三筋北陸・ワインダー(糸捲き機)の専門機料店

繊維産業のウラ話に迫る、メンテナンスのお気楽日記。

メンテお気楽日記 1月20日 ものを作り、売るということ

2011-01-21 | メンテナンスお気楽日記
                  北陸の雪は金食い虫、もちろん他人の庭(記事に関係なかったか?)
今日、中国の高官がエライことを言っていた。
「安い中国製品で、世界はどれだけの節約が出来たことか」なんて!

おいおい、それは中国の国民の税金で飯を食っているあんたに言われたくない。
中国国内の経済格差はスゴイものがあるし、お金持ちだけを国民と思っているエゴ役人。

それより、なにより、世界のものづくり産業や経済を壊していることに早く気づいて欲しい。

偽物とまでは言わないまでも、コピー製品や二番煎じの品物は簡単に安く作ることはできる。
物の価値以上?に安ければ、多くの人が買うことも確か。だから日本の商社も飛びついた。

しかし、「もの」にはそれを作ってきた職人の知恵・技術。それを支えてきた産業の歴史があるはず。
いろいろな産業が切磋琢磨して、ものづくり・商いを行い、それを生活の糧として生きてきた。

それが今、価格競争の名のもとで多くの工場や商店が消えていくのがハッキリ見えている。

「安ければ売れる」のどこかに「ものづくり」の歪みを感じているいるには自分だけではないはず・・・