相模原市南区麻溝に市民の憩いの場、オアシスとなっている「相模原麻溝公園」はある。当園のシンボルはなんといっても芝生広場、花の谷脇に聳える高さ55メートルの「グリーンタワー相模原 」展望台である。展望台までは38メートル。相模原に古くから伝わる伝説の巨人「でいらぼっち」の気分で相模原市を見渡せるようにとの願いを込めて高さが決められた。自然と調和したデザインと茶系の外観、塔屋には美しい音色を奏でる12鐘のカリヨンを備えている。展望室は全面ガラス張りで晴れた日はこの展望台からは相模原の街並はもちろん、「丹沢や大山の山並み」、多摩丘陵、横浜・湘南の横浜の「ランドマークタワー」、江の島灯台、そして遥か遠く60km先の「東京スイカツリー」と360度の見渡せその眺望は心地よい。この素晴らしい遠景は上った人だけへのご褒美である。(1712)
町田市本町田に八王子極楽寺を本山とする浄土宗寺院「鶏足山養運寺」はある。永禄10年(1567)光蓮社伝譽上人が開創。本尊は阿弥陀如来である。町田駅の北方向、旧鎌倉街道に面した丘陵地にあり、石段を登った高台に重厚な「山門」が構えられ、その正面にまだ新しい木の香匂う「本堂」がある。右に「庫裏」、境内には町田市の名木100選の「ムクロジの木」、傍に「鐘楼」、「六地蔵」がある。本堂左には武蔵観音四十八霊場の五番札所として観音菩薩を祀る「観音堂」がある。訪れた日、鐘楼、参道(石段)周辺が美しく紅葉するなか境内では近所のママさんたちがヨガ練習中であった。(1711)