今日のわたくしゴト

今日書いておきたいこと。

また、テンプレート、変えてみました。

LOVERS 十面埋伏(HOUSE OF FLYING DAGGERS)

2006年01月08日 21時31分04秒 | cinema
WOWOWで見ました。
「dagger」を辞書でひいてみたら、「両刃の短刀・短剣」でした。
『飛刀門』だからね。

ストーリーは進むにつれ、「あれ、これどういう話だっけ?」と
思うほど、ストーリー自体は明快ではありません。

いいの、スターが引き立って、画面として美しければ、、、。

現在、高倉健さんの「単騎、千里を走る」で話題の
チャン・イーモウ監督作品。
色彩の魔術師と言われるのが
よくわかる作品です。
CGか、自然の風景か、よくわからないくらい
美しい画面の配色です。

そして、ワダ・エミさんの衣装も素敵。
飛刀門の被る、竹ヒゴの太さが一定でなく、きめの粗い編み笠が素敵。
竹林に紛れる緑色の衣装も素敵。

逃避行中に随風と小妹が着ている服も
着物の織り文様が素敵。
そんな地味な色だけど手の込んだ高級な服着て逃げてたら怪しいって、、、。

官史の金(金城武)と瀏(アンディ・ラウ)。
二人の胸に「○に捕」。
「チェオクの剣」でさんざん出てくる捕盗庁。
二人も、ポドチョンかしら、、、。
あれ、反乱軍の撲滅を図る、地方の役人だったよね、、、。
朝廷の兵は別にいるし。

アクションは、やはり、様式美。
振り付けが大切。
小妹を逃すシーンの金の体を半回転させての潜入ジャンプとか、、、。
平原の楯兵の組手のような動きとか
竹林のなかの朝廷の追手とか。

ありえないシーン(小妹の180度開脚で2本の竹に踏みとどまっているところとか)も
ありますが、
アクションシーンの様式美に酔いました。

そして、スケールの大きさが贅沢。
遊郭の太鼓をずらっと並べるシーンは日本では出来ないよね。

個人的に一番好きなシーンは
「私の目の前で、他の男を誘惑した」という
冷静を保とうと努力しながらも、嫉妬のあまりプルプルしている
アンディ・ラウが、素敵でした。

監督: チャン・イーモウ(張芸謀)
○単騎、千里を走る(2005)
○LOVERS(2004)
○ 「あの子を探して」ができるまで(2002)
○ 至福のとき(2002)
○ HERO(2002)
○ あの子を探して(1999)
○ 初恋のきた道(1999)

アクション監督: トニー・チン・シウトン
衣装デザイナー: ワダ・エミ
出演: 金城武
アンディ・ラウ
チャン・ツィイー
ソン・タンタン


第26日目 KERESEM AZ IGAZAT (ハンガリー語)

2006年01月08日 01時34分42秒 | Wie heisst das auf
今日は留守番だったので、
ミュージカルCD「ジキル&ハイド」の
曲順を書き出してみました。

ブロードウェイ版、見やすい曲順一覧表ないんだもん。
今、何曲目か判らないんです、聴いていて。

本日、アターソンは、ジキルとともに、4曲目から登場することが判明。
「PURSUE THE TRUTH」が、
ハンガリー版だと、
「KERESEM AZ IGAZAT」。

KERESEM  「KERES→探す」+1人称「私は探す」の定活用語尾em

AZ     英語の「the」にあたる定冠詞「a」。
      母音で始まる名詞の前に付くときは「az」

IGAZAT   igaz「本物」+語尾が「t」終わっているので、
      対格の接尾辞(「~を」)かな?

英語タイトルだとドクターらしく「真実を追究」する感じですが
私が今日調べた限界ある、ハンガリータイトル直訳だと、
「本物をさがす」で、「自分は何者か」というアイデンティティーを問う
自分探しっぽいミュージカルなのか?と推測されます。

新選組 土方歳三 最期の1日

2006年01月08日 00時55分33秒 | その他テレビ・ドラマ
本日の再放送で、ようやく見ました。

「叩き切る!」の山本君の巻き舌な発音に、きゅーん。

今回の見どころは、
なんと言っても、榎本武揚。
「誰、この人、なんて役者さん?」と思いながら見ていました。

ヒゲの念入りなお手入れに
兵士が戦っている間、部屋の中で菓子食ってる男、榎本。

里見浩太郎さんの
昔、年末大型時代劇で見た「五稜郭」とは
うってかわって、お茶目さんな、榎本。

その嫌なやつから後に、チャーミングな御仁に
変身する榎本を演じたのは
片岡愛之助さん。

最近、芸能ニュースにも登場された方ですが、
ここにも出演されていたのですね。

榎本が、標準語を捨て、
土方との会話を始めたあたりから、
ぐっと、片岡さんはチャーミング&お茶目光線を放ち始めました。

榎本の夢には、笑わせてもらったよ、、、。
ドラマ「五稜郭」の榎本とは、真逆な真面目さ。

これから、マイ・ブームとして使いたい「ロマンチ」です。

二人の作戦会議の際、
(セリフを細かく覚えていませんが)
「では、今回は、私が山南の役というわけだな」
と腰を降ろす榎本に、
「あんたは、あんたでいい」と答える
土方が、良いです。

そんな風に、人が人と出会って、変ってゆく様を
端的に描く三谷作品が好きです。

真っ赤なドレスに日本髪を結った、
ナンノちゃんの武蔵野楼の
毒婦ぶり、というか、何も言ってないのに
妖婦なところが素敵でした。