さんでんじです。

ブログで思いのまま、自分なりの感想も含めて、発信します。

突然の、父の入院。

2009-10-31 22:22:33 | Weblog
いや~びっくりしたな~、父が入院だなんて。今日の朝、電話が掛かってきた。発信元を見ると、Cとなっている。公衆電話だ。受話器を取ると父だった。今、病院にいるのだが、マンションの仏壇、その蝋燭の火を消したかどうか、確認してくれ、ということだった。そして、なんで病院にいるのかと聞くと、朝起きると胸が前後から締め付けられるような傷みがあったから、タクシーに乗って病院に来たという。私はすぐに父のマンションに行き、妻には病院に行って父に付き添ってもらうことにした。

マンションに着いたが、蝋燭の火はきちんと消されていた。私だって、あれっ火を消したっけ、ということは良くありますから。その時は、不安だったら、戻って確認する。そんなキムタクのコマーシャルもありますよね。で、妻から電話が入る。心電図をとったのだが、心筋梗塞の恐れがある。私は、病院に向かう。診察が終わったら、家に寄ってもらって、陸や殿と一緒に賑やかに食事などと考えていたから。父も電話では、帰りに立ち寄るという話だった。

さて、検査も終わったが、父は横になったまま。なんで家に帰してくれないのか、という表情です。そして、医師からは、このままで救急車を呼び、専門病院の紹介状を書きますから、ということになった。そりゃしょうがないと私は思ったが、父は納得がいっていない。一度マンションに帰って準備をなどという。一緒に食事をして、買物に行って陸の竹輪などを買い、夜は日本シリーズをゆっくり楽しむ。そんな予定が、全部消し飛んだのだ。

救急車には妻が乗り込み、私はまず受付で支払いを済ませ、自動車で次の病院を目指す。救急車に乗せられてから、やっと覚悟を決めたと、あとで妻が言っていた。専門の病院では、レントゲンを済ませ、次にCT、最後は心臓エコー。やっと完了で入院。今は病室で安静にしている。診断は狭心症および心不全。来週さらに詳しい検査をするという。なんの写真も見せてくれなかったなあ。

そもそもの発端は、2日前に大阪に外出した。大阪駅近くで、串カツを食べ、軽くビールを飲み、本屋へ向かう途中で胸につかえのようなものがあって嘔吐したという。そして疲労感があったもののなんとか電車を乗り継ぎ、最寄り駅からタクシーに乗って帰宅した。毎日、夕方には私と陸が父のマンションに立ち寄っている。その日は父もかなり疲れた様子だったが、陸に精一杯の元気を見せていた。私は風邪かもしれないかな、などと思っていた。心臓なんですね。89歳の父、頭は驚くほどはっきりして、記憶力は私より優れている。しかし高齢ともなると、弱った部分が突然露呈する。気をつけましょうね。

最後に、救急車に乗り込んだ妻が言っていた。今日は土曜日で奈良は観光客などで道路も混んでいるが、救急車が接近しても道を譲ろうとする車が少ないと。上下2車線しかないのに対向車はどんどん来る。前を走る車も路肩に寄せない。救急車が走る前を平気で横断する自動車があったと。自動車のマナーって、毎年落ちているような気がする。皆さん、救急車には道を譲って、優先させましょうね。くらいじゃ効かないか。

しんどい会社の、大処分。

2009-10-30 21:48:52 | Weblog
これってタイトルを見ると、けっこう苦しそうな会社の苦し紛れの大バーゲンセールみたいに思うでしょ。ところが違う。これは先日、妻と一緒に大阪へ出たときに、ちらっと見た光景です。

歩いていると路上に整然とバッグが並べられている。誰が見ても落とし物ではなさそうな。一応、バッグの下には新聞紙が敷いてある。段ボールのような紙が上に置いてあって、しんどい会社の大処分、と書いてある。

さらに2.980女子 3.980だん子 ブランド4.500 外税。とまあ、書かれているのはこれだけ。数字の後ろに円くらい入れろよ。女子ではなくて、婦人でしょうが。だん子ではなくて、紳士でしょうが。漢字も書けないらしい。それとも「花より男子」のしゃれかい。

人は誰もいません。と思ったら、直ぐ後ろに路上駐車している車がある。その車の中にも、バッグがいっぱい。さらに「だん子」と見える人が社内で転がっている。助手席の背もたれに靴下を履いた足が見えるでしょ。靴下もよれている。

なんとやる気のない路上販売だこと。だから代わりに私がこのブログで宣伝してあげましょ。婦人バッグ各種2980円からです。紳士バッグ各種3980円から。ブランドバッグは4500円から。消費税は別途です。え~っと場所は、大阪のどこか。セール期間は、もうやっていないでしょうね。やる気がなさそうだから。あっ、宣伝にならないか。

あとひとつ。路上に商品を並べるよりも、折りたたみのテーブルを用意して並べた方が、客は見やすいから。最近のフリーマーケットでさえ、テーブルを用意している人が多いのに。販売にはテーブルは必須ですから。

渡辺久信監督、すごく禿げてる。

2009-10-30 13:22:43 | Weblog
西武が菊池選手の交渉権を獲得した。それは喜ばしいことなんだけど、それ以上に交渉権を得て喜ぶ渡辺監督の頭を見て、びっくらこ。禿げてる。確か、まだ44歳と若いはず。野球の監督というのは、すんごく神経を磨り減らすんですね。

そういえば、私の父親も50歳、60歳と禿げてきて、70歳ではほとんどつるっぱげになったのだ。当然。息子の私も禿げるだろうと。40歳、50歳と額がだんだんと拡がってきたが、ある程度以上は拡がらないで、とどまっている。頭頂部も、薄いみたいだが、そんなに目立つほどではない。

私も、50歳の半ば。父から想像すると、もっと禿げていても良さそうなんだけど、別に普通の人と変わらない。なんで、もっと禿げなかったのか。それは、初めから禿げると諦めていたんだろうな。ハゲが際だったら、頭を剃っちゃおう、くらいに気軽に考えていたから、そんなに禿げなかったんだと思う。

禿げるのかな、なんて悩むから禿げるんですよ。キャスターの小倉智昭さんのようにカツラを付けているのは誰もが知っている、ってこともあります。だから、くよくよ悩むのは、いっそう禿げる原因にもなります。禿げたら、スキンヘッドの方がかっこいい。

渡辺監督も全部沿っちゃって、スキンヘッドにすれば、もっとかっこいいのに。元大洋ホエールズの山下大輔さんなんか、スキンヘッドでかっこいい。だからリアップとか、植毛とか、カツラとかでなやむより、髪の毛をなくしちゃう。その方が、かっこいいんだから。

パンにジャム。

2009-10-29 21:48:34 | Weblog
朝食をパンで食べる人って、結構多いですよね。私はごはん派ですが、たまにはパンで食べることもあるんですよ。パリパリッと焼き上がったパンにベッタリとジャムを乗っけて食べるのが私流。

あっつあつのベーコンエッグと、ジャムの瓶がズラリと並んでいます。あるのは、梅ジャムに、いちじくジャム、カボスマーマレードに、ぶどうジャム、いちごじゃむ、りんごジャム。

梅ジャムって、結構酸味が効いていてどっしりとしている。カボスマーマレードも皮のごつごつ感が面白い。で、私はりんごジャムをベッタリとパンに塗った。このジャムは、すべて妻の手作り。

だから我が家では市販のジャムを買ったことがない。妻の作るジャムは、無添加で着色料はもちろん不使用。今度はネットにのっていた柿ジャムに挑戦するらしいけど。どんな味でしょうね。

奈良には、おいしい柿がいっぱい。柿ジャムって売っているのを見たことがないけど、ネットで見ると確かに売っている。ま、妻の柿ジャムを楽しみにしましょうか。

ペットボトルのゴミが少なくなった。

2009-10-29 13:13:40 | Weblog
と、朝のゴミを出してきた妻が言う。秋になったから、そんなに飲料を飲まなくなった家庭が多いのね、とも。確かにそうだ、夏はゴクゴクとドリンクを飲む。だから多かったのも当然。我が家では、一年を通して煮出し用の麦茶です。

私も独身時代は、お~いお茶とかのペットボトルを購入していた。2リットル入り1本で198円くらいだったかな。重いので最高でもまとめ買いは3本止まり。東京ですから、買物は徒歩圏。

で、一週間くらいで5~6本の空きボトルが貯まる。で、買物ついでにまとめてスーパーに持っていく、というわけ。でも考えてみたら、1日に1本弱としても1カ月に5000円のドリンク代ですね。

これが煮出し用の麦茶だと、1リットル用の煮出し袋が52個入って198円。これが1カ月ちょっとでなくなる。つまりペットボトルのドリンクを、煮出し用に変えると、1カ月で5000円ほどが節約できるんですね。おまけにペットボトルのゴミも出さなくて済むから。

最近は、外出時にも小さなペットボトルに麦茶を入れて利用している。ついつい出先の自動販売機でドリンクを買う。これが節約できるわけ。ゴミも増やしていない。魔法瓶はちょっと面倒。そんなわけで、ペットボトルドリンクを、煮出し用の麦茶に変えると、年間数万円が節約できますよ。

もやっている大阪。

2009-10-28 22:00:52 | Weblog
久しぶりに妻と一緒に大阪へ。近鉄電車で石切駅からくだっている間に、車窓から大阪が一望できる。今日も大阪は靄っている。

ご近所の人の言葉を思い出した。そのご近所さんが、奈良で暮らし始めたのは、子供が喘息ぎみだったので、大阪から空気のきれいな奈良へ引っ越したという。それが25年前だったそうな。

確かに、私も30年ほど前に、1年間だけ奈良から大阪に通勤したことがある。その当時も、確かに大阪はもやっていた。いくら排ガス規制が進んでも、こればかりは変わらないね。

橋下知事が、府庁のWTC移転問題で、すったもんだしているのも要因かもしれない。なんてね。妻が聞く。すっきりと向こうが見えるときはないの、と。向こうとは、神戸や淡路島か。確かにそんな記憶は、ないね。

考えてみたら、私は空気の悪い東京で27年も暮らした。東京って、高台から一望できる場所って高尾山くらいしか記憶がない。その時も、都心までは見えなかったと思う。東京も大阪も、人口は増加中。だから奈良県は人口が減少中。ま、せめて空気のきれいな奈良が、いつまでも維持できたら、それで良しとするか。

でっかいお芋が、ゴロンゴロン。

2009-10-27 22:17:52 | Weblog
日曜日に妻が芋掘りに行ってきた。5月の終わり頃に植えて、やっと収穫らしい。今年は、雨が少なくて出来が悪かったらしい。梅雨が期待はずれで、いろいろな作物に影響を与えているんですね。

それでも、こんなにゴロンゴロンあるんだから、出来が良かったらびっくりだろうね。中には、ひょうたん型のサツマイモがある。植えて芋がちょっと発育したときに雨が降って、長い間雨が降らなくてくびれが生まれて、また雨がちょっと降ってくびれの先が大きくなって、それでひょうたん型になる。面白いですね。

でも、農家の人はそれじゃ困るわけで、来年こそはしっかりと梅雨らしい天気であってほしいですね。さてさて、まず妻が作ったのは、芋ごはん。栗ご飯もおいしいけど、芋ごはんもいいね。40年ぶりに食べたような。懐かしい味です。

次は大学いも。まだあつあつですが、冷めてくると表面の砂糖蜜がパリンパリンになって、これも懐かしい味。子供の頃のおやつって、さつまいもが多かったような。ふかし芋なんて、おやつの定番だったんだけど、時代は添加物がいっぱいのスナック菓子になりにけり。

一番右の写真は、そうです、豚汁。豚汁の中に、サツマイモがちゃぷちゃぷしてます。この豚汁は、九条ネギを大きめにして入れてあるのが特徴かな。しめじ、大根、にんじんなど、野菜もたっぷり。豚汁さえあれば、ごはんが食べれちゃうもんね。ま、そんなわけで、豚汁がおいしい季節になりました。

がっかりの茶粥御膳。

2009-10-27 13:38:46 | Weblog
先日、母の5カ月目の命日にお寺に寄っての帰り、奈良市内のとあるレストランで茶粥御膳だったか、茶粥定食だったか忘れたけれど、注文して登場したのがこれでした。茶粥って、どんなのが出てくるのだろうか。

で、さっそく茶粥のおかずというか、料理が運ばれてきた。これを見て、私は唖然とした。ハマチとマグロの刺身に、天ぷら。天ぷらには海老が2尾あったけど、どうせ輸入物のブラックタイガーでしょう。

さらには、野菜の煮物。妻はタケノコは缶詰だったねと。そりゃそうですよね、この時期にタケノコはない。ひょっとして中国産だったりして。香の物にちらっと奈良漬けが入っていた。豆乳豆腐も、妻曰く、かつおの味が勝っていて、そのままではあまりおいしくなく、私の刺身醤油を使って食べた。

以前、妻が奈良町のどこかで茶粥の定食を食べたときは、香の物が5種類もあり、豆を煮たのとか、白和えとか、茶粥にも抹茶塩なども用意して、皿は多くなく、質素ながら精一杯の心づくしがあったという。

そのレストランの茶粥をご飯に変えたら、ただの幕の内定食じゃないか。まったく工夫がない。奈良だって様々な地場野菜があるはず。茶粥なら、様々なお漬物の方が楽しい。刺身、天ぷら、煮物に、奈良のオリジナルはあるのかい。本当に幻滅でした。そんなレストランに、観光バスが5台も。いやはや、まったく。

とうとうセーターを出した。

2009-10-26 22:14:32 | Weblog
今日は朝から雨が降り続く。なんだか薄ら寒い。だから、妻にセーターを出してもらった。妻の朝の散歩も、今日は寒かったのよ、という。今朝の最低気温は13度はあるのに、雨が寒さを気分的に増幅させているのだろう。

そういえば、ここんところ晴れていないなあ。おてんとさんが全く顔を出さない。そうか、また台風か。日本に上陸することはないだろうけど、できるだけ南の方を通っておくれ。被害の無いように。

そのセーターです。もう20年近く着ているから、あちこち綻びたり、穴が開いたり。でも、ざっくりとしてとっても暖かいんですよ。20年くらい前に、姉が手編みで編んでくれたセーター。だから綻びも開いた穴も妻が丁寧に修復して、まだまだ着られます。

それ以降に買ったセーターは何枚かあったけど、やっぱりダメになって捨ててしまったような。粗悪なセーターもやだけど、愛着の持てないセーターもいやだ。そんなセーターほど、早くボロボロになるから不思議。

このセーター以外にも、20年以上前に買ったり、もらったりしたセーターが少なくとも3枚ある。数万円した値段の高かったセーターです。それくらい昔のセーターって値段が高い分だけ丈夫だったんですね。20年以上使えば、十分に元は取っているはず。

子供の頃、私の母は機械編みだけれど、よくセーターを編んでくれた。長く着て、綻んだり、穴が開いたりしたら、そのセーターをほどいて、糸をつなぎ合わせて、今度は手編みでマフラーに作りかえたりしていた。いろんな余り糸を使うもんだから、不思議な文様みたいになっていたっけ。そんなわけで、今シーズンの初セーターは10月26日でした。

日曜洋画劇場「明日の記憶」を見た。

2009-10-26 12:35:36 | Weblog
自分が、自分でなくなったら。自分が、自分を忘れてしまったら。自分は分からなくても、周囲を取りまく人間からはどう見られているのだろう。そんなことを、客観的に思い知らせてくれる、映画だった。

アルツハイマー型の認知症。私が5年前まで住んでいた杉並区アパートの大家さんのご主人が、アルツハイマー病と知ったのは、そのさらに5年前だった。もう仕事も辞めて隠居暮らし。伊豆に住む娘さんのお孫さんにご夫婦で会いに行ったり。また、娘さんご夫婦が遊びに来たり。アパートに隣接した大家さんの家は、賑やかな時が多かった。

賑やかだから、却って私たち店子も安心して暮らせたんだと思う。ある時、大家のご主人が、2階の通路に板なんかを張って、外から見えないようにしようかと言ったとき、私は却って防犯上、見知らぬ誰かが2階の通路を歩くとも限らないからみんなで見張れるようにしましょう。ということで、目隠しの板を張るのは却下となった。

その大家さんもある時、伊豆の娘さんの所に行っての帰り、突然に車を運転していながら、ここはどこだ、ということになったらしい。急遽、車を停め人を呼び、その車を託して、ご夫婦は杉並の自宅に帰った。それ以降、ご主人は車を乗ることもなく、ほどなく車はなくなった。

その2年後くらいだろうか、また大家さんご夫妻は伊豆の娘さんの所へ行った。ところが数日後、帰ってきたのは奥さんだけだった。アルツハイマー病を発症して伊豆の病院に入院したのだ。それから1年後にご主人は亡くなった。享年75歳。老人には見えない元気さだったのに、アルツハイマー病は恐ろしいものだ。

日曜洋画劇場「明日の記憶」視聴率は12.8%。いい映画だったんだけど、意外と見る人が少なかったんだ。テーマが重いからね。しかし映画ってずるいよね。思いっきり脚色して、デフォルメして、あとはあなたのイメージで残りの部分を想像して膨らませてくださいね、というのがあって。だからいい映画って、いいんだよね。テレビドラマとはレベルが違うわ。