったが、今日は一本々の木に2、3輪ずつ可愛らしい濃いピンク色の花びらを開花させていた。しかし今週土日は少し天気が怪しく傘と雪マークであり折角の開花も萎んでしまうかもしれない。桜には「冬桜」、「寒桜」、「十月桜」、「古彼岸桜」、「寒緋桜」、そして今からが旬の「河津桜」、3月末には桜の女王といわれる「ソメイヨシノ」が登場、そして最後に「八重桜」で締めくくられる。いよいよ「桜シーズン」到来、コロナ禍真っ只中ではあるが「桜追撮」、「桜旬撮」の旅がいよいよスタートを切った。(2101)
町田市鶴間に500年の寺歴を有し町田市内でも名刹の一寺に挙げられている浄土真宗西本願寺末寺「山王山圓成寺」はある。北條氏綱に仕えていた当地の領主「山中修理亮」が出家し開祖。創建は天文7年(1538)。本尊は弥陀如来立像である。堂内に安置されている室町後期に作られた全身彩色を施された寄木造「聖徳太子立像」は町田市指定有形文化財となっている。56号線「観音寺前」、246目黒交差点を東名入口方向に進むと左側に構えられた大きく立派な「寺号標」=門柱を抜けると境内正面に鉄筋コンクリート造りの木造亜鉛葺寄棟造の巨大な2階建ての「本堂」がある。屋根の大棟の中央に宝珠形の飾金具が掲げられ金色に輝き豪華である。隣に「鐘衝堂」、右手に「鐘楼」、その先に「庫裡」、「客殿」が建ち並んでいる。名刹に相応しい伽藍と寺域である。(2101)