さんでんじです。

ブログで思いのまま、自分なりの感想も含めて、発信します。

春です。もう土筆が。

2008-02-29 15:25:32 | Weblog
もう明日から3月。大分は今日も穏やかで、暖かい日和です。そんな中で、妻が朝の散歩で、土筆を摘んできました。

聞けば、たまーに通る田んぼの土手に、土筆がにょきにょきと生えていたそうな。土手の上の土筆は、かなり伸びていて、ほとんど傘が開いている。でも、よーく見ると下の方には傘のしっかりした土筆がいっぱいだったとか。土手の高さによっても気温差が違うのですね。

妻は、陸君の散歩もそっちのけで、リードも離して土筆摘みに没頭したらしい。でも、陸君は、ちゃんとお座りして、じーっと待っていたそうな。えらいえらい。

さて妻が摘んで帰った土筆の袴を取ろうとすると、やってきました、猫の殿ちゃん。岡山の矢掛では、散々見てきたでしょうに。そんなに大分の土筆はめずらしいのかい。1本を妻が与えると、おもちゃにして、ぐしゃぐしゃになっちゃった。せっかくの土筆、ごめんなさい。ま、ともあれ、食卓に上る土筆が楽しみです。

でもまだ2月ですよね。さすがに九州の大分は早いもので、春の恵みがあちこちで顔を出すのでしょうか。これからの散歩は、小さな息吹を見逃さないように、土手や露地などしっかりと見て歩かないと。

笑みを絶やさず、妻の雛人形。

2008-02-28 15:10:13 | Weblog
家へ帰ると、玄関脇がパーッと明るくなっていた。いつもはひっそり、時には華やかに花が飾られていた下駄箱の上に、昔風の人形がいっぱい。来週には、3月3日のひなまつりです。つまりは、雛人形の5人囃子たちが並んでいる。

かわいそうに、笛や太鼓などは大半が消失して、人形たちは持ち物が少なく、物足りなさそう。でもみんなでワイワイと賑やかそう。懸命に盛り上げています。

メインの親王飾りは、どこにあるかというと、豪華な御殿に収まっていました。すっごい、妻の雛人形は屋根付きじゃん。この場所は、そうです、クリスマスツリーを飾ってあったところ。あまり出入りのしない場所に置くより、しょっちゅう目にする場所、ということで、ここになりました。

分かれて飾ってはいるけど、人形だって、いつも見られている方がいいでしょう、ということで。親王飾りのお顔はユーモラスで、まるで微笑んでいるよう。妻が生まれたばかりの頃に、祖父祖母に買ってもらったとか。50年以上の時を越えて、今なお微笑みを絶やさず。いいものです。

結婚すれば、もう人形を飾らないという人も多いようですが、それではせっかくのお人形が。虫干しも兼ねて飾れば、風情も楽しめるし、気分もなんだか暖かくなりますよね。だだし、お子様や嫁入り前のお嬢様がいらっしゃるご家庭は、ひなまつりの翌日には仕舞いましょうね。人形は、子供たちに降りかかる災いを、代わりに持って行ってくれますから。

22日夜帰宅。やったー、体重2キロ減。

2008-02-27 16:23:37 | Weblog
22日は、午後の7時前に大分駅に到着した。日豊本線では、別府に入った頃から窓に雨が降りかかり、駅舎を出た頃はしっかりと降っていた。それに暖かい。

迎えに来る妻からは、渋滞に巻き込まれて、遅くなるとメールが入っていた。妻は6時過ぎに家を出たというが、考えてみればその時間帯は、通勤から帰宅へ車のラッシュと重なるわけで、もう少し遅らせた方がよかったのかも。妻には、申し訳なかった。

しかし、駅舎から出ると、すぐに妻の車が現れた。ぴったし、じゃん。妻は、来るときすごい渋滞で車が動かなかったの、という。帰り道は、確かに車が多いが、ゆっくりとは動いている。妻が来た反対車線は、もう渋滞はない。この辺まで、ずーっと詰まってたんだから、という。どっと車が道路上に吐き出されるのは、夕方の6時から1時間くらいに集中しているだ。もっと効率良く行かないものか。ま、1時間だけの我慢ではあるが。

さてさて帰宅。陸君がすり寄ってきた。おみやげはないんだけど。匂いを嗅いでいる。はいはい、明日から、散歩行こうね。まずは、風呂。ビジネスホテルのユニットバスは、さすがに窮屈だが、家の風呂は本当にくつろげる。風呂から出て体重計にのる。56.9キロ。東京へ行く前日は、59.1キロになっていたから、2.2キロの減量だ。ビジネスホテルは、ほんの軽めの朝食が付いていたので、夜は控え目の食事とした。さすが、食べる量を減らせば、体重も減る。あとは、これをどのように維持するかが問題だが。

晩飯はカレーだった。サラダは、ブロッコリーに、玉子、カブ。カブがサクサクとして、なかなかいける。横で殿ちゃんも陸君も待っているんだけど、今日はあげられるものがないんだよ。なぜかテーブルに、北海道キャラメルのパッケージがある。これって、柔らかくておいしいんだけど。妻の体重が、心配だなー。

21日、東京駅地下の休息所。

2008-02-26 15:40:42 | Weblog
東京駅の地下に、ゆっくりとリラックスしてくつろげる休憩所がある。硬いベンチではなくて、ソファーの椅子だ。以前に立ち寄ったときは、50席ほどのすべては埋まっていたが、今日はひとつふたつ空きがあった。まだ新幹線の発車まで1時間近くあるので、ここで時間を潰すことにした。

私は、どっかと腰をおろした。ふと廻りを見回すと、みんなが見事に年配の男性ばかりだ。40代、いや50代よりも、60代以上が多いのか。私は55才。どう見ても、ほとんどが私より年上に見える。2~3人だけ女性がいるが、観光客風は皆無だ。連れだっての客も、2~3組。

足元に土産物の紙袋を置き、隣同士の友人と、つまみを次々に口に放り込み、プラスチックの小さなコップを運びながら談笑するふたり。しきりに眼鏡の位置を直しながら、開いた手帳に頷く白髪交じりのビジネスマン。コートの前で腕を組み、完全に寝入っているのは、ほとんど白髪、初老の男性。

パソコンを操作しながら、缶ビールを傾ける人は、一連の仕事が終わったのだろうか。時刻は、まだ午後の4時前である。会社内なら、まさかビールは飲めないだろう。ここでは時間が停止している。ほんのつかの間だが、あたりに気怠い空気が満ちて、時間がまるで止まっているようだ。

とれだけ時間が経ったのだろうか、目の前で眠りこけていた初老の紳士が、俄にスーツの内側から携帯を取り出した。二言三言、話をしたかと思うと、おもむろに傍らのバッグを持って立ち上がった。その顔は、もう生き生きとしている。先ほどの眠っていた顔とは違う、いわば血色のいい企業戦士の顔だ。そして、足早にこの場所を立ち去った。

ここは、数十分の休息で、ほっと一息つけて、元気を取り戻せる場所なのかもしれない。オフィスにはそんなスペースはないだろう。公園などの屋外では、冬の空気がまだまだ冷たい。ただひとりで静かにくつろげる、絶好の場所なのだ。さて、そろそろ電車の時刻が迫ってくる。私も、立ち上がった。なんだかビールが飲みたくなった。

20日、外堀通りの外国人ビジネスマン。

2008-02-25 15:34:07 | Weblog
外堀通りの歩道を、南に歩く。右側は都心の大動脈、片側3車線の道路は、車の絶えることがない。大手町から日比谷公園に下る国道1号線だ。

私が歩く先に、ひとりの男性が見えた。身体をひねっては、ジャケットの裾がひらりと舞う。段々と近づくと、その男性は、右手にタバコを持っている。タバコの先に着いた灰をオーバーに投げていたのだ。ま、私もよくやることだ。

その男性は、茶髪の大柄な白人男性だった。ここは世界のビジネス街。外国人のビジネスマンは多く見かける。おそらくビル内が禁煙で、通りへ出てタバコを吸っていたのだろう。

さらに近づくと男性は身体を翻し、タバコを歩道脇の植え込みに投げ捨てて、あっという間にビルに消えた。私がその横を通ると、その建物の入口に外資系証券会社のロビーがあった。中を見るとゴージャスな雰囲気だ。植え込み脇に捨てられたタバコは、まだ煙が出ている。

ん、待てよ、この地区は路上喫煙が禁止のはず。ましてや最後はポイ捨てかい。困った外人さんだ。今や外資は東京を飲み込んでいる。そんな東京が日本を牛耳っている。うかうかしていると、日本は外資にポイ捨てされるかもしれない。

20日、外堀通りの外国人ビジネスマン。

2008-02-25 15:33:58 | Weblog
外堀通りの歩道を、南に歩く。右側は都心の大動脈、片側3車線の道路は、車の絶えることがない。大手町から日比谷公園に下る国道1号線だ。

私が歩く先に、ひとりの男性が見えた。身体をひねっては、ジャケットの裾がひらりと舞う。段々と近づくと、その男性は、右手にタバコを持っている。タバコの先に着いた灰をオーバーに投げていたのだ。ま、私もよくやることだ。

その男性は、茶髪の大柄な白人男性だった。ここは世界のビジネス街。外国人のビジネスマンは多く見かける。おそらくビル内が禁煙で、通りへ出てタバコを吸っていたのだろう。

さらに近づくと男性は身体を翻し、タバコを歩道脇の植え込みに投げ捨てて、あっという間にビルに消えた。私がその横を通ると、その建物の入口に外資系証券会社のロビーがあった。中を見るとゴージャスな雰囲気だ。植え込み脇に捨てられたタバコは、まだ煙が出ている。

ん、待てよ、この地区は路上喫煙が禁止のはず。ましてや最後はポイ捨てかい。困った外人さんだ。今や外資は東京を飲み込んでいる。そんな東京が日本を牛耳っている。うかうかしていると、日本は外資にポイ捨てされるかもしれない。

19日、底冷えする東京都心。

2008-02-24 15:40:08 | Weblog
暖かな寝台列車から、東京駅のホームに降りるとゾクッとするほど寒かった。丸の内側の中央改札を出る。駅舎の廻りは工事用の囲まれている。改修と補修工事のようだ。そりゃ、この駅舎は古いですからね。

駅舎を抜け、空を見上げるとすっきりと晴れ渡っている。真正面の右に、昨年完成した新丸ビル。その左には、6年前に完成した丸ビル。この新しい2つのビル、正式名称は、ビルヂングではなく、ビルディングになっている。三菱系のビルは、ほとんどがビルヂング、という名前がついている。変なの、と昔は思ったものだ。

新しいビルの名称は、丸の内ビルディングと新丸の内ビルディングになったようだ。ま、それが普通の響きでしょう。いまだに、ヂ、にこだわるのは、ブリヂストンの、くらいのものだ。大きなお世話だろうけど。

その丸の内のビル街へ入っていく。通りを、というか歩道を歩く。天気はいいのに、ビル風が強く寒い。なんだか底冷えがするように寒いのだ。この辺りは、ほとんどが高層ビルに建て替えられて、歩道までは光が届かないのだ。まるで深い谷だ。見上げると、ビルの上層部だけは光が当たっている。

冬が寒いのは当たり前だが、それに加えビルの外観の冷たさが、さらに歩道の敷石やアスファルトからも冷気がこみ上げているようだ。無表情の冷たさ、冷徹な寒さ、それでもその大きな箱の中に人はうごめいている。真夏は反対に、ヒートアイランドで、クワッとする灼熱地獄だろうに。それが東京の、丸の内なのだ。なんと冷え冷えする街並みだろうか。ビジネスには、ちょうどいいのかも。

18日、3度目の富士号乗車。

2008-02-23 15:25:42 | Weblog
昨日の夜に帰ってきました。18日に出掛けるときの大分は、相変わらず寒くって、昨日帰ってくるときは大分駅を降りると雨。しかし、そんなに寒くはない。ではでは、遡って18日からブログを始めます。

またまた、寝台列車の富士号である。なんせ安いからが正直な理由。大分駅を16時48分発。別府湾が望めるところまでくると、湾のど真ん中に、大きな船が見える。対岸もしっかりと見える。誠に今日はいい天気だ。それが車窓からは1時間とちょっとで終わるのがもったいない。

今日も月が出ている。太陽の時間は決まり切っていても、月は常にずれているから、月に見送られるって、今回も運がいい、なんだかいい気分。そんな景色を楽しみながら、焼酎のなしかカップを開けて、妻のおにぎり弁当を味わう。

ほろ酔いの中で見る九州の夕日もいいものだ。それにしても、このあたりの山々って面白い形をしている。下関を出てから車内を見てみると、なんと乗客は私を含めて3人。大分駅で切符を買うとき、寝台列車の富士は廃止になるのかと、係員に尋ねた。係員はきっぱりと、そんな予定はない、と言う。でも、こんなにがらがらじゃー採算がとれないだろう。私にとっては、人が少ない分、快適だ。4人分のボックスを独り占めにできるから、なんと気持ちのいいことか。さて、私は本を読みながらゆっくりと寝ましょうか。

日付が19日に変わり、目が覚めると、車内放送が始まる。やっと起き出して窓の日よけを上げると、茶畑が見える。とうに浜松を過ぎて、もうすぐ静岡だろう。遙か北の山の、その上に白く輝く山並みが見える。朝日を受ける南アルプスだ。静岡を過ぎて、期待は富士山。進行方向の遙か向こうに見えるが、残念ながら雲がかかっている。三島に近づくと、頭だけを雲から上に出した。唱歌通りだ。

思い返せば、去年の9月は車窓から様々な秋の花が眺められた。今は冬、もうすぐ春。まだまだ景色は味気ないが、去年に葉っぱを散らした広葉樹が、光を浴びてなんだか白っぽく見える。枝先に蕾を膨らませているのだろうか。いずれにしろ春は近いのだ。

今日から、また東京へ行きます。

2008-02-18 13:17:33 | Weblog
そんなわけで、今週はブログの更新が不定期になりそう。一応パソコンも、ランケーブルも持っていくのですが、宿泊先のホテルにその設備があるかどうか、なのです。

帰ってくるのは、一応金曜日の夜。その頃まで、梅の花はもっているでしょうか。時々、メジロが遊びに来ていたが、写真に納められなかった。残念。

今日は久しぶりに、暖かな日差しが降り注いでいます。庭の花もほっと一息でしょう。こんな時に大分を離れるのは、もったいない気分です。

ではでは、妻のお弁当を持って、いってきま~す。

殿ちゃん、陸君、お留守番よろしくね。

クロメ、柔らかくっておいしい。

2008-02-17 19:04:47 | Weblog
佐賀関の朝市で買ってきたクロメです。昨年11月に買ったのと、柔らかさが断然違います。

今日の朝は、クロメがふんだんに入った味噌汁。妻は味噌汁を煮立てて、火を止めてから、クロメを入れたという。汁からクロメを取り出してみると、断然粘りが違う。しっかり糸を引いています。

柔らかくってコリコリと、ちょっぴり苦みも楽しめて、朝の味噌汁にいいですよ。これぞ大分の、佐賀関でしか味わえない旬の味覚。5本も買ったから、当分味わえる。保存は冷凍庫に入れていけばOKと、妻が佐賀関で並んだときに、直ぐ後ろにいた地元のおじさんに聞いたそうな。

ところで、昨日の佐賀関の帰りに、JAさがのせき女性の店という青空市に寄った。1月の時は、まだ営業してなくて、この日は今年初めて。そこで買った水菜です。もう青々として色が鮮やか。食べたときもパリッパリ、スーパーの野菜売場で買ったものとは歯ごたえが違う。

さすがに農産物直売の店は、鮮度が違うのですね。ここで買った椎茸も、こりこりでいい感触。旨かった。昨日は、味をしめて水菜の鍋。地場の新鮮野菜は、本当においしい。で、今日の朝は、鍋の残りの雑炊。クロメの味噌汁、だったのです。今日も、大分は寒い、しっかり暖まりました。