名南将棋大会ブログ 名古屋

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将棋の上達法則(26)

2015-05-24 | 将棋上達法則
さて、詰将棋や定跡を覚えてからの実戦はどうだったでしょうか。前より強くなったと思えたら大成功です。

何局かやれば、あれ?何か違うなあと思うことがあるでしょう。

1 相手が振り飛車をやってきた。
2 いきなり角交換された。
3 定跡通り進めたはずだが知らない局面になった。
4 詰みだと思ったら逃げられた。

1 のときどう対応しましたか?覚えた定跡の逆をもって、あなたが居飛車側で進められたなら構いません。居飛車を持っても指せるように本を見直しておきます。
相手の陣形なんて気にしないで両方とも振り飛車になったら、これは相振り飛車と言う形です。指し方はあまりにも多く、教科書にしていた藤井先生も
相振り飛車を指しこなす本〈1〉 (最強将棋21)
相振り飛車を指しこなす本〈2〉 (最強将棋21)
相振り飛車を指しこなす本〈3〉 (最強将棋21)
相振り飛車を指しこなす本〈4〉 (最強将棋21)
と4冊も出しています。教科書を増やしてもいいのですが、1冊だけなら4間飛車で対応する
これからの相振り飛車 (マイナビ将棋BOOKS)
を勧めておきます。
あなたは自分で考える力を持っています。定跡をあまり気にしないで、実戦的な訓練時間を増やしましょう。

2 は見たこともない形になって困ったかもしれません。角を交換してきて歩を取られて、筋違い角というやつです。ほかにも定跡書ではみないような戦法に出会うかもしれませんが、あまり気にしないでその時に考えましょう。終わってからネットで調べてもいいし、強い人に聞いてみてもいいです。その相手に、初めて見たのですが、なんという戦法ですか?と聞けば、名前くらいは教えてくれるでしょう。

3 は先手後手の違いか、あなたか相手が間違えたか、わかっていて変化されたのかもしれません。こういうことは覚えておいて(すぐにメモしておきます)、教科書に書いておきます。何回も書き込めばあなただけの定跡書、教科書になるのです。

4 は詰将棋を中心にやっていたから王手ばかり考えてしまうためですが、これは次の訓練で対応します。棋譜並べというやつです。

詰将棋は毎日やりましょう。1問だけでも習慣にします。もっと難しい本を探すのもいいです。
並行してやっていた、4間飛車の定跡書、教科書を覚えたら、棋譜並べに移りますよ。あなたは考える力があるのですから、実戦に近い訓練をすれば強くなります。

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