さんでんじです。

ブログで思いのまま、自分なりの感想も含めて、発信します。

大分への旅、その4。

2006-11-08 22:13:05 | Weblog
そんなうちに列車は姫路を通過して、播磨地域を過ぎていく。やたらトンネルが多い。

後方へ飛び去る山の合間から、一瞬、海が見えた。瀬戸内海だ。またトンネル。吉井川を越えた。またトンネル。もうすぐ岡山だ。

まばらな住宅の中に、you me。何だろう?知らない。青山、はるやま。知っています、紳士服の専門店。こんなところに。ファッションセンターしまむら、大手スーパーにも驚異の存在。が、次々と飛び去る。

岡山到着。あつかましいねえちゃんは、ここで降りた。ほっ。なんだか落ち着くなー。

早朝に、岡山の妻からメールがあったので、岡山駅の発車に合わせて、メールを打たなきゃ。

送信しようとすると圏外。トンネルだ。よし抜けた。パチッ、またトンネルだ。これは長い。抜けた、で、なんとか送信完了。

新尾道、三原を過ぎて、広島へ向かう。トンネル、またトンネル。たまに見える家屋の屋根瓦がとてもまぶしい。またトンネル。

広島駅に近づくと、線路の南側に広大な空き地がある。いったいどうするのだろうか。うまく活用して、多くの人が集う、活気のある地域にしてほしいものだ。などと、広島到着。写真は、その空き地です。

あつかましい、ねえちゃん。(旅の番外)

2006-11-08 19:01:36 | Weblog
と、いうか、プチおばさんか。列車が大阪に着くと、B席だった私の両隣が立ち去り、そのプチおばさんねえちゃんが乗ってきた。

私の列の横で立ち止まり、ちょっと考えた風。そして「奥へいっていただいていいですか」ときたもんだ。A席なんだ。

大きなスーツケースと普通のバッグを2個持っている。私は快く奥へ移動した。しまった、しっこがしたい。もう遅い。

B席へ座ったねえちゃんは、膝の前にスーツケースを置き、出口をふさいでいる。おまけに横の空いた席にバッグを置き、スーツケースの持ち手に脱いだジャケットをかけて、悠然とタバコを吸い始めた。

こんにゃろめ。私もタバコを口にして、しばらくは気をまぎらわせる。

次の駅、新神戸駅を発車すると、その女性は席を立ってどこかへ行った。よし、席に戻った時を狙おう。

しばらくして戻ってきた。ちょっと失礼、と言って私は席を立った。あー、すっきりした。行きたいときには、とっとと行っておくべし。

席に戻ると、女性はそっくりそのまま通路側のC席に平行移動していた。やっぱり前の荷物が邪魔じゃん。私が入ろうとすると、女性は席から立ち上がって、一旦通路に立った。ほら、邪魔じゃん。私が荷物の前の狭い隙間を抜けて、奥へ行くと、女性は座った。

荷物で通り道をふさぐのは、やめましょうね。


大分への旅、その3。

2006-11-08 16:27:44 | Weblog
乗車後しばらくうとうとして、目が覚め、列車が豊橋を通過する頃は快晴だった。蒲郡の旅館、ふきぬけが、くっきりと見える。泊まったことはないが。名古屋に2年住んだから名前くらい知っている。

しばらく行くと、南の方に風力発電の風車が何基も並び、ゆっくりゆっくり回っている。いつからあったのだろう。こんな場所でねー。

名古屋にいたのは25歳からの2年間で、車でほうぼうに行ったものだった。名古屋は完全な車社会で、銭湯に駐車場、田んぼのど真ん中の赤提灯にも駐車場があったのだから、今からでは考えられない時代だった。

名古屋を出て、流域目一杯に水量のある長良川を渡る。こんなに雨が多かったっけ。数年前、名古屋市で川が氾濫し、床上床下浸水があったのは長良川下流だったような気がする。次に木曽川を渡る。この川はまだ水量に余裕がある。

大垣を過ぎて、山間を走る。まだ山は紅葉とはほど遠い。ほんの時折、それも常緑樹のような緑の中に、ぽつんと紅葉がある。

やがて琵琶湖流域の近江平野に入ると、稲刈りが終わったはずの田んぼに、うっすらと緑が見える。雑草がはえてるのか、いやネギかもしれない。だとしたらすごい量だ。

本来ネギの旬はこれからなのだから。東京ではネギは白い部分が好まれ、関西以西で葉の緑の部分を好む。栄養は葉の部分が圧倒的に多いのだから。ネギだとしたら、葉ネギですね。

京都を出て、大阪へ到着。ここでかなりの人が下車して、車内に空席が目立ち、私の両隣も空いた。ところがなんですよ、大阪駅で。


大分への旅、その2。

2006-11-08 10:04:06 | Weblog
昨日の記の続き。その前に、大分のビジネスホテルでは、インターネットが繋がります、ということだったが、部屋のモデムでは繋がらない。あーあ、ショック。 ホテルのマニュアルの業者に電話をかけても単なるレンタルパソコン業者なので、モデムのことはわからない、という。持参したランケーブルをパソコンに繋いでもモデムのLAN-LINKがオレンジランプのままなのだ。で、ホテルの1階ロビーにあるパソコンのLAN回線を借りて使うと、なんなくインターネットに繋がる。なんてこった、やれやれである。めんどくさ。さて、旅の記を続けよう。

8時過ぎの山手線は、かなり混んでいる。乗るが用を足したくなって恵比寿で降りる。また乗る。今度は、すごい混み方。自分が持つ荷物がじゃまと感じるくらい、
確かに乗降客のじゃまにもなっている。ごめんなさい。

東京は人が多すぎる。大丈夫、もうすぐひとり減りますから。そのための旅ですから。ははは、ひとりぐらいじゃね。8時半をピークに混むのだろう。ん、品川で嫌な予感。

案の定、8時58分発は、窓も通路も取れなかった。B席である。また喫煙席しか空いてないのである。タバコを吸う人より、嫌う方が多くなったということだ。品川の新幹線ホームに降りると、50メートル感覚で外国人、白人ばかりでたぶんアメリカ人の固まりが3つあった。大リーグ、まさか。みんながカジュアルな雰囲気。カメラやビデオを回すグループもあった。

到着まで時間はあるので、トイレに向かう。緊張した面持ちの男性4,5人が立って列を作っている。精一杯我慢をしているのだ。よかった、恵比寿で済ませておいて。8時30分過ぎの時間帯はトイレが混んでいますから、ご注意を。

電車の到着直前には、日が差し始めた。到着した電車の13号車、14号車は、中学生に占領されていた。修学旅行ですね。どこまで行くのだろうね。先生は大変だ。