相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

七大本山のひとつ日蓮宗「池上本門寺」

2015-09-07 14:38:22 | 寺院
池上駅から本門寺商店街を抜け大石塔の建つ霊山橋を渡ると、日蓮宗総本山で日蓮入滅の地としてまた梅の名所として知られる「池上(長栄山)本門寺」はある。創建は1282年(弘安5年)、本尊は三宝尊である。安藤広重の江戸百景や江戸均衡八景が描かれていることやまた近代建築様式の上でも貴重と言われる「総門」にて心身を清浄し、加藤清正が寄進したという96段の石段「此経難持坂」を上ると右側に日蓮聖人の銅像が在る。左側には「日朝堂」と「鐘楼堂」が建ち並ぶ。中心伽藍へ入る重要な門とされる入母屋造りの間口16mもある「仁王門」(三門)を潜るとそこは広々とした本門寺境内である。正面に堂々と聳える「大堂」(祖師堂)、その大きさには圧倒される。道を隔てて「本殿」があり、その左奥に二つの橘の木が植えられている「日蓮聖人御廟所」がある。大堂の左に「経蔵」、右側には高さ31.8メートルの「五重塔 」、その左奥墓所にはプロレス界の英雄「力道山」が眠っている。毎年10月に営まれる御会式(御恩法要)は参詣人や檀信徒で全山が埋まることで有名である。文化財級の伽藍の古建築群はいかにも総本山に相応しく威厳、風格漂う寺域である。(1509)




















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