さんでんじです。

ブログで思いのまま、自分なりの感想も含めて、発信します。

高台から見る大阪平野に、ビルの林。

2008-06-30 20:20:08 | Weblog
近鉄電車の奈良線は、奈良側から生駒山のトンネルを通って、大阪へでる。トンネルの出口に石切駅がある、そこを過ぎると、家々の間から大阪平野が望める。遠方に幾つものビル群が見えるダイナミックな景色だ。電車は生駒山の裾野をしばらく南へ走りながら、高さを段々と下げていく。

やがて電車は平野に沈み、向きを西へと変え、民家とほぼ同じ高さで走る続ける。いつも思うけど地に降りたった感触だ。そして久しぶりの感触だ。かつて大阪へ通勤したとき、そんな感じだったと思う。

30年ほど前は、何度もこの車窓の景色を見ていたはず。今、目に付くのは、びっくりするほどビルの多いこと。もはや大阪城が、どこにあるのかもわからない。味気なくなったなー。

ビルは、どれほどの人を飲み続けているのだろうか。東京も同様に、大都会だけが膨らんでいる。いったい都会の魅力って何なんだろう。人を引きつけるものは、何。などと。

その日、大阪は暑かった。大都会だけが、暑く、熱く、分厚くなっているような。東京、大分、奈良と移って、もう東京だけは住みたくないと、思うのだが。奈良へ戻ると、これが涼しい。ひと山越えるだけでこんなに違うのかと。

くまがしへ、ついでに、大和路を走ってみた。

2008-06-29 17:56:30 | Weblog
またまたやってきました、道の駅、大和路へぐり、くまがしステーションです。この日は、すももをめっけ。1パック280円。すもも酒、いいらしいけど、瓶に空きがない。みずなす、くろなす。私には違いがわかりません。それぞれ1袋160円と130円。なんだ値段の違いなのか。でも私はなすの漬物が大好き。もう我が家にはたっぷりと漬かっています。なので、パス。

朝の9時過ぎから賑わっています。車もどんどん入ってくる。妻が言う、あんなに紫蘇の葉があったのに、中を1周している間になくなっちゃった。まだまだ野菜や花を搬入する農家の方もいる。たぶん朝採り、だから新鮮。みんな集まるわけですね。

さて帰りは、斑鳩経由で。竜田川沿いを走り、国道25号線へ。途中の水田には、白鷺が。たぶん。この辺りって、水田も多いけど、住宅も押し寄せている。まるでバトルのよう。私的には、がんばれ水田、生き残れ畑、です。

一番期待していた、というか、どうなっているか法隆寺周辺。子供の頃は、水田の向こうに法隆寺だったんだけど。なるほど、国道沿いはびっしりと住宅地。ほんの一瞬、五重塔の炊煙だけがちらっと見えた。やっぱり。前を通り過ぎるだけにして。妻は、なんだ、中に入るのかと思った、と。だって、中の仏様、結構出払ってるみたいだから。

法隆寺から、法輪寺、法起寺と至る散歩道はどうなっているのだろう。私が小学生の頃の遠足で歩いた道だった。あれから40数年以上。今度は妻と、ゆっくり歩いてみますか。

メインは、あっつあつーのコーロッケ。

2008-06-28 13:11:00 | Weblog
コロッケというのはアツアツに限りますよね。学生時代は、市場のコロッケ屋で、ジュッと揚がって油を切り、紙に包ん熱いのを、ホフホフいいながらかじったものだった。揚げたてだからソースも入らない。小腹が空いたときの、おやつだった。

その夜、夕食のメインは、コロッケ。なーんだと思う人もいるかもしれないけど、アツアツの揚げたてならばこそ、十分にメインになる。妻がコロッケに使うのは、じゃがいものメークイン。ホクッとした仕上がりになるので、肉じゃがにもメークインを使うという。男爵は、ベチャッとするらしい。それはそれでいいのだが。

茹で上がったじゃがいもは、熱いときに潰して、タマネギや挽き肉と混ぜ合わせて生地を作る。それを一旦冷ましてから、パン粉をまぶして揚げている。冷ますことで、じゃがいもの甘みが増すという。それで、おいしいのか。

私は、このソースが好き。ウスターソースにケチャップを加えて、砂糖を少々。微妙に平凡なんだけど、甘め加減がいいと思ってたら、その秘密は砂糖ですか。ひと味加えると、意外な旨さを引き出すというけど、私の舌には合っている。

ついでに、ほとんどなくなっているんだけど、右の写真はパンの耳を揚げたもの。昔懐かしい、家庭のおやつ。妻は、ちょっと砂糖をまぶしたけど、さっきのケチャップソースでも旨いかもしれない。最近、油料理が多いのは、賞味期限がちょっと切れてしまったサラダオイルがあったから。まだオイルが安いときに買ったものだから、捨てるのはもったいないと、使いまくりです。今は値上がったものね。明日は、なんの油料理かな、などと。

節約エコは、なんにもしないこと。

2008-06-27 19:24:36 | Weblog
昨日の朝日新聞朝刊、いしいひさいちの4コマ漫画、ののちゃんです。この日は、しげおばあちゃんが主人公。しげさんが、世の中エコエコエコとうるさいので、シルバー会でもエコすることに、とみんなに告げる、嫌そうに。この辺が、独特の暗示ですね。

ところが、エコは、おばあさんたちのシルバー会の会則に反するらしい。第1条の、あとのことなんかしるかい、に。で、年寄りは、年寄りらしく、節約エコをするとか。この節約エコは、資源節約のために、なんにもしないことなんです。ポスターも作りません。チラシも作りません。イベントも行いません。

なるほど、そうですね。チラシも作らない、イベントも行わない、といえば、かつての青島幸夫元東京都知事の選挙運動を思い出します。イベント、つまり集会や連呼による遊説を行わず。したがって、1枚のチラシを配ることもなく。テレビの政見放送、選挙公報のみでした。これぞ、究極のエコ選挙。タレントで元参議院議員という抜群の知名度があったから、なせる技でしょうけど。

今や、政府や都道府県、市町村、はたまた企業などは、エコだエコだと、チラシをばらまいている。紙のムダですね。ま、必要最低限の情報を紙にするのはわかりますが。紙を必要としない、ネットをもっと活用すればいいのに。そうかパソコンを使えない人もいますね。

エコというのは、限りある資源を大事に使う。節電、節水も重要なポイントです。しかし、ムダにしているものも多い。家庭のゴミなど、結構使われなかった食品の廃棄物が目立つといいます。私たちができるエコは、買いすぎない。長く使う。そして無駄遣いをしない、でしょうか。

奈良の街角で、こんなもの発見。

2008-06-27 14:46:25 | Weblog
図書館ついでの番外ですが、歩きながら、パシャパシャと、観光客のようにカメラのシャッターを切りました。で、いろいろ撮影したものからご紹介。

アーケードの東向商店街を歩いているとき、妻が、あっ、あれ。と指さした。アーケードを見上げると、レリーフじゃなくって、なんだっけ。鹿をあしらった図柄がいいですね。

1枚のポスターを見つけました。なら燈火会、ならとうかえ、と読みます。8月の夜の、闇の中を、ろうそくの灯りが流れるように。幻想的でしょうね。灯りと闇、見る人の心の中にどんな想いが巡るのでしょうか。8月の5日から14日までとなっています。

東京の佃島にもいっぱい路地があったけれど、ここは路地の向こうに石段が見える。びっしりとお店の看板や品書きがあって、その向こうにも住まいが伺える。なんとも味わいのある路地です。

この浮き彫りはお地蔵さん?仏様?何に使うもの?かつて、お寺なんかにあったのでしょうか。よく見ると骨董屋さん。お店の雰囲気も骨董的。奈良って、寺院はもちろんだけど、街中にもいろいろな発見があって面白い。

なら町で買った、団扇。

2008-06-26 13:35:23 | Weblog
去年も大分で、買おう買おうと言っていた団扇。でも、なんかピンと来るものがなくって、買えずじまい。去年の夏は、プラスチックの芯の、イベントPR用の団扇で済ませてしまった。

その団扇、ペランペランとして、なんだか頼りない。まあ、タダだからいいっか。今年は、ちゃんとした団扇を買おうねと。で、奈良市立中央図書館からの帰りに、その近隣を妻と歩いてみる。木造の瓦屋根、格子戸。古い佇まいの家屋、古い商店、新しいショップがひしめきあって、しゃれた作りの雑貨屋さんが幾つも。歩いているうちに妻の目が、段々と輝いてくる。

ウインドーに素焼きの猫。陶製のふくろう。置物に混じって暮らしの器も。妻は中に入る。陶器のお店。暮らしに使う器たちが、静かに自己主張している。ショールなどの羽織ものも。聞けば、陶芸や染と織の作家たちの作品とか。妻は、バッグを手にしたが、いまいちピンと来るものがなかった、と。

店を出て、さらに通りを歩く。この辺りは奈良町と呼ぶらしいんだけど、そんな呼び名、昔はなかったぞ。遠くに、筒状になったカラフルな和紙が店先に見える。やはり妻は、その店に。おっ、団扇がある。私も、遠目に見て直感、これいいかもしれない。

店内は、和紙、ギフトカード、ラッピングなどなど。多分20~30分かかるだろうな所要時間、妻は。いろいろ店内を見たあと、団扇を2つだけ買った。店で手にした感覚も良かったのだが、家で使うと確かに良い。長さ41.5センチ、柄の部分が19.5センチ。幅は22センチ。柄の長いから持ちやすい。うちわの重心が、紙のほとんど下部分になる。扇ぎやすい。しっかりと風がくる。柄の竹を小さく裂いて、面の骨とし、糸を通して固定している。昔の団扇って、確かこんな竹だったものだ。



コンビニ鰻重が、1580円。高いぞ。

2008-06-25 19:35:27 | Weblog
先日妻が、タバコを買いにコンビニに立ち寄った。タバコといっても、私が嗜むタバコで、私はタスポカードを持っていない。世の中の大半の愛煙家が思うように、そんなもの私は、作る気にもなりません。

タスポカードのおかげで、というか私のようにカードを持たない人のおかげで、コンビニの売り上げは好調なようで、5月のコンビニ売上高は前年同月比3.7%のアップ。中でも、非食品の売り上げは15.9%アップという。コンビニだけが得をするって感じ。

で、妻は、精算時に1枚のチラシを渡された。うなぎご予約承り中。今年の土用丑の日は7月24日。もう1カ月前から、予約の準備です。もうそんな季節かと思う。九州産うなぎ使用、国産炭火焼うなぎ蒲焼重の国産山椒付が、な、な、なんと1580円。去年が1480円で、その前は、1280円くらいだったと思う。毎年、値上がりしているような。これも中国産の産地偽装の影響でしょうか。ちなみに中国産の蒲焼重は895円。これでも高い。

こんなに高けりゃ、鰻定食を出すお店で食べた方が、いいってものかも。ご飯も鰻も、作りたてほかほか、焼きたてアツアツで、旨いだろうに。ベシャベシャの鰻重をレンジでチン、はたしておいしいだろうか。

そういえば、去年の土用丑の日が近くなったとき、スーパーの売場で、あんなにいっぱいあった中国産鰻が、売場から姿を消した。そしてほとんどが国産鰻を表示している。ホントかい?まさか、流行の産地偽装か。じゃー、その中国産鰻はどこへ消えたのだ、などと思ってものだった。私は夏バテにうなぎとは思わない。かつて誰かが言っていたけど、人が夏バテなら、鰻も暑けりゃ夏バテだ。それこそ秋になって涼しくなり、食欲も増してたっぷり太った鰻を、その時にこそ食べると。う~ん、なるほど。

今日のニュースで、中国産うなぎを大阪市のうなぎ販売業者と、マルハニチロの子会社が、巧みに産地を偽装して、国産うなぎに、しかも地域ブランドの一色産うなぎとして販売していたという。これらの会社は年間、1千万匹のうなぎを輸入しているというから驚きだ。おそらく本物の愛知県三河一色産うなぎは、風評被害によって売り上げが落ち込むことでしょう。もう日本のうなぎは、すべて中国産かもしれない、と思って食べたら間違いがなさそう。それにして、一応国産と語る鰻重1580円は高すぎる。中国産なら、580円か、680円くらいにしなきゃー、買わないぞ。


アーケードの東向商店街、猿沢池、そして鹿。

2008-06-25 13:55:52 | Weblog
この日は、妻と奈良市立図書館へ。というわけで、車はやめて、近鉄電車で奈良市街に。駅から地上に出ると、行基様の像が。行基様は奈良時代のお坊さんで、東大寺大仏造立に関わったらしいですが。詳しいことは、ちょっとね。

広場の真ん中にオブジェがあると、目安になっていいですね。何々がある広場のその前でね、なんて待ち合わせの対象物になる。渋谷におけるハチ公、上野の西郷さんと同じですね。ちなみに像は、赤膚焼で作られている。赤膚焼は奈良の窯場で作られる陶器。赤みを帯びていて、そういえば常滑焼と感じが似ている。常滑焼はどっしりとした重量感。赤膚焼は繊細で素朴な味わい、なのかな。

その先、東向商店街はアーケードがあって、雨の日にも傘を差さずに歩ける賑わい一番の通り。いつ頃から、アーケードになったのか、子供の頃からそうだったような。今も昔も変わらぬような、おみやげ屋さんがあり、奈良漬屋があり、骨董屋があり、奈良らしい。ん、ダイソーがある。時代の流れですね。なんと、ブティックの前に、ワゴンで大根や葉もの野菜を売っている。宇陀産だって。帰りには、ほとんど売れていました。なるほど。

三条通りへ出て、猿沢池方面へ。もちめし・・、あれなんて読むのと妻が。餅飯殿と書いて、もちいどの、です。ここも古い。その先でちらっと路地を除くと、遠くの方に鹿が。奈良公園からはかなり離れてますが、鹿は市街地に出没する。そういえば高校の時、クラブの仲間が練習に遅れてきた。その理由が、家の庭に鹿が入り込んで、追い出すのにすごく時間がかかったとか。嘘っぽいけど、ホントです。ま、鹿にとっては、街並みも含めて自分の庭みたいなものだから。

采女神社の角を過ぎると猿沢池。さるさわいけ、と呼ぶ人もいるが、私は、さるさわのいけ。の、を一つ入れると、なんか響きにゆとりがあるでしょ。この池には不思議があったり、言い伝えがあったり。ま、それはそのうちに。池を前にして、眺める興福寺の五重塔、南円堂。梅雨の晴れ間が緑をとっても鮮やかにしている。東京の下町なら、絵筆を持ってる人がいっぱいだろうに。厳かで、もったいないほどの、いい景色です。うしろでガサゴソ。ここにも鹿がいる。こちらは大きな角が生えて草を食べている。さて、私たちは図書館へ。

プロ野球交流戦の優勝決定に、異議あり。

2008-06-24 19:38:05 | Weblog
プロ野球の交流戦は、同率で並んだチーム同士が偶然か最終戦を行った。その勝ったチームに優勝が。しかし同率の場合は、なんと前年の交流戦で上位のチームが優勝となる。ソフトバンクが優勝で、阪神は及ばなかった。

なんか、前年成績によって優勝が決まるって、あほらしくないかな。日本の野球って、延長12回でやめちゃうし。変なプレーオフは作り出すし。とにかくシステムで盛り上げようって魂胆が見え見え。だからプロ野球の視聴率も下がるのだよ。

通常、同率首位なら、当該チーム同士の成績で、勝っている方が優勝とか。それでも2勝2敗なら、得点率、あるいは失点率、で計算するとか。そうすれば、勝ちに行くだけでなく、もっと1点をもぎ取ることに、1点を与えないことに集中した、いい試合が見られるはず。プロなんだから。

交流戦は、4年連続でパリーグ球団が勝ち数で勝った。実力のパリーグ、人気のセリーグが証明されている。このままでは地盤地下だぞ。もっと根本的なことは何か。

それは球団を増やすこと。セもパも、2球団ずつ増やす。セパそれぞれ、東西地区4チームずつに分ける。リーグ戦も交流戦も行い、まず東西地区の優勝チームを決める。で、リーグのプレーオフ。そして日本シリーズに。地方都市にプロ球団ができれば、ファン層の底上げもできるというもの。いつまでも、同じことをやってたんじゃー、ファンは飽きちゃうよ。



猫は気温25度で、丸くなったり、長くなったり。

2008-06-24 12:47:56 | Weblog
という話しを聞きました。つまり、猫は気温が25度より上昇すると、カラダを伸ばして寝て、25度より低くなると丸くなって寝るとか。このところ、蒸し暑い日が続いて、出窓で寝ることが多くなった殿。

昨日は、梅雨寒で、殿は丸くなって寝ている。気温を見ると24.2度。なるほど。嘘か本当か知らないけれど、猫は気温25度のバロメーターかも。

26度で変化する鳥。27度で丸くなるウサギ。28度で、‥‥‥などと、それぞれの温度で変化の兆候を見せる動物を置いたら、アナログ温度計だったりして。何に使うかって?エアコンの温度調節ですよ、なんてね。

この殿ちゃんは、我が家の猫、雄の9才です。奈良に引っ越してきて、1カ月が過ぎて、家からは決して出せません。家のすぐ真ん前には、車が頻繁に通る道路があるので、危なくってとてもとても。

大分では、ご近所のネコちゃんが、時々遊びに来て、殿もそれに呼応してよく鳴いていたんだけど、こちらではご近所ネコちゃんの訪問も皆無。ちょっと寂しいかもしれません。
今は、やや長の感じで寝ています。気温は25.2度。びみょーです。