相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

大和市郷土民家園「旧北島家住宅」

2016-03-10 21:55:59 | 建造物
旧小川家住宅の隣に「旧北島家住宅」がある。大和市指定重要有形文化財で江戸時代末期(19世紀後半)に建てられた代表的な養蚕民家(住宅)である。建築様式は入母屋造りで茅葺。建坪は小川家より少し大きく41坪である。妻側の軒を高く切り上げてあり、屋内は手前の板の間はイロリのある方が「ザシキ」、座りナガシのある方が「オカッテ」、 畳敷きの2部屋は左側は「オク」、右側が「ナンド」と呼ばれる4室からなる。北島家では建築技術の発達により「大黒柱」と「差鴨居」が可能となり柱の立つ間隔が広く取れるようになった。また屋根裏は養蚕業に対応して二層に設計され、妻側には風通しや採光のための窓がつけられている。2つの市文化財保存、管理の労苦多く、特に今日、茅の入手が難しくなかなか葺けないとのことである。(管理人談)。(1603)










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石田不動尊と呼ばれている「石田山圓光院」

2016-03-10 14:52:16 | 寺院
伊勢原市石田に弘法大師(空海)が開いた真言宗寺院「石田山圓光院」はある。本山は高野山である。鎌倉時代に開基、江戸時代享保年中に中興。本尊は不動明王。子安神社の別当として豊臣、徳川の両家より代々御朱印を賜っている。境内には「弘法大師空海上人の修行像、また「山門」を入って直ぐの所に水子供養の「水子地蔵尊」、浄水に託して願う「水かけ不動尊」が建てられている。「本堂」に向かって右側に「閻魔大王と十大王」が座する「閻魔堂」が配されている。お不動さまの慈悲を心静かに受け止めたいものである。(1603














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