のんびり娘の謎

10円が2個で、、、12円?今日の前の日は、、、前の日?のんびり娘のお答えは、理解できない謎ばかり。さぁ、どうする?

テスト期間です。

2008-02-27 16:12:58 | 4年算数
明日から期末テストなので、毎日「ひっつき勉強」しています。
空いている時間も、国語のテスト問題などを作ったりしてるので、
(問題という形で経験しておかないと、なかなか脳に引っかからない娘のため、
必要と思われる部分。娘が誤解しやすい部分を、予測問題として作るんですよ)
またまた時間がなくなっています。

小学校も、同じ用にこれからがテストの嵐ですよね。
1年生は、文章問題からまとめへと移ってきているかと思います。

この項、またいつか1本立てたいんですが、
教科書の終わりの方ででてくる文章問題の絵図化。
言葉の弱いお子さんたちには、是非「言葉」と結びつけて教えてあげて欲しいです。

この間少し書いたように、問題文は1文ずつ区切って絵にしていくやり方を身につけると、今後の読み取りの役に立ちます。

引っかかりやすいのは、
「子どもが8人います。ひとり1つずつ帽子をかぶっています。帽子はあと4つあります。
帽子は全部でいくつでしょう。」

これまでは、文章の中にでてくる数字はふたつだけでした。これは3つでてくるので
8+1 なんてなってしまう子がいます。

絵にしてみると、どの数字を使ったらいいかがわかりやすくなりますので、混乱している世言うなら試してみてください。

もう一つが「比較」の問題。
これは「言葉」にひっかかるんですよね。

赤い花が6りんさいています。白い花は赤い花より3りんおおくさいています。
白い花は全部で何りんさいていますか。

引っかかるのは「より」です。
「より」を絵図でどう見せるか。

私は「より」を「同じ所からスタートだ!」と掴ませるようにしました。

最初の文章で、赤い花を1列に6個描く。
次の文章は、「より」まででストップ。
「より」って言ったら、そこまで追いつかなきゃいけないんだよ。
と、赤い花の下に白い花を6個描く。
そうしておいて、区切りの線を引いてしまうんです。
で、その線が「より」なんだと、書いてしまうの。
「より」って、「ここからスタート」っていうことなんだよ。

続いて、「より」の後の文章。

3りんおおく ってかいてあるね。
さぁ、おおいってどっちに進むんだっけ?
で、絵図の「より」の区切り線のところから、左右に矢印を描いて指差させます?
右向きを指してくれたら、
そうだねぇ、こっちにいくつ?
という風に、確認しながら3個描きこみ。

で、必要な数字をサッと書き込んで、最後の文章。
読んだら、「じゃぁ、この絵のどこを数えたら答えが出る?」
で、指差してもらって、そこに?を書いちゃいます。

「すくなく」
の場合は、「より」までが同じで、
「少ない」から左へ3個進む。(3個消していく)
という具合に見せていきます。


2年は長さ。3年は箱の形。
どちらまま絵に書きましたね。

4年生の面積の計算。
学校では駆け足です。
ほんとうはね、「1平方センチメートル」の小さな紙をいっぱい作って、
色んなものの広さを測ってみる体験をたくさん詰んで、
「広さ」や「面積」っていうのがどんな事なのか体感してから計算に進んだほうがいいのですけど、計算まで駆け足で終わりました。

のんびり系のお子さんは、単純な計算で出来るものは案外強いんですよね。
だから、「縦×横」で答えが出る単純な計算は割りとすんなり入ります。
でも、凸凹の形を、自分で区切って四角二つに分けるような問題では、
計算しているうちに自分が何をしているのかわからなくなってしまう事も多いです。

「面積」とは、小さな四角(1平方センチメートル)画いくつ取れるかということ。
長方形や正方形(この言葉が良く入っていないこには絵を書いて「こういう四角ね」と見せてます)だと掛け算で簡単に答えが出る。
でも、凸凹では計算できない。
だから自分で切るところを決めて、四角ふたつに分けるんだ。
それぞれの四角の面積を出して、あわせると答えにたどり着くよ。
(こういう論理にたどり着かないまま、ただ先生のやったとおりにノートをとっているこ多いです。)

そこそこ力のあるこでしたら、こういった丁寧な説明だけで済みますが、のんびりちゃんにはもう一工夫。
以前書いた記事にあると思うのですが、

これから自分がするべき計算の手順を、予めキチンと書いておくのが有効かと思います。
凸凹図形に線を引き、ふたつの四角に分ける。
大きい方に 「大」と書き込み、計算欄左隅に「大」。
小さい方に「小」と書きこみ、今書いた「大」の下にそろえて「小」。
そうして最後に、
「それをどうしたらいいとおもう?」と問い掛けて、
「大+小」を導き出します。
もちろんそれも、計算欄左隅、「小」の下に「大+小」と書いてしまいます。

そうしておいてから、ゆっくりと、
「大の面積は・・・」と数字を読んで式作り。
こうしておけば、遣り掛けで続きを忘れちゃうというミスは防げます。

こうした問題を解く時の考え方が視覚的にわかりやすくなりますので、
「-」を使うパターンの時にも、考え方が掴みやすくなるように思います。



あと、図形に書き込まれている情報(あちこちの辺の長さ)がおおい時、
「縦」と「横」を的確に読み取れないお子さんも結構います。

最初に目に入った情報に捉われて、実際に必要なところに目がいかない。
そういうデータは数字で書き込んであるものだという思い込みがあって、
たしたり引いたりして出さなきゃいけないという事に気付かない。

そういう傾向が見られますから、「自明の理」って思わないで、

「この四角の縦はどこかな?何センチかな?」
って、確かめていくといいかなって思います。



テスト前なので、急ぎアップしました。


のんびり娘は、明日数学と家庭科のテスト。
数学では「立体の表面積と体積」の勉強をしてます。

そろそろ帰宅時間ですね。迎えにいってきます。

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