この旅の行程:行きは、 ナイアガラフォールス - トロント 132km トロント - モントリオール 539km モントリオール - ガスペ 319km ガスペ - ペルセ 63km 合計 1053km :帰りは、 990km 総合計2043km です。 |
July 30, ‘01
ペルセには翌月曜日の朝10時頃到着。私達は真っ直ぐガスペまで行き、折り返しの列車でペルセへ戻るので、窓から降りる人達を見ていた、子沢山の40代の夫婦も7,8人の子ども達を連れて降りた。家族間でも仏英両語を使う一家で、ママと一番幼い娘はフランス語しか使わなかったが、後は実に自由に両語を駆使していた。例の日本人夫妻も降りた。タクシーが待っていて人々はウロウロしている。駅から街まではタクシーで行くしか方法はないが、それを良く判っていない人も居たのだろう。
それからまた2時間ほど乗って、ガスペ着。少し遅れたので本来なら2時間ある筈の観光時間は1時間半くらいになってしまったが、6年前と違いタクシーが数台並んで待っていたので利用する。ジャック・カルチエ(カナダに最初に到着したフランスの探検家)博物館、木造のカテドラルなどを廻ってから、ヨーク川を廻って見ますか?と運転手が言うので応じた。途中、政府管理の孵化場に寄ってくれた。
折り返しの列車でペルセに戻る。
駅からはタクシーの予約をしてあったので、停まっていたタクシーの方へ行こうとすると中年の女性がフランス語で話しかけてきた。私たちを迎えに来てくれた運転手だった。彼女はフランス語しかしゃべれないし、私たちのフランス語も危なっかしいものだけれど、目的のホテルには連れて行ってもらえた。前に来た時泊ったホテル、ル・ノルマンディーは街にも海にも近く優雅でまた泊まりたかったのだが、満杯だったので地図だけを頼りに選んだのがこのル・ミラージュ。親切だし、選択は正解だった。
ホテル/モテル・ル・ミラージュは小高いところにあり見晴らしが良い。ペルセ岩も良く見える。すぐ裏はサンタンヌ山で、街までは徒歩20分程。ル・ミラージュのレストランは朝食だけなので夕食は街まで食べに行くしかない。その前に滞在中の予定をはっきりさせておこう。Eメールで連絡はしてあったが「タクシー・ペルセ」の事情を聞いてみる必要があった。
先回訪ね残したところも含めた観光は8時間ツアーに参加するつもりだったが、これは4人いないと慣行出来ないとのことで、ウエイティング・リストだったからその後の状況を聞かなければならない。電話で話している内に2時間ツアーでペルセ界隈を廻れることが判ったので、ガスペは今日行って来たし、明日午後1時からのそのツアーに参加することに決めた。ペルセ岩へ歩くこと、ボナヴェンチユア島へ渡ることは比較的自由に出来る。
街に出てみると、ホットドッグ、ハンバーガー店の方が目立つ南の方に比べて「ピッツェリア」が多い気がした。道から少し奥まったシーフードの店の前でメニューを読んでいたら声を掛けられた。もう決めたので入ろうとしていた時である。その店の経営者で、愛想のいいおじさんだった。席に案内された時私達はテラスを選んだ。まだ日は高く暑かったし、店内は蒸し暑い気がしたから。
待てど暮らせど注文を取ってくれない。呼ぶと「今すぐ来ますから」との返事があるだけ。30分余りも待って、窓を挟んで私達と並んだ、後から入った客がもう食べ初めても私達は忘れられているらしかった。Nが立って、道端で未だオシャベリしている例のおじさんの所まで行き、「もう帰ろうかと思うの」と苦情を申し出たら、彼は慌てて飛んで来た。
ウェイトレスは忙しかったらしいが、後から来た人が先にサ-ヴされるのは腑に落ちないと言う私達に受持ちが違うからだと言い訳していた。
食事は不味くなかったが、ここはボツ。チップは1セントも置かない。Nは「でも幾らかは置かないと。。。」と気の毒そうだったが、「失礼をわびて割り引きでもしてくれていたら話しは別」と私も頑固だった。
観光案内所に立ち寄り干潮の時間を調べる。明日は2時間ツアーの後、ペルセ岩へ歩くことにした。(つづく)
写真はジャック・カルチェ博物館にある記念碑とホテル/モテル ル・ミラージュの朝食レストラン
でも接客態度と料理の味の不味い店は口コミで広がりますから~いずれは淘汰される運命にあります。
女性はシビアで女性客を大事にしない所は駄目ですね~。長続きしません。
汽車の旅、素敵ですね。
来月からモントリオールに行く予定なんです。絶対、モントリオール~バンクーバーorモントリオール~トロントの汽車の旅をしてみたいと思ってたんです。
参考にさせて頂きます。何か、これはおすすめって言う情報有りますか?