さんたろう日記

95歳、会津坂下町に住む「山太郎」さんたろうです。コンデジで楽しみながら残りの日々静かに生きようと思っています。

お仕事一筋の長老に朝の光が輝いて

2013-05-05 | 日記


 ばばちゃんの台所の窓に私たちの集落の長老(男子)の姿が見えました。朝の光をあびて畑を眺めていらっしゃる姿に心をひかれて尊敬の心を込めてシャッターを切りました。

 耕された畑に防草ビニールシートが敷かれています。今年はこの畑に何をお作りになるんでしょうか、昨年はやっぱりお一人で畑に防草ビニールシートを敷いて白菜をお植えになりました。

 そして秋、ご家族の息子夫婦、孫夫婦、ひ孫の子供たち大勢の応援を指揮なさってすばらしい白菜を収穫なさいました。楽しいご家族のお祭りですね。私たちじじいとばばちゃんも台所の窓から眺めて、長老ご家族のなごやかな様子に心が温まりました。

 長老は私より4歳か5歳年上でいらっしゃるので90歳前後の方です。70歳の頃会社をやめられて20年、農業一筋に生きて来られました。生涯現役というんでしょうね。

 寡黙のお方ですけど道でお会いして挨拶を交わす時の笑顔は暖かいです。

 朝の光の中で畑を見つめ今日のお仕事を考えていらっしゃる長老の姿を見てばばちゃんと「Mさん(長老)っていつまでも元気で仕事をなさる偉い人なんだな・・」しみじみ言葉を交わした朝でした。