さんでんじです。

ブログで思いのまま、自分なりの感想も含めて、発信します。

頭が、寒い寒い。

2010-01-31 22:34:01 | Weblog
散髪の後は、頭がとっても寒い。こんな一番寒い時期じゃなくて、やっぱり11月に行っておかなくてはと、しみじみ後悔です。

しかし、そのための用意があるのです。先日、ならまちで買った毛糸の帽子。まずは陸に被せてみました。どうも、頭の上が気になるようです。

寄りによって、散髪後から寒い日が続くような。早速、陸との散歩時に被ってみました。もちろん私です。風が強いと、ニットだから風が抜けるが、頭がほんわかします。

今日は朝から冷たい雨が降って、寒い寒い。寒いときは、陸もまあるくなるんですね。殿もまあるくなって、寝ていますが。

ところで、さっきNHKスペシャルを見ました。行旅死亡人なんて言葉があったんですね。今、孤独死をする人が増えています。2030年には、生涯独身の人が、男性は3人にひとり、女性は4人にひとりに達するという予測があるそうな。先のことは、わからぬぞ。

凍える牙、悲しいドラマだった。

2010-01-31 13:55:34 | Weblog
これから、何見ると妻が言う。土曜日の午後9時前です。別に何でもいいよと私。これからの時間帯には、フジテレビ系で邦画の映画「ハッピーフライト」と、テレビ朝日系のドラマ「凍える牙」があった。私は、どちらかというと刑事物のドラマや、学校系、医者系のドラマに辟易している。「ハッピーフライト」の方が、脳天気なストリーに思えて、そっちを見ようかな、と思ったんだけれど、妻はなんとなく、犬が出てくる「凍える牙」を見たそう。ま、いいっかで、「凍える牙」になってしまった。その内容です。

ある人が仕組まれた時限発火装置で焼死した。その遺体の脚に、以前犬に噛まれた後があった。それから2件、犬に噛まれて死亡する事件が起きる。いずれも、被害者には関連があった。十数年前に、女子高生などを食い物にしていた、性悪の輩たち。そして、その輩たちの牙に掛かって、廃人同様にされた娘の父親に疑いが掛かる。

その父親は、優秀な警察犬訓練師。娘の暴行されて以来、警察を辞め、復讐の機会を狙っていた。その復讐とは、オオカミ犬を育てて、我が娘をおとしめた輩たちを殺させるためだ。ここで、私たち夫婦は、ちょっとギョッとなった。私たちも、狼犬じゃないけど、シェパードを飼っています。犬を人殺しの道具にさせるなんて、なんて残酷なドラマ。

さてドラマで、その狼犬は、娘の暴行相手をすべて殺しちゃいました。それを先導した元警察官の男とその娘は、最初の時限装置で犯罪を行った男に自宅を放火され、廃人同様の娘を亡くす。父親も瀕死の重傷。その間にも、その狼犬は、父親に教えられたかつてのならず者を忠実にすべてかみ殺してしまう。あ~あ、ここまで残酷。犬に犯罪を押しつけていいのかね。父親は自殺し、捕まった犬も、食事を拒み、自殺するように餓死してしまう。み~んな、死んじまった。

そんな残酷なドラマでした。私だって犬を飼っている。だから、こんなドラマ、見るべきじゃなかった。原作の「凍える牙」は、作家の乃南アサさんが、10年ちょっと前に直木賞を受賞した作品です。図書館で借りようと思ったら、貸し出し中だった。

ハイブリッド車に疑似走行音の義務づけ、バカか国交省。

2010-01-30 12:11:46 | Weblog
ハイブリッド車の走行音が静かすぎて歩行者に危険とされる問題で、国土交通省はエンジンに似た音を出す装置取り付けをメーカーに求めるガイドラインを発表したという。

要は、ハイブリッド車は走行音が静かすぎるために、後方から接近しても歩行者が気付いてくれなくて、危険だという指摘があるらしい。だったら疑似音なんか出さずに、歩行者が歩く後ろをゆっくり走ればいいではないか。それに、クラクションだってあるしね。

そもそも、ガソリン自動車はうるさすぎる。音的にいえば、軽自動車の方がもっとうるさいかな。更にうるさいのは、原付バイク。朝に新聞配達なんかで走り回っているでしょ。これって妙にうるさいんだな。朝は静かに寝かせてくれよ、と言いたい。新聞配達も、電動アシスト自転車にしてくれると、朝は静かになるんだけど。新聞配達店さん、考えてみてくれませんか。それこそ電動のバイクでもいいよ。

国土交通省も、疑似走行音なんて、何を考えてんだか。静かで歩行者に危険というのに、自転車がありますよね。下り坂なんかを突っ走ってくる。音もなく。これの方が、よほど危ない。だからといって、自転車に疑似走行音なんて考えないでしょ。自転車と歩行者だって、死亡事故はあるんだから。

あと、うるさいと言えば、右に曲がります、なんてうるさい声を発しながら路地を曲がる生協のトラックなんかがありますよね。これだって大きなお世話。その音を出すことによって、歩行者を威圧しているわけなんですね。疑似走行音なんて、歩行者に対する威圧でしかない。暴走族の爆音を響かせて、他の車を威圧する。それと同じなんですね。とにかく、疑似走行音なんてバカげている。もっと安全に走る方法を徹底すればいい。それから、うるさすぎる車をもっと取り締まればいいのだから。自動車もバイクも、走行音が、エンジン音がうるさいんです。まったくう。

10分千円の理髪店。

2010-01-29 22:15:02 | Weblog
去年から、行こう行こうと思っていた理髪店さんに、やっと行った。通常ならば、寒くなる前の11月頃に行くのだが、なぜか行きそびれて、段々と寒くなり、とうとう年を越してしまった。いいかげんに、髪の毛がうっとうしい。ご近所の理髪店もパッとしない。覗く度に、客のいるのをあんまり見たことがないからね。そこでふと思いついた。全国チェーンのシャンプーも顔剃りもしない理髪店があったではないか。

で、ショッピングモールにある10分千円の理髪店に行ってみた。自動販売機で、チケットを買う。これが千円札しか使えない。あとできた客が、両替はどこでするのか聞いていた。なるほど、ここに来るときは千円札を用意か。店にはいると、20代の男性が二人、カットしてもらっている。理髪師も20代と若い。私の前に待っている男性もふたり。二人とも初老の男性で、60代くらいか。以前、私が様子を窺った街の理容師は、2軒とも初老の男性だった。客の少ない街の理容室は、千円の散髪屋に客を取られているのかも。

先客のカットが終わった。吸引ノズルで、頭に残っているであろう毛を吸い取っている。散髪コートを外して、パタパタと払って、客は帰っていった。床に落ちている髪の毛を鏡の台の下にほうきで集め、穴に吸い込んだ。なるほどね。うまくシステム化しているものだ。

そして初老のお二人のカットが始まった。水を使わないということは、設備的にかなりコンパクトにできるものだなあと、しげしげと設備を見つめる私。あっという間に10分は過ぎて私の番。お母さんと一緒に入ってきた小学生と同時に座る。じっとできない小学生には10分はいいかもしれない。ま、技術的には問題なさそうだし。私のカット中にも、いろいろ考えた。私は、頭を洗ってもらったり、顔を剃ってもらったり、長い間椅子に座っているのは、本来好きじゃない。だから洗髪も、髭剃りも不要だと考えていた。で、当然だが、私のカットはほぼ10分で終了した。あとで妻に出来栄えを見てもらったが、おかしいところはない。無難だという。

でも私の頭に残る虚しさはなんだろう。私は、洗髪も、髭剃りも嫌いなはずなのに。10分で終われば、気分爽快なはずなのに。若い理髪師は、次々と客の頭をカットする。客も尽きないようだ。そして理髪師たちは、ずーっとこの店に勤めるつもりなのだろうか。やはり独立して自分の店を持ちたいと思うのは当然のはず。10分千円に対抗できる何かがないと大変だろうな。対抗できる何か。プラスアルファ。それが洗髪であり、顔剃りであり、散髪が終わった後のマッサージであり、理髪師と交わす何気ない世間話なんだろうな。あと、経験と技術もあるだろう。今度は、洗髪も顔剃りもある、おじいさんの理髪店に行こう。そこには、昔ながらの、懐かしさが残っていそうだから。

世耕弘成参院議員の、くだらない噛み付き。

2010-01-29 12:52:51 | Weblog
自民党の世耕弘成参院議員が28日の参院予算委員会で、鳩山首相の幸夫人が日本ジュエリードレッサー賞特別賞を受賞し、授賞式に出席したことについて、「不謹慎」とやり玉に挙げたんだって。以下、朝日新聞の記事を抜粋しますけど。

世耕氏は27日の授賞式に幸夫人が首相からプレゼントされた指輪をつけて出席したことを取り上げ、「ご自身の所得税にかかわる疑惑が起こっている中、国民の感情を考えれば、こういう賞は辞退すべきだったのではないか」と言ったそうな。

これに対して、首相は「私と妻とは全く別個の存在。宝石にかかわる方々から賞をいただくので、それに出させてもらうという話はあったが、私の意思でなく本人の意思だ」と突っぱねたと言う。さらに、首相は「賞金はユニセフを通じて、ハイチの地震に寄付をした」とも付け加えた。以上が、記事の内容。

世耕弘成参院議員も、とにかく首相に噛み付けばいいってもんじゃない。あんたの言うことこそ、可笑しいんじゃないかな、と私は思ったんだけど。でも、妻もその記事を見て、この人、言ってること可笑しいよ、と言う。予算委員会なら、もっとまともなことで、噛み付いてください。

自民党もこんな議員ばかりいるから、ていたらくなんだよ。先日、奈良県の生駒市で市長選挙がありました。市立病院の設置を巡って、現職市長と、自民党がバックアップする候補者との戦いだった。結果、自民党側の候補者は大差で落選した。世耕弘成さんは、参議院の和歌山県選挙区でしたよね。改選は、3年後ですか。和歌山県民の皆さんは、こんな噛み付くだけの議員を落選させてくださいな。今年じゃ、ありません。3年後ですよ。

ならまちを妻と歩いて。

2010-01-28 21:51:48 | Weblog
先週のことです。天気のいい日だったから、妻と奈良の「ならまち」を歩いてみた。町名で、奈良町という名前は存在しない。元興寺の周辺の古い街並みをそう呼ぶらしい。だって私が、中学や高校生のときは、ならまち、なんて言葉はなかったはずだから。

私は、ならまちに足を踏み入れた。小学校時代だっけ。このどこかにおいしいたこ焼き屋さんがあって、食べに行ったっけ。10円でたこ焼きが6個入っていた時代です。50年ほど前かもしれない。そんな思い出がかすめた。そんな店、今はあるはずもない。やっぱり、はじめてくる感覚だ。

昔ながらの瓦屋根と格子戸。梲のある家もある。古いそのままの家と、耐えきれずに味家のない普通の住宅に立て直した家がある。ま、しょうがないのか。表に小さな台を出し、吉野葛やくず餅を並べた店。ウインドウの中に、幻の砂糖、和三盆あります、と木札を置いた店。妻は入ってみたいらしいが、私は先を歩く。

50年前は、どんな街並みだったんだろう。その名残もかなりは残っているのだが。崩れそうな古い家もある。住む人は、隙間風で寒いだろうな。ならまちのお店はパラパラとしかない。でも、それくらいがちょうどいい。

妻は、あそこに入った。ここにも入った、などと説明してくれる。妻は、ならまちには何度か出掛けている。妻の友達が、奈良へ来る度に、案内しているので遙かに詳しい。私が10代の頃は、こんな所へ来ることもなかったもんね。元興寺の横を通った。2、3歳の頃、連れて来てもらったような。今は、境内に入るにもきっちりお金を取っている。しょうがないのか。妻は小さな雑貨屋で、バッグと毛糸の帽子と買った。もっと暖かくなったら、また来てみよう、ならまちへ。



やっぱり有楽町西武が、年末に閉店。

2010-01-28 13:43:18 | Weblog
有楽町西武が誕生したのは1984年でしたっけ。私も物珍しさに見に行きました。でもその時に感じたのは、何かキーンとした冷たさ。何か売場と、私の世界は違う、というのを明快に思い知らされたような。明らかに違うんです。

西武百貨店だって、渋谷にも池袋にもあります。でも有楽町店は、独特の冷たさを放っていたなあ。でもまあ、少ないけど、人はぽつぽついたような。

ところで、有楽町西武の同じビルの半分に阪急百貨店がありました。こちらは、別に冷たさも感じません。いかにも百貨店らしい品揃えで、雰囲気も柔らかで。でも、阪急百貨店の方は、西武百貨店よりさらにお客が少ないんです。これにはびっくりしたけど、関西系の百貨店の知名度不足かな。

だから、そんなに客が少ない有楽町の西武百貨店も25年以上も続いたのが不思議だけど。でも、今は西武百貨店もそごうも、イトーヨーカドーの傘下に入っているんですね。西武やそごうの百貨店で、イトーヨーカドーのプライベートブランドが売られているそうな。

そういえば、去年に閉店前の心斎橋そごうに行きました。1階にはいると、ブランドショップがあって、こちらもひんやりした感じで、上の階に上がっても客の姿はまばら。百貨店もブランド頼みのひんやり感は、お客を遠ざけますよ。

軒下の、黒い居候。

2010-01-27 22:50:33 | Weblog
1カ月ほど前、私がチラッと庭を見ると、黒い猫が岩をくり抜いた水入れに顔を入れ、水を飲んでいた。夢中で飲んでいたが、猫がちょっと顔を上げたときに、私と目があった。すると、猫はそそくさと逃げていった。

後日私は、なにか水入れのようなものがないか、と妻に。そんなもの何に使うのと返す。猫が通るみたいで、庭のばっちい水を飲んでいたから、庭木の水遣りのついでに、水を入れてやってくれないかと。

妻は、水だけでなく、殿のごはんと、さらに発泡スチロールの箱にいらなくなった衣類を敷いて用意した。その数日後、遠くからその箱を見ると、黒いものが入っている。どうやら気に入ってくれたようだ。私はタバコを吸いに庭に出るが、なるべく猫さんから見えない場所で吸うことにした。

いまは勝手にその猫をクロちゃんと呼んでいる。そのクロちゃんがいないときに、陸を庭に出すのだが、その寝床周りを盛んに嗅いでいる。もしいれば、追っかけ廻すことになって大変だ。

ま、ガラス越しに、時々殿の相手をしてやってくれたら、それでいい。殿の退屈も少しは紛れるだろう。殿は最近、カーテンをかき分けて外を窺っていることが多い。クロちゃん、よろしくね。


だんだんと、薄味好みに。

2010-01-26 21:51:49 | Weblog
鰯の煮付けです。生姜を加えて、出汁に醤油と砂糖でじっくりと煮込みます。もちろん妻がですが。3時間くらい煮込むので、鰯も頭から骨までバリバリと食べることができる。

この煮付けが私は、結構好きなんですよ。なんせカルシウムたっぷりだから。しかし妻は頭だけは食べない。頭は陸にあげている。ま、捨てるわけではないので、いいんだけど。

その煮付けなんだけど、一口食べて、直感的に味が薄いと感じた。妻も、今回は味が薄かったかも、と言う。でも、1匹、2匹と食べ進むうちに、ちょうどいいではないかと。

そういえば、外で食事をした際に、味付けが強いと感じることがよくある。先日、大阪で飲んだときに出てきた料理。最後の汁物は辛かった。京風の料理なのに。若い人なら、それくらいでもいいのか知らないけど。

年齢が深まるほど、味の好みは薄味に。ま、あんまり汗をかかない冬だから、薄味がいいのかもしれないけど。塩分控え目にこしたことはない年代ですから。

穴が開いた靴下と、デフレと、景気回復の関係。

2010-01-26 13:07:13 | Weblog
政府は早く景気対策をという街の声が上がっています。先日、久しぶりに会った友人も、「はよ景気対策してくれんと、もうつぶれるがな」と悲鳴のような。そして、そのとき、私の足元を見ると、靴下に穴が開いている。これは、実は、メイドイン・チャイナの靴下です。5足480円で買ったしろものです。

私は1足100円以上では靴下は買わないぞ、と決めている。もっと安ければその靴下を買うでしょう。さらに安ければ、それを。これを続けていくと、デフレなんですね。

ところで私が住んでいる奈良県って、日本一の靴下の生産地なんですね。でもさ、奈良で作られている靴下はどこで売られているの、全然分かりません。奈良県で作られている靴下なら、きっとメイドイン・チャイナよりも、丈夫で長持ちするんだろうけど。

そう、そんなわけでみんなが日本製の製品を買えば、その生産地も潤うわけというもの。ま、日本製は少し高いだろうけど。そんな風にしていけば、景気も回復するはずなんです。でも、その日本製がなかなかみつからない。売っていない。ましてや、奈良産の靴下なんか、お目に掛かったことがない。

奈良の靴下生産の業者さん。メイドイン奈良の靴下は、どこで売られているのでしょうか。