先月10月25にNHK出版から発行された
「本当の豊かさ」はブッシュマンが知っている
(約400ページの大作)
ジェイムス・スーズマン著
佐々木知子訳
を3日ほどかけ読んでみました。
一人で狩りに出るのはめったにないと
ごちそうがいっぱい。
このような場所で。
農耕が広まる以前に最古の祖先はどう暮らしていたのか。
狩猟採集民を「生きた化石」として
物質的欠乏の苦しみにずっと耐えており
不安定な生活をしていたとみるのが一般的ですが、
ジュホアン・ブッシュマンの場合には
自然の中での生活は
不快でも野蛮でもないし、人々は短命でもなかったと。
エネルギーや労働量を調べてみると
調査対象のジュホアンなどでは
その環境でよい暮らしをしており
狩猟に加えて
野生の木の実・野菜を取って生活していた。
栄養に必要なものを確保するのに週15時間しかかけない。
家事には15~20時間。
こうした生活は
狩猟採集生活は
絶え間ない困窮を伴うという考えと一致していないと。
ではなぜ?
ということで
一気にP400を一気に読んでみました。