こんな記事を見つけショックでした。 そんな裁判が有ったことも知らなかったのですが、証言を読んでいて信じられない思いです。でも軍国日本は色々信じられないようなことをしましたからね。 私は今言葉がありません。 |
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家人に進められ、読むべきなのに、私は未読。
聞いた内容の一部:被災者が戦後保障を受ける際に、当地に駐留していた軍人A氏が、自分が集団自決の指示を下したとしたほうが、遺族の恩給受給等の手続きがスムーズに進み、その島の遺族である住民のためになると解釈して了解した。ところが、良かれと思って応じたつもりが、後日島を訪れると、自分が直接の加害者として夥しい非難をうけ、意図が捻じ曲がって一人歩きしていると思われたそうです。それで、その方の遺族方が真実を伝えたいこともあってか、裁判をなさったとか。…総論的な判断と、身内の個々人の立場って、違ってくるのでしょう。
日本という国そのものが軍国主義に染まっていた時代、軍人は当然、一般住民も、「天皇陛下のため」という御旗のためには、命を投げ出すのを誉れとした、国民総動員で洗脳された時代ですから、戦後生まれの私には、理解ができない空気だったのでしょうね。
ゴメンなさい。本読んでみますね。
その抗議を受けて今度は「旧日本軍の強制」はダメだが「旧日本軍の関与」なら認めるということになったのは去年の12月だったと思います。
日本政府は、どうも旧日本軍のやったことを隠したがる傾向にあるようです。
これが戦後の教育にも現れていて戦争の真相を学校では教えない。
旧日本軍がやったことを明らかにしてこそ戦争の反省もあるというもの。
それとも明らかにするには恐ろしいほどのことを旧日本軍はやったのかと勘ぐりたくなります。
この日本政府の姿勢が、いまだに中国、韓国を始めとするアジアにおける反日感情にも繋がっていることを知るべき。
歴史は真実を教えるべきで、ウソを教えてはいけません。
終戦後63年、金城氏のような非人道的な集団自決を経験している人が少なくなっている現状を思うと尚更そう思います。
曽野綾子さんと言う人は信用できる人と思います。
きっと惨くて読むのが大変かもしれませんけれど。。。
仰る通りです。歴史は真実でなければなりません。恥ずかしいことだったら其処から学んで今後そのような過ちを犯さないという道しるべにすべきでしょう。
良識のある人たちが、今の若者は戦争があったことも知らないとどんなに嘆いても政府がこんな態度では若者達のせいには出来ないですよね。
そこで、戦時中の個人的体験から、この問題を考えて見たいと思います。
当時は、「本土決戦」「一億玉砕」を金科玉条のように繰り返し唱えていました。そして私は、敵兵が上陸してきたら、与えられた竹槍をかざして突進し、一人でも二人でも倒してから死ぬ覚悟でおりました。あるいは、それは、軍隊の命令があろうがなかろうが、手榴弾を抱えて、敵上陸用舟艇の下に腹這いになって、爆裂させる覚悟でいました。そのことに、何の躊躇いもなく淡々とした気持ちで居ました。敵と戦うのは当たり前だったのです。
もし、私が2個の手榴弾を与えられたら、陸軍の命令があろうがなかろうが、突っ込んでいったでしょう。
戦陣に到達する前に殺される状況であっても、私は間違いなく最後まで敵陣を目指して進んだと思います。
教科書は事実に基づくべきだと私も考えます。
自力でそのように考えるたり、或いは批判したりすることが出来るほどの年齢にはなって居なかったのではないですか?
当時まだ13歳か14歳だった兄が予科練に出て行きましたが、国のためと言うよりは口減らしだったと思います。みんな空腹でした。何ヶ月も経たずに終戦で、実戦には関係なく帰ってきましたが。。。
その場に居なくても色々なところから入る情報から判断することが出来ますが、その判断が正しいかどうかは永遠に断定できないのではないかと言う気もしますね。自分たち兄弟の手で母を殺さなければならなかった16歳の少年の悪夢のような記憶は生涯彼に付きまとったでしょうし、それだから今言っておきたいのではないかと思うのです。
軍隊の命令がなくともそのように行動するよう国民は洗脳されていた時代です。敵軍が入ってきたら女子供は陵辱され殺されると聞いていました。子供心にそれは恐ろしいことでした。今思うと、死というものを理解しても居なかったのですが。
アメリカ軍の戦車が、横たわっている死体をつぶしながら進んでいった、という記述が、読後20年近く経っても、忘れられません。
戦後生まれで、読んだり、聞いたりの話をつなげ合わせて戦争を理解しているのですが、その後も世界に戦争がない時代が一度もない、と言われます。その惨状を想像するなんともいえません。