三筋北陸・ワインダー(糸捲き機)の専門機料店

繊維産業のウラ話に迫る、メンテナンスのお気楽日記。

メンテお気楽日記 1月17日 冗談から商いが成立!

2011-01-17 | メンテナンスお気楽日記
13日の記事に書いた元機屋のばあちゃんとの話。
工場の隅には、昔使っていた四つ枠が山になっていたので、

「これが高山も骨董店なら一ケ500円、インテリア用に糸捲き仕上げすれば1000円以上、
すごい財産持っているね。でもリサイクル屋に持ち込んでも10円以下、燃やせば消防署に怒られる。
様は、欲しい人あってのお宝。ゴミになるかお宝になるか、あとのお楽しみ」なんて・・・

ところが、すぐに「お宝」に成りました。

朝一番の電話が「写真の糸を巻く木枠みたいなもの、譲ってもらえるでしょうか?」
別に自分が商売をする気もなかったので、ばあちゃんに電話。簡単に「いいョ!」

でもいくらなんでも、タダで貰ってくるわけにもいかず、迷ってしまう。
10円から500円の差は大きい、結局、ばあちゃん100円世話料100円の200円、着払い。

でもまだ、ばあちゃんは「捨てるものでお金をもらうわけにはいかない」と遠慮する。
ばあちゃんにはゴミかもしれないが、欲しい人がいることが理解できないらしい。




メンテお気楽日記 1月16日 雪の降る日はコツコツと・・

2011-01-17 | メンテナンスお気楽日記
                    かってな思い込みでくみ上げてしまった・・・
一級寒波に襲われた日曜日。
人通りもなく、車も通らない。町中がシーンとしている。

こんな日は家でワラ仕事なんて、昔の人なら言っただろうが今は文明?の世の中。
京都女子駅伝も見終わって、テレビばかり見ていてもオモシロクない。

事務所のストーブを点け、作業場で中古部品をそろえる。
東京へ行く予定の機械は3錘機、できるだけきれいな姿で嫁に出したい。

油を落として、ペンキも塗った。後は組み付け確認の状態まで部品は出来ている。
「ちょっと組んでみようかな」が職人のサガというより、お人よしの始まり。

まだ、仕様の話もしていないもに、かってに自分の思い込みで組み込んでいく。
作業場はけっこう寒いので、時々事務所のストーブで手を温めながら。でも楽しい時間。

8割かた仕上がって、フッと思った。「どうやって倉庫まで運ぶ?」
いくら小さな機械でも、自分の軽ではあと2センチで入らない、それに一人ではけっこう重い。

それになにより、倉庫の前の雪が心配。除雪車の入らない道だから、雪の量が大問題。