久しぶりにダッファリン島を散歩しました。丘の上のオークス・ホールが何とも侘びしいです。木立の緑が茂り始めたらもっと活き活きするのですけれど。
最初に出会ったのはこの黒リス。背中を守るように太い木にお尻をくっつけて何かを食べていました。黒いリスは灰色のリスと同種ですが、メラニンが多いだけなんだそうです。尻尾のフサフサ具合は灰色の方が綺麗なんですけれどねぇ。。。
いつか、どなたかのブログでリスが冬眠から目覚めて云々というのがあって日本のリスは冬眠するのか、と思ったことがありました。
少なくともカナダのリスは冬眠しません。それだからせっせと餌を保存するのです。
あちこちに埋めておいた木の実が必ずしも彼らの保存食として役立つわけではなく、どこに埋めたのか思い出せないままに木の実は芽を出し大きな木に成長するのです。自然が決めた樹木の繁殖方の一つと言うわけです。
島の中央まで来るとBlack-capped chikadee(Poecil atricapillus)アメリカコガラ とWhite-breasted Nuthatch(Sitta carolinensis)ムナジロゴジュウカラがワンサと飛び交って居ました。私の帽子にぶつかってきたりカメラや指の上に止まったりのテンヤワンヤです。指やカメラに止まられては写真にはならず、辛うじて撮れたのがこれ。
雌と雄の違いはあまりなく頭巾の色が灰色っぽいのが雌です。彼らは赤いビキニを穿いています。
散歩の終わりに出会ったのはなにやら疲れ切った様子で休んでいたNorthern Cardinal(Cardinalis cardinalis)カーディナル(猩々紅冠鳥)の雌、物思いに耽っている表情です。雄はその下の雪の中でなにやらせっせと漁っていました。
参考までに 昨年の記事