娘にあう中学ってどんなところだろう?大都市に住んでいて選択肢が多い分迷ってしまう。
「私立の中高一貫校は、規律が厳しくてやんちゃな子がいないから過ごしやすいかもしれませんよ」と言われたこともある。分厚い中学紹介の本を買って、娘が入れそうなところ、通えそうなところを片端からピックアップしてみたりもした。
娘に一発勝負の入試があうとは思えないから、選ぶところは当然「底辺校」になる。「底辺校」、、、響きは悪いけれど、よく読むとなかなか親切なところが多い。補習や漢検、英検チャレンジ、毎日の積み重ねで6年かけて伸ばしていこうという意志も感じられる。そう、少子化で生徒獲得が生き残りの大きなポイントだから、どの私立も一生懸命なのだ。
6年かけてじっくり育つ。確かに魅力的。でも、でも、いろいろ考えてやっぱり皆と同じ公立中を第一志望にする事にした。
「女の子だけの学校と、男の子と女の子がいる学校とどっちがいい?」と聞いたら「女の子だけは嫌だ!」ってそう答えたんだもの。そうだね、女の子の中には入れなくてしんどかった時、男の子達が随分君を支えてくれた。今だって、女の子にはうまく話し掛けられないけど、男の子になら軽口を叩く事だってある。そんな君に「女の子だけ」はかえってきついよね。
それに、母は思うのだ。「初めて」に弱く慎重な君が、思春期に大きく成長してしまう男の子達と切り離されて過ごすとしたら、きっと恋愛に臆病になってしまうね。
高卒の資格だって、そりゃぁ欲しいよ。だけど、それは、最強家庭教師のママが付いてりゃどうにかなるでしょ。でも、「男の子との付き合い方」は教えてあげられない。それは君が自分で学んでいくもの。
だからね、今の友達が多く進む学校で、また皆に少しづつ支えてもらいながら成長していってもらう事を選ぼうと思うのよ。
今週は、中学校の公開授業、君の進む学校をちゃんと確かめて来るからね。
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