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★ Serena ★

カナダ暮らしのエスペランチスト、自然愛好家。
エスペラントやカナダの野草、ネーチャークラブの活動など思いつくままに。

今日は暑かった。。。

2006-07-11 19:31:03 | 自 然
Wainfleet Bog
このところしばらく涼しい日が続いていましたが、今日は体感気温が33℃になるという予報でした。朝の内はそれでも爽やかだったのですが。。。
今日は定期のアウティングではなく、インヴェントリー(在庫調べ)の筈だったのです。
火曜日の朝10時からではお勤めのある人は勿論来られませんから、合計七人の暇人ばかり。
どういう話し合いになっていたのか私は知りませんがこの湿地帯「ウェインフリート・ボグ」に出かけました。この間からドーラがトンボ、トンボと言っていたから、トンボが目的だったのかもしれません。湿地帯なので歩いていくトレールはピートモス、ふかふかの絨毯の上を歩いているような感触です。
目的地の水溜りに着いたら、トンボは数種類飛んでいましたが、眼で追い駆けるだけで眼が廻ります。彼らはトンボの名前を省略して使うので、ブルーだ、ナンだ、といっているのを聞いても私にはサッパリ判りません。
写真は、トンボの産卵状況を撮影しているポールの後ろでじっと待っている仲間たちです。なにしろここのボードウォークは狭くて追い越せないしすれ違うことも出来ません。水の深さは底知れずですから、だれも冒険はしません。
ポールはこんな感じで蛙も撮影していました。膝はドロンコ。奥さんに叱られるね、と言うコメントに、ボグに来ていたという証拠になるからイイや、という返事でした。
私は花を何種類か道々撮りました。ブルーベリーやラズベリーも熟れていたので立ち食いしながら。。。
駐車場に戻る頃は午後の1時半、持参のサンドイッチやおやつを食べた後は蝶を追い駆けました。捕まえて観察したら開放するのですが観察する前に逃げられたり、帰り際には車に迷い込んだ蝶を追い出すのに一苦労したり。
暑かったし、歩いたし、疲れたけれど良い運動だったという心地良い疲れです。
新しい蝶の名前も幾つか憶えました。今のところトンボまでは手が廻りません。

ルスヴェン・パーク その二

2006-06-08 12:08:16 | 自 然
Ruthven Mansion-2

1845年頃のグランド川周辺の状況を想像してみましょう。植民地時代初期の頃でこの川を利用した舟の交通は盛んでした。幾つかの植民地人達が築いた村も栄えました。そんな村の一つかアイルランド人たちによって築かれたインデアナです。
ここにデーヴィッド・トンプソン がその富の基礎を築き、粉引き小屋、製材所、蒸留所、雑貨屋などを始めました。後日この家系は政治家、軍人としても活躍します。
ルスヴェン邸宅はグランド川を見下ろす高台に立てられています。その建築様式は古代ギリシャ・リヴァイヴァル様式で、ヴィクトリア朝当時の流行を反映しています。
三階建てのマンションは36室から成り、外部にもコーチ・ハウス(馬車用の車庫)など幾つかの建物があります。
この邸宅の注目に値する一つの特徴は楕円形の螺旋階段(←クリックすれば見られます)が3階まで貫き屋根の天窓から自然光が入ってくることでしょう。ポーラが写真を撮ったら、ガイドに「あ、言い忘れましたが写真は撮らないで下さい。」と言われてしまい、私は撮る機会がありませんでした。

トンプソン一家はスコットランド出身で、五代に渡り政治家、軍人、実業家として活躍しました。一代目のデーヴィッドは1793年、ジェームスとマーガレットとの間に生まれ、1812年の戦い(アメリカとカナダが武器を取って戦った唯一の戦争)にも参加、ウェランド運河工事の請負人の一人として働き富を築きました。この仕事が彼をインデアナに導いたわけです。
やがてハルディマンド郡の代表として州議会議員、その後二代続いてこの地位に選ばれています。二代目のデーヴィッドはオタワに国会議員として、その息子アンドリューは軍人(連隊長の愛称で)として、キャリアを築きました。五代目は子供が無かったのでこの家系は途絶えたのですが、当時95歳とかだった、四代目ウォルター夫人ドロシーは後世の人々のためにと1993年、Lower Grand River Land Trust Inc.という非営利組織に寄付したものです。

元来農場として使われていたこの土地の広さは1600エーカーあります。野草や野鳥などを楽しめるトレールの長さは合計255KM、野鳥のバンディングはヴォランテァによって行われていますが、年間3000から3500の野鳥をバンディングします。この中には85種の野鳥が含まれます。
Yellow-billed Cuckoo


バンディングを終えて開放されるキバシカッコウ

学名:Coccyzus americanus
英語名:Yellow-billed Cuckoo
エスペラント名:Flava-beka Kukolo(勝手命名)
和名:キバシカッコウ



ルスヴェン・パーク

2006-05-31 15:14:11 | 自 然
Ruthven Mansion日曜日のアウティングはルスヴェン・パーク(Ruthven park)でした。
集合場所はいつものビール屋の駐車場でしたが、何か新しい建築物の工事中で駐車場の半分が消えていました。
そんなわけで、カープールで振り分け、車を置いていく人は他の場所に車を移動させてから。ちょっとごたついて後、車6台のキャラヴァンで出発です。
田舎のハイウエーは長閑で、日曜日と言うこともあり私達の車以外には滅多に走る車も見えません。
目的のルスヴェン・パークはカユガ(Cayuga)にあります。この道は夫が通訳の仕事でカユガの裁判所に行く時に何度も同行した道、見覚えのある田園風景を走ります。懐かしい思い出が蘇り、五ヶ月と言う時間が私の痛みを和らげてくれた事を感じました。
カユガまでは集合場所から50分です。裁判所の前を通り過ぎて間も無い所にルスヴェン・パークの看板がありました。夫と共に一度通ったことがあり、「何だろうね」と話し合った記憶があります。もしその時知っていたら好奇心旺盛な夫は入ってみようと言ったでしょう。でも、道からは何も見えないのでそのまま通り過ぎたのでした。
Bird Banding

Bird Banding-2

私達は到着後小鳥のバンディング(Bird Banding)を見せてもらい、その後キャロリニァン・ウッドランド・トレール(Carolinian Woodland Trail)を歩きました。私にとっては初めての野草も幾つか有りました。それから昼食は屋敷の庭の片隅においてあるピクニック・ベンチで三か所に別れてお弁当です。
木陰は風が心地良くおしゃべりも弾んで楽しいひと時ですが、気温はかなり上がっています。30℃にはなっていたでしょう。アレルギーで鼻水に悩まされていた私は薬を飲んだのですが中々効果が現れず辛い思いをしていました。ところが私より酷い人が居て、両眼が真っ赤になっているのには驚かされました。ずうっとコントロール出来ていると思っていたのに。。と辛そうでしたが、その後屋敷の内部見学を一時間位して出てきたときは赤い眼は治っていたので、随分ゲンキンな体の持ち主だなと思いました。

網に掛かった小鳥(Yellow bellied Flycatcher)
もがいたら不味いと知って運を天に任せた状態(上)と
怪我をさせないように丁寧に網から外す(下)

その後小鳥は通気性の良い布の袋に入れられ、バンディングセンターに運ばれ、何日の何時に何番の網に掛かったか、体重、羽根を広げた時の大きさ等の記録をとった後開放される。
この鳥はその朝既にバンディングが済んでいた。

学名:Empidonax flaviventris
英語名:Yellow Bellied Flucatcher
エスペラント名:Mus^kaptanta birdo(kun Flava ventro)
和名:キバラメジロハエトリ


和名に関しては和名は無しとしているサイトもありましたが、幾つかはこの名前で乗せています。眼が白いかどうかまでは判りませんが、キバラもハエトリも英語名と合っているし、これでいいのでしょう。

つづく



ガーリック・マスタード

2006-05-21 20:43:29 | 自 然
Garlic Mustard
今朝も六時には目が覚めました。ここ数ヶ月朝寝坊したことがありません。
否も応もなし、この時間には目が覚めてしまうのです。夜は細切れ睡眠でぐっすり眠ったことがないという状態が続いていました。
でも、今朝は良く眠ったと言う気がしました。六時間は眠った筈ですから。
今日はFiremen's parkのアウティングがあります。他所のネーチュァー・クラブの企画ですが又参加することにしました。
ところが
雨の中茂みを分けて歩くのはちょっと億劫だなァと言う気がしてどうしようかと迷います。我が家からFiremen's parkまでは車で5分の距離、家を出る9時50分までには止むかもしれないので、状況に従うことにしました。雨パンツだけははいて行きましょう、濡れるから。
気温は9℃、寒いです。洗濯予定だったフリースのジャケット裏をまた洗濯籠から引っ張り出して。。。

今日のリーダーは野草の食用、薬用その他について知りたがり人間のナンシーという人でした。
スミレは葉も花も食用に出来るのよ。花をサラダに入れたり、綺麗でしょう。
私はジェリーを作るのだけど、薄紫の綺麗なジェリーよ。
といった具合です。
花を一晩水につけておくと色が出てくるのでその水でジェリー作るのだとか、私は本気で作る気が無いので細かく作り方を質問しませんでしたが、花は沢山必要なようです。
ナンシーはガーリック・マスタードで作ったディップもタッパーウェァに入れて持って来ていました。これをクラッカーにつけて皆で味見させてもらいました。
ガーリック・マスタードの香りは殆どしませんでしたが美味しいディップでした。
だったせいか参加者は少なくナンシーを入れてたった六人、でもちょうど良かったかなという気もします。いつもと少し違った良い経験でした。

ガーリック・マスタードはヨーロッパからの開拓者達が食糧として持ってきたのが繁殖してしまったもので、今では目の敵にされるしたたか者の雑草です。1868年にニューヨークのロングアイランドで初めて記録されたそうです。
種は5年は生き延びるので、一年や二年戦っても絶滅できません。
そんな訳で私も毎日この草との負け戦に挑んでいます。
五年、頑張るぞ~。

           学名:Alliaria petiolata
           英語名:Garlic mustard
           和名:なし、英語をそのままガーリック・マスタード
           エスペラント名:判りません。勝手にAjlosinapoってどうでしょう。

Garlic Mustard 1st yr.最初の年は小さな蕗かな、という感じの可愛い葉っぱだけが地面いっぱいに生え、二年目には30㎝以上の高さに伸び白い花を咲かせます。
葉を揉むとニンニクの臭いがしますから、間違うことはありません。
ナンシーに寄れば葉は若いほど柔らかいので上の方の葉を摘んでサラダにしたりサンドイッチに挿んだりするそうです。日本人ならおひたしにしたり胡麻ヨゴシにしたり、胡桃和えにしたりするでしょうか。

日本語ではどう呼ぶのか検索してみましたが出て来ません。にんにくと芥子を使った瓶詰めのペーストかなんかが出て来ましたけれど。

ドライアドの鞍

2006-05-08 08:45:16 | 自 然
Dryad's saddle


                  学名:Polyporus squamosus
                  和名:アミヒラタケ(サルノコシカケ科)
                  英語名:Dryad's saddle
                  エスペラント名:Poliporo の類

        生え始めたばかりのアミヒラタケ⇒

Dryad's saddle Baby


この前の土曜日、シャグバーク・ネーチャー・プリザーヴを徘徊中立派なサルノコシカケを見つけました。
英語ではDryad's saddle、つまり「ドライアドの鞍」です。
日本語では「猿の腰掛」だと言ったら、猿は存在するけどドライアドは存在しないのよね、と言う返事が返ってきました。
ドライアドとは何ぞや?と言うわけで検索を余儀なくされ、序でにサルノコシカケには食用に出来る物も有るということまで調べました。木の切れっぱしみたいなサルノコシカケを食べる人も居るのに驚いたのですが、それを商売にしている人もいて幾重にも驚いています。茸の一種であれば当然でしょうね。木に生えると言うことでは椎茸だって木に生えるのだし。

ドライアドはギリシャ神話の「木の妖精」です。
詳しくはウィキペデアのページを訪ねてください。

英語のページにはドライアドの絵もあります。
Dryad

そっくりそのまま翻訳したのがこの日本語版
ドライアド

サルノコシカケについて勉強したい方にはこのサイト。
サルノコシカケ

こちらは英語版。
Dryad's saddle

ちょっと賢くなったような気分です。

さくらの花

2006-05-03 08:20:33 | 自 然
Cherry blossom


ナイアガラ公園はライラック・ガーデンの近くでこの桜を見つけました。
花びらの数は少ないけれど八重です。花びらは少し縮れ、色もほんのり濃いめのピンクで、日本で見たことが有るような気がします。
何と言う名の桜なのでしょうね。
今までは桜はさくらと思っていましたが、色や花びらの形や枚数がそれぞれ違うことに気付きました。ご存知の方教えてください。

久しぶりのアウティング

2006-04-24 09:51:35 | 自 然
Baldeagle's nest

Muskrat's nest


昨日は久しぶりにナチュラリスト達とのアウティングに参加しました。
上の写真はどんな所か、参考までに。写真として評価しないで下さい。
私のチビカメラだから撮れないと言うより遠すぎて望遠鏡で見てもこの程度なのです。スコープを持っている人が何人か居ます。そのスコープで覗いて、やっと巣の中の母鳥の頭が見えました。
マスクラット、つまりジャコウネズミの姿を私は見ませんでしたが。
「ア、水の中に何か泳いでいた。。」
「ってことは魚?」
「毛皮だった、犬かしら?」
「犬?こんな所に?まさか。。」

「さっきビーバー泳いでいるの、見た?」
「ビーバーは此処には居ないよ。あれはカナダだけのものだもン(ビーバーはカナダの象徴、この人のジョーク)」
「ビーバーが巣を作るのは水の流れている所だよ。此処は湿地。それは麝香鼠でしょ。」
と言うような会話が時折出てきます。
Great Blue Heron
ニューヨーク州、オンタリオ湖南岸に位置し、広さが 10,818エーカー(4,378.0446ヘクタール)というIroquois National Wildlife Refuge(イロコワ国立野生動物保護地、1958年に設置) は各所に展望用の駐車場があり車で廻るのですが、運がよければ色々な鳥や動物を見られます。今回はVirginia Rail(クイナの一種)をじっくり見られたことが大きな収穫でした。
忙しい鳥でヒョコヒョコ行ったり来たり。呼び寄せの録音された声に引かれて「あなた、何処に居るの?」と言わんばかりに何度も目の前に現れてくれました。
天候はイマイチ状態。雨の予報で、みな雨具は持っていましたが、朝のうちは曇り、少し寒くなったなと思ったら雨、その後暫らくの間は雨も止んでヤレヤレ、陽射し、青空に続いて土砂降りという一日でした。
湿地帯の周辺にボードウォークの出来ている所もあり散策もしました。大きなFiddlehead(ワラビやゼンマイのように先が巻いて綿状のものに包まれている、食用になり、店に出ていることもある)やピンクのスミレも見ました。
右の写真は大青鷺。何羽も頭上を飛んで行きました。飛んでいる姿は悠々としていて好きです。
帰る頃数百羽のカナダ雁が目の前の湿地に集まり始め、空が真っ黒になるほど(ちょっと大袈裟)次から次と飛んできました。
その光景はカナダ雁じゃない鳥を見せて!などと言っていた人も、「圧巻!」と言っていた位見事でした。
疲れたけれど、行って良かったという一日でした。




駒 鳥

2006-03-08 08:46:52 | 自 然
ずっと中断していた散歩をボチボチ始めました。
スズカケの木の下を通った時、頭上でピヨピヨと鳴く声がして見上げると駒鳥が一羽歌っていたのです。
駒鳥どころではない二ヶ月あまり、季節の移り変わりなどどうでも良かったのですが、数羽の駒鳥が、雪がまだ残っている芝生の上を元気にピョンピョン飛び回っているのを見て、私も元気に生きて行かなければと思ったのでした。
ネーチャークラブの行事にも誘われるままに出掛けようと思っています。

故人と深い関わりがあった筈の人でも、報せを受けながら何の挨拶も無い人も居ました。このような人のことは忘れましょう。
僅かな関わりなのに思い遣りを寄せてくれた人々は多かったのだし、このような人たちを疎かにしたくないと思います。

駒鳥を見たよ、
と言うと、本当?と眼を輝かせ春の到来を喜んだ頃の夫を思い起こします。
その頃になるとユキノハナ(スノードロップス)が咲くのを待ち焦がれていたものでした。
今年は私一人で見るのかなァ。
いや、その頃カルガリーの娘一家が又来てくれます。