相模原市南区麻溝台に四季の花が絶えない「相模原麻溝公園」では「クレマチス」が終焉を迎え、今の時期の代表花「アジサイ」が咲き始め華やかさを増している。今、芝生広場と樹林広場の一画に数本植栽されている「ハコネウツギ」(箱根空木)が本数が少ないので目立たないがなんとも可愛らしい小さな花を咲かせ始めている。最初花びらは白いが徐々にピンクになり最後には赤くなる。「ハコネウツギ」は日本に分布するタニウツギ科タニウツギ属の落葉性低木。「ハコネ」と名前に付くが箱根には自生種は少なく「ニシキウツギ」を誤認したようである。5月~6月の花期には上部の枝の先端、または葉の付け根から花序を出し花径2~3㎝程度の花を1~3個咲かせる可憐な花である。(2505)



