名南将棋大会ブログ 名古屋

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必殺 かまいたち戦法 他

2015-12-05 | 将棋本 断捨離
必殺!かまいたち戦法―英春流のすべて (三一将棋シリーズ)
必殺!19手定跡―英春流「かまいたち」戦法〈居飛車編〉 (三一将棋シリーズ)
必殺!右四間―英春流「かまいたち」戦法〈完結編〉 (三一将棋シリーズ)
必殺!陽動振飛車―英春流「かまいたち」戦法〈番外編〉 (三一将棋シリーズ)
英春流 将棋問答―必殺「かまいたち」戦法 虎の巻編 (三一将棋シリーズ)

1988年から1995年出版、鈴木英春(えいしゅん)さんの本です。

英春流(えいしんりゅう)かまいたち戦法という総合戦法がありまして、知る人ぞ知るという戦法で、この本はとっておきです。
先手なら、76歩34歩に48銀と上がります。これですべての戦法に対応してしまいます。(私もやることは違うのですが影響を受けてしまって、この立ち上がりで指します。)
四間飛車にはこの形

銀2枚が異様ですが、中央から攻めると見せて5筋の受けを強要して一方的に固めます。金2枚だけでも穴熊にできます。これが狭義のかまいたち戦法です。知らない間に斬っているというのが由来です。組めば勝てるという意味です。
ただ、52金42銀で低く受けて石田流にするという対策が出て下火になりました。今では中飛車左穴熊に受け継がれていますね。
中飛車や三間飛車には腰掛銀で攻めます。また、位取り中飛車に反撃する指し方もあります。

居飛車で来られれば

これが超急戦の定跡。
後手番ならこれはできないので、横歩を取らせて右銀が進出していく指し方です。

英春さんは腕力があるので、どれもきれいに勝って見せます。時々間違えますが、多くは作戦勝ち以上にはなっています。
私は中央位取りと相居飛車には違和感があって、まねはしないのですが、右4間はよくやります。(腰掛銀が好きなだけですが。)






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