実はこのところの鬼母、「のんびり娘の足りないところ」が気になって気になって・・・
イライラしたりやきもきしたりの毎日でした。
心配事は2つに集約されます。
高校生活があと1年になった今になっても、「時間」「スケヂュール」の感覚が育たない
(本人が意識しようとしない)こと。
自分の気分が優先して、周囲がどう見るかを判断できない(しようとしない?)こと。
どちらも、鬼母が指導しようとしても、「お小言」と捉えてしまって話しが先に進まない。
「自らを省みる」事が全ての始まりなのに、そこへさえたどり着けない。
上記2つの感覚って、仕事(社会生活)をするうえで外せないでしょ。
天才鬼母は、「結果を想像」する能力にも長けているわけで・・・
つまり、まぁ、イライラして喧嘩になるっていうことですわ。
あれも出来ない。これも駄目。あっちもまだまだ。
そんな気持ちを抱えた中での学校見学。
鬼母はいつも通り、「ポカしてないか」とチェック目線だったのですけど、
先生の
「保育士、向いていると思いますよ。子供のペースをちゃんと考えて気遣っていましたもね。」
の言葉に、
「あぁ、そうだった。この子は優しいんだった。小さな子供の事を待てる子だったんだ。」
って・・しばらく忘れていたことを思い出してジワッと来てました。
そして、先生からいきなりの質問
「保育士になろうと思ったきっかけがあったんですか?」
のんびり娘、予測していない質問にしばし無言。
でも、私の方に視線を送ることなく、喋り始めました。
自分が保育園の頃、友達とほんの取り合いをして耳を怪我したこと。
その時、先生がずっと一緒にいてくれたこと。
それで、保育園の先生になりたいと思うようになったこと。
家で一度も話したことがないのに、伝わるように
先生の方を向いて語りました。
鬼母は「作戦参謀」だから、有利不利でものを考えがちなのだけれど、
「想い」があるからその道へ進もうとするわけで・・
そういう当たり前のことを今日は、改めて気付かせてもらったなぁって思いました。
帰りの電車の中で、
「今日、大泣きしてる子がいたよ。私みたいで可愛かった。次は一緒にいてあげたいな。」
そうだね。君は保育園に通い始めた最初の頃、
預ける度に大泣きをして、まるで誘拐された子のようだった。
その頃のことをまだ覚えている君は、泣いている子の気持ちに寄り添えるんだろう。
あれも出来ない。これも駄目。あっちもまだまだ。
今の彼女には足りないところがあちこちあるけれど、
子供が好き。小さい子のために何かしてあげたいっていう
彼女の「想い」が引っ張ってくれることを、もう少し信じてもいいかなって、
そんなことを思いました。
イライラしたりやきもきしたりの毎日でした。
心配事は2つに集約されます。
高校生活があと1年になった今になっても、「時間」「スケヂュール」の感覚が育たない
(本人が意識しようとしない)こと。
自分の気分が優先して、周囲がどう見るかを判断できない(しようとしない?)こと。
どちらも、鬼母が指導しようとしても、「お小言」と捉えてしまって話しが先に進まない。
「自らを省みる」事が全ての始まりなのに、そこへさえたどり着けない。
上記2つの感覚って、仕事(社会生活)をするうえで外せないでしょ。
天才鬼母は、「結果を想像」する能力にも長けているわけで・・・
つまり、まぁ、イライラして喧嘩になるっていうことですわ。
あれも出来ない。これも駄目。あっちもまだまだ。
そんな気持ちを抱えた中での学校見学。
鬼母はいつも通り、「ポカしてないか」とチェック目線だったのですけど、
先生の
「保育士、向いていると思いますよ。子供のペースをちゃんと考えて気遣っていましたもね。」
の言葉に、
「あぁ、そうだった。この子は優しいんだった。小さな子供の事を待てる子だったんだ。」
って・・しばらく忘れていたことを思い出してジワッと来てました。
そして、先生からいきなりの質問
「保育士になろうと思ったきっかけがあったんですか?」
のんびり娘、予測していない質問にしばし無言。
でも、私の方に視線を送ることなく、喋り始めました。
自分が保育園の頃、友達とほんの取り合いをして耳を怪我したこと。
その時、先生がずっと一緒にいてくれたこと。
それで、保育園の先生になりたいと思うようになったこと。
家で一度も話したことがないのに、伝わるように
先生の方を向いて語りました。
鬼母は「作戦参謀」だから、有利不利でものを考えがちなのだけれど、
「想い」があるからその道へ進もうとするわけで・・
そういう当たり前のことを今日は、改めて気付かせてもらったなぁって思いました。
帰りの電車の中で、
「今日、大泣きしてる子がいたよ。私みたいで可愛かった。次は一緒にいてあげたいな。」
そうだね。君は保育園に通い始めた最初の頃、
預ける度に大泣きをして、まるで誘拐された子のようだった。
その頃のことをまだ覚えている君は、泣いている子の気持ちに寄り添えるんだろう。
あれも出来ない。これも駄目。あっちもまだまだ。
今の彼女には足りないところがあちこちあるけれど、
子供が好き。小さい子のために何かしてあげたいっていう
彼女の「想い」が引っ張ってくれることを、もう少し信じてもいいかなって、
そんなことを思いました。
涙腺が緩んでしまいました。
ためらう事なく「想い」をしっかり言える
娘ちゃんと、その娘ちゃんの「想い」に裏打ちされた行動をちゃんと見抜いてくれる指導者。
「時間」「スケジュール」はきっと後からついてくる!と思ってしまいました。
のんびりちゃんは、保育士にとって一番大切な
核の部分がちゃんと出来ているんだもの!
そういうところが私にはあります。
常に、最悪の事態に備えておく。
最悪の事態を乗り切る準備をせざるを得ない。
そういう事情からきているのかもしれませんね。
この日は、そんな鬼母が「すべてお見通し」のつもりで「すっぽり見落とし」ていたことに気づかされた気分でした。
でもね、「・・・かな?」に、やっぱり私の気持ちは表れちゃうんですよ。
楽天的に全面的に「何とかなる」とは思えない。「絶対大丈夫」だとも思えない。それが鬼母の正直な気持ち。
ただ、ここからの彼女を育てていくのは、鬼母のお説教ではないんだろうとは感じているのです。
では、何が彼女を育てていくのか。
それが何か、ずっと見えなくてやきもきしていたのだけど、この学校にはもしかしたら「それ」があるのかもしれないと、そのように思えた1日でした。
我が家なんて、常に「危機的状況」ですしね(笑)