三筋北陸・ワインダー(糸捲き機)の専門機料店

繊維産業のウラ話に迫る、メンテナンスのお気楽日記。

メンテお気楽日記 4月1日 喫茶店会議?

2012-04-01 | メンテナンスお気楽日記
むか~し・昔。「機屋・撚糸屋のおやじ」といえば
朝の段取りをすませば、女工さんに仕事の指示を出し、奥さんまかせで喫茶店。

たまり場?では、巷の情報や噂話を仕入れ、けっこうな文化人?
人付き合いの苦手な御仁は、庭木の手入れや趣味の骨董を楽しむ。

男仕事といえば、糸の出し入れと取引先との打ち合わせ?がメイン。
糸の品質に関しても、熟練工員さんの方が目が確か。良い品だけ見てれば良かった。

いつの頃からか、女工さんは70代、新しい女工さんは入ってこない?
入れられないのが本音だが、奥さんといっしょにガンバレば、まだ何とか出来た。

喫茶店でおやじの姿を見かけなくなり、庭木の手入れもおざなり。
おやじはというと、ボビンやシリンダーに糸を掛け、工場内を忙しく回っている。

外に出ない、出られないということは、地域とのつながりも期薄。仲間との付き合いも。
「地域産業」をうたってきた仕事が「家内産業」へと変わりつつあるのを強く感じる。

地域・産業の活性策は「人のつながり・集まり」にあると思う。
確かに「組合に行っても・・・」なんて話はどこでも聞く。期待するほうが間違っている。

組合は仕事をくれるハズもなく、組合を利用するぐらいの意見を持ち込まなければ動かない。
それには、喫茶店のバカ話、本音が言える仲間が大切。

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