相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

金沢八景の舞台のひとつ「金澤山称名寺」

2014-07-09 11:23:50 | 寺院
横浜市金沢区に金沢北条一門の菩提寺で真言律宗別格本山の寺院「金沢山称名寺」はある。創建(伝)は正嘉2年(1258)、本尊は弥勒菩薩(重要文化財)、開基は北条実時で起源は六浦荘金沢の居館内に建てた持仏堂(阿弥陀堂)である。すぐ近くにある「金沢文庫」も実時の居館内文庫が起点とされる。金沢文庫駅より海の公園方向へ歩くこと15分、左手に当寺の入口「惣門(赤門)」(1771建立)がある。長い石畳の桜並木の参道突き当りにある重厚感漂う「山門(仁王門)」(1818建立)左右には仁王像が怖いお顔で迎えてくれる。仁王門を抜けると「阿字池」を中心に中之島、朱塗りの「反橋」・「平橋」(太鼓橋は橋百選の一つ)を配した「浄土式庭園」が広がる。架けられた橋を渡ると称名寺の顔「金堂」、その右側に「釈迦堂」、手前に「鐘楼」が建ち並ぶ。金沢山頂上にある「八角堂」と雄大な景色。「称名の晩鐘」歌川広重が描いた金沢八景の世界がここにあった。(1207)










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