さんでんじです。

ブログで思いのまま、自分なりの感想も含めて、発信します。

大分の街の、小さな紅葉。

2007-10-31 22:40:40 | Weblog
もう10月も、今日で最後というのに、なんていい日和でしょうか。昼間は長袖のTシャツ1枚で十分。街では、タンクトップで歩いている人も見かけます。

しかしながら木々はちゃんと暦を知っているかのように、大分県立図書館で見かけた、小さな紅葉。前庭の並木には、赤く染まった葉っぱ、これから赤に染まろうとするもの、まだ薄ぼけた緑を保つもの。暖かい日差しを受けて、なかなか鮮やかです。

妻と、紅葉はどこへ出かけようか、などと話しながら、ささやかな出会いでちょっぴり得した気分。

暖かい大分に紅葉はあるのかしらん、などと思っていたけど、ちゃんと季節は巡ってくるものです。日本の自然っていいものです。

まだまだ、大分の、九州の自然に触れてはいないけど、これからゆっくりと楽しむことにして。大分でのはじめての秋は、心地良い秋です。

残りおでんが、野菜の煮物に。

2007-10-30 14:08:40 | Weblog
26日のブログで紹介した、残ったおでん汁とこんにゃく2切、薩摩揚げ2枚は、昨日、野菜の煮物となって復活しました。新たに加わったものは、里芋にいんげん、にんじんなど。

残り汁は妻が濾したようですが、濃いめの味なので、調味料などはほとんど加えず水を加えて、砂糖をほんのちょっと、おでんのおいしい旨みがまだまだ味わえます。

特にこんにゃくが、さすが3日間煮込んだだけあって、中までしっかり味が染み込んで、めったと味わえないおいしさ。新たに加えた里芋が薄味に思えて、かえって食べやすい。

次回のおでんの残り汁は、肉じゃがなどに、などと言いながら、おいしさが二度楽しめる、というわけです。

まだまだ、今日もほの暖かい。びっしりと冷え込んだら、おでんといたしましょうか。そういえば、今回の煮物、色味が足りないと思ったら人参がなかったね。ま、いいか。はじめっから、おでんに入れたりして。

老犬ワンチンコンチン、元気です。

2007-10-29 15:57:34 | Weblog
もう17才で、雄の雑種犬、ワンチンコンチン君、略してワンチ君は元気です。2年前に、一種の脳梗塞状態になってからは、がらりと動きは変わったと妻は言いますが。大分の地に来て、早くも半年が過ぎました。

とある秋の一日、お天道様も燦々と降り注いで気持ちもいい日和り、たまには外で散歩というわけで、今日は庭をぐるりと巡ります。トツトツと、よろけながらのつたない歩き方で、庭のお散歩。妻が植えた草花の群れもなんのその、踏み越えて、一歩一歩土の感触を確かめるように、歩いています。

最近では、2日間ほどおしっこも、んこもなかったので心配しましたが、昨日も今日も、板の間を濡らして、んこもぽろりと。おしっこをしなくなったら、尿毒症で直ぐに病院に連れて行かなくてならないということでしたが、とりあえずは安心。

食欲は、以前の半分ほどになりましたが、最近は戻すことも少なく、妻は少量を何度かに分けて食べさせる毎日。深夜の徘徊も、相変わらずですが、おかげで昼間はよく寝ている。夜と昼が逆転しているような。

さてさて、庭のワンチ君。日もたっぷり浴びたようだし、そろそろ中に入ってもらいましょうか。今日は、昼間も元気に歩いています。がんばれ、ワンチ。いつまでも元気で、ワンチンコンチン君。

おみやげは、ウインナーかな。

2007-10-28 22:18:10 | Weblog
コスモスが風にゆらりゆらり揺れている。ピンクに白に、紅色、黄色。見事なコスモス畑だ。2年前に立川市の昭和記念公園で見たコスモスもきれいだったが、さすがここは花公園。妻とゆっくりゆっくり歩く。なかなか花はつきない。晴れていれば、もっと華やかだろうけど、曇っていても風情は十分に楽しめる。

しばらく歩くと、遠方に色鮮やかの花の絨毯が見える。サルビアだ。コスモス畑をぐるっと回って、そちらへ向かう。ぐんぐん迫って来ると、サルビアは鮮やかというより、眩しいくらいだ。輝くように咲き誇っている。

サルビアが望めるベンチで、妻が用意した弁当を食べる。公園の遙か向こうまで緑の草原が広がって、うっすらと二つの山が見える。左はギザギザの稜線。右はなだらかで柔らかな感じ。右が近いのか。左の山、まさか阿蘇山ってことはないでしょう。山の名前よりも、そんな風景がいい。こんな天気の方が厳かに見えるものだ。

少し肌寒かったので、妻はソフトクリームを断念した。犬を連れている人も何人か見かけた。いいですね、犬も一緒に入れるなんて。今度来るときは、陸君も連れてこようねと。ゆっくりと2時間は楽しめました。次は、しばざくらの咲く春に。

さて、帰り道はガンジーファームに寄る。妻はウインナーソーセージを買った。後日、これが食卓に出たが、すごく旨い。妻は、茹でるか、焼くかで悩んだが、焼いて正解。味も香りも歯ごたえもバツグンでした。もちろん、妻の焼き加減も。骨は陸君に、でした。道の駅長湯温泉では、しいたけを1袋買う。スーパーなんかの2倍は入っているという。形もいい、値段は200円。田舎って、こういうのがいいですね。陸君たちへのおみやげもできたし、車よ、走れ、我が家へ、走れ。

妻が行きたいと言う、くじゅう花公園。

2007-10-27 16:03:42 | Weblog
じゃー行こうよ、というわけで、くじゅう花公園へ向かって出発。1時間以上はゆうにかかるらしい。妻の車を運転して半年が過ぎた。しかし、どうも慣れない。初めて運転する軽四は、ちっちゃくっていいのだが、パワーが悲しい。長い上り坂になると、4速で踏んでいても徐々にスピードが落ちる。3速に戻して踏み込み直さないと、頑張ってくれない。3年前に私が乗っていたのは、スープラのターボ。コーナリングに難点はあるが、踏めば確実に応えてくれる。しかし、この軽四がうれしいのは、マニュアルであること。私は、オートマがだいっきらい。

そんなこんなで、大分に来て初めての遠出。市街をかすめて高瀬石仏へ行った道、ホワイトロードから国道442号に入る。いい道路だ、上下2車線だが走りやすい。この辺りまで来ると、もう住宅街というのはない。稲刈りが終わった田んぼが、広がる。長閑だ。

野津原で右折。のつはる、と読みます。国道から県道412号に入る。いよいよ上り坂が連続する山道。といっても道はゆったりの上下2車線。ときどき工事で対面通行の信号待ちがあるが、そんなに待つこともない。こんな山の中に、自動車教習所。通う人、いるのかしらん。しばらく走ると、いのしし牧場。臆病な猪が、のんびりと草をかむ、なんてありえない。現に一頭も見あたらない。右へ行けば、長湯温泉の看板。余裕があったら、立ち寄ってみたいものだ。小倉交差点で左折。とたんに視野が開けた。天気は良くないが、遠くに山が霞んで見え、高原の雰囲気。久住交差点を右折。また国道442号線に戻る。なんと道が狭い。くねくねしている。次の目標はくじゅう花公園。

いよいよ到着。車を駐車場に止めると、妻が言った。あ、私、ここへ来たことある。じゃー帰るか、と私。いや、帰らない、と妻。ま、いいか、私ははじめてだし。車を降りると、ちょっと空気が寒いような。でも高原は伸びやかで、とっても気持ちがいい。目的は、コスモス畑とサルビアの花壇。さっそく二人で1200円、入園料を払って入ります。

園内にはいると、ログハウスのようなショップがならんで、公園全体が斜面になっている。とりあえず金魚草の花壇を横にみながら下っていく。登る方もあるのだが、どうも妻はラクな方を選ぶ傾向がある。結局は、登ることになるのに。その先に、花苗やガーデングッズのグリーンハウスというショップがある。当然、妻は立ち寄った。後で、どうだったと聞くと。値段は高くも安くもなく標準的。ただ、種類がとても多かったと。歩きながらしゃべっていると、前方にコスモス畑が見えてきた。

おでん、3日連続。

2007-10-26 13:40:17 | Weblog
夕食のおかずは、3日連続おでんであった。たいていの人は、3日もおでんが続くと、怒るであろう。いつまで、おでんなんだ。いいかげんにしろ、と、ちゃぶ台をひっくり返すかもしれない。しかし、我が家は3日間、おでんが続いた。私も、怒らない。その訳は・・・。

なにせ当の私が、おでんを作ったからだ。そう、おでん。なんてことはない、どこの家庭でも作るおでん。コンビニでは、寒くなると必ず、その匂いが店内に漂っている。関西では、関東炊き、というが。とにかく、私が作ったのだから、妻も文句は言わない。なにせ、妻の口癖、今晩何しようかな、がないからだ。

妻は、私が作る日に合わせて具を買い込んでくれていた。串に刺した牛筋、妻はアキレスという。大根、はんぺん、餅入りきんちゃく、こんにゃく、竹輪、ウインナー、薩摩揚げ、牛筋など。骨付き鶏肉、ん、ん、ん、なんで、こんなもの。と聞くと、妻は陸は骨が好きだから。なるほど、納得。妻は、ゆで卵も作ってくれていた。ありがたい。私が作る時の必須は、大根、牛筋が、絶対欠かせない。さらにスーパーへ買いに出たが、牛スジ100グラム198円。なんでこんなに高いの。東京なら、豪州産が100グラム98円で、国産牛肉なら128円なのに。さらに、ゴボウ天、佐伯産のじゃこ天、薩摩揚げなどを買い足す。

さて、私がつくる。昼過ぎから、でかい鍋に、湯をわかし、沸騰したら、大根、牛スジをどんと放り込む。数時間はとろ火で、灰汁取りに専念。あらかた灰汁を取り終えたら、しゃもじに醤油2に対して味醂3の比率で、どぼどぼ流し込む。具もばしばし入れる。かつお風味のほんだしもちょいちょいっと。さーて、晩飯。もう部屋中におでんの匂いがいっぱい。旨そう。1日目は、牛スジは食べません。食べる。旨い。温まるー。ふー、食ったー、ごちそうさま。2日目、いよいよ牛スジを食べる。とろとろになって、味もたっぷり染み込んで、おいしい。陸君が横で待っている。昨日、鶏肉の骨、あげたじゃん。はいはい、牛スジあげるから、暑いからふーふーして食べるんだよ。いきなり食べた。熱かったらしい。もう次を待っている。3日目、卵の中まで味が染みている。まだまだ、飽きないけど。これぐらいにしてと。おっと、鰯のつみれを買うのを忘れていた。次は、気をつけよう。

私がひとり暮らしの時なんか、10日くらい続いたことがあったんだから。少なくなれば買い足して、調味料も継ぎ足して、ときどき底の方にどす黒くなった取り忘れの具があるけど、それも愛嬌で。私がひとりで食べるのだから、いいではないか。最後まで、旨かった。でなきゃ、毎日続けませんって。大分の地で、私が初めて作ったおでん。3日間食べ尽くして、鍋には、こんにゃく2切、薩摩揚げ2枚が、おいしいおでん汁とともに残った。汁を捨てるなんて、とんでもない。妻は、この汁で野菜の煮物を作ってくれるらしい。これもまた楽しみ。ひとまず我が家のおでんは、3日間で終了。もっと寒くなったら、また作ろうね。

○○が多い、大分、その6。

2007-10-25 16:09:27 | Weblog
その6の○○は、100円のドリンク自動販売機。家のすぐ近所にもある。私がよく利用するオロナミンCが、100円なのでちょっとうれしい。しかし、缶飲料の120円のものが100円なので、かなりお得なんですね。

100円自販機が大分には多くって、地方価格差の導入か、だったりして。依然、120円の自販機の方が大半を占めていますから、もちろんそんなことはない。100円自販機マップなんてのがあれば、結構、人は利用するでしょうね。これも信頼性の問題ですが。多くの人が利用する秋葉原では、そんなマップが作られているようですが。

でも安い自販機があっても、限定で1~2品が110円とか、ほんの一部が100円とかが多い。大分のは、徹底して全部が100円。買うたびに20円の違いは大きいですよね。写真の自販機はディスカウントストアのダイレックス店外設置のもの。ところで、このダイレックス、ある日、ティッシュの特売で、妻と開店時間に行くと、すでにすごい行列。オイルショックのトイレットペーパー騒ぎかと思うくらい凄い。ちょっと古いか。30年以上も前だものね。

みんながティッシュやロールの袋を大量に抱えている。一人1点限りではないようだ。ちなみに価格は、エルモアティッシュ200W×5箱199円。レックストイレットペーパーダブル18ロール299円。ハウスこくまろカレー200グラム99円。サランラップ22センチの15メートルが68円。ラップなんか次の日には、30センチの50メートルが89円であるのに、こっちがうんと安いのに、ブランドの差ですか。

10円、20円安い特売に、人はどっと集まる。もちろん大分だけの現象ではないでしょう。一方、20円安い、100円のドリンク自動販売機は、あんまり見向きもされていない様子。まあ、聞いたこともないメーカーのドリンクも入っていますけど。ところで、ダイレックスの特売、私たち二人はティッシュ5セット、トイレットペーパー2セット、ラップ2、その他もろもろ買っちゃった。騒然となると、ついつい引き込まれてしまいますね。いかんいかん、でも安い方がいい。

早朝、目覚めるも殿は見えず。

2007-10-24 16:55:09 | Weblog
夜中に、何度か目が覚めた。その度に、耳を澄ます。相変わらず、屋外は静かで、猫の殿ちゃんの鳴き声は聞こえず、まだ暗い。そしてまた、浅い眠りにつく。外が明るくなった、6時半過ぎに目が覚めた。そーっと布団を出て、改めて部屋を見回す。いるわけないよね。玄関から、朝の光に満ちた外に出る。左右に3軒目辺りまで様子を見る。気配がない。近所の犬も吠えてはいない。

あきらめて家に戻り床につく。7時過ぎになって妻が目覚めた。あのね、と、話を切り出す。いつも寝起きはぶわーとしている妻も、私の話を聞いて驚いた。完全に、しゃっきりしている。妻は、てきぱきと着替えて、表に出る。私も、起きて表へ出た。やはり、状況は変わらない。殿ちゃんは、いずこに。

大丈夫、帰ってくるから。だから、もう少し寝て。あんまり寝てないんでしょう。妻の説得に応じて、私はベッドに入った。妻の不安げな顔が、辛い。私のミスなんだから、100%私の責任だ。だからって、どうすることもできないが。うつらうつらと眠りに入った。どれほど時間がたったろうか。外から、殿、殿、妻の呼ぶ声が聞こえた。私は、思わず飛び起きた。縁側の廊下に出る。どこへいってたの、と妻の声。カーテンの向こうに妻のシルエットが映る。胸に茶色いかたまりを抱いている。よかった。

妻は、縁側から、殿を入れた。真っ先に乾燥餌、ご飯の器の飛びつく。腹減ってたんだ。食べ終わると、私のそばに来た。涼しい顔で、私を見ている。おい、ごめんなさいのひとこともないのかい。私がそういうと、彼はまたご飯の器に行く。がりがりと音が響く。まったくー、こいつは聞く耳を持っていない。また私の元へ来ては、しばらくしてご飯をがりがりと。それを5度ほど繰り返して、いつもの居場所、籐いすの上で眠り始めた。そりゃーねー、一晩中遊んでたんじゃーねー。妻にその時の話を聞く。庭に出ると、隣の塀に上によく遊びに来る猫がいた。殿、殿、と呼んでみると、塀の向こうから、ふにゃーと声がしたとさ。相手の猫は、妻の姿を見ると逃げて行ったそうな。とにかく、良かった、良かった。

殿が目覚めてから、妻が脚を見ると、爪がかなり磨り減っていると。よっぽど、走り回っていたのね、と。私たちの勝手な都合で、猫の殿は、家から出さないようにしている。彼にとって、それが幸せなのかどうか。彼を見ていると心が和む。触っていると心が落ち着く。時々遊び相手にもなる。人間たちの勝手で、彼を部屋猫にしている。本当は、もっと外で、お友達と遊びたいんじゃないのかな。殿ちゃん、君は幸せかい。毎日が、楽しいかい。言葉や意思が通じたら、彼はなんて答えるだろうか。ともかく、私はタバコを吸いに出るときは、細心の注意を払わねば。妻の悲しい顔を見たくはないから。

大変だー、殿ちゃんが消えた。

2007-10-23 15:04:24 | Weblog
猫の殿ちゃんが、私のちょっとした不注意で、真夜中に逃げてしまった。夜中の1時、いつものように私は玄関を開けて外に出て、直ぐに戸を閉め、たばこを一服。それが私の習慣だ。室内でタバコを吸わない、それが近年私が決めているルール。妻にも、犬や猫にも煙は良くないと思うから。

それじゃー、止めろって。それは無理です。これが私のリラックス。さてさて、殿ちゃんの深夜脱出ですが、その時は全然気付かなかった。なにか、遠くで鈴の音が鳴ったような。ん、まさか。胸騒ぎ。タバコの火を消して、家の中に入る。ひとつひとつ部屋を確認する。いない。ベッドには、妻と陸君が寝ている。納屋にはワンチ君が寝ている。どこにも、いない。てえへんだー。えれーこった。

もう一度、状況を思い浮かべる。その十数分前には、殿ちゃんが珍しく鳴いた。それも、陸君たちがいる納屋の高い棚の上で。そこから部屋に戻ってからも、ガラス戸越しに外を窺う様子。そうか、お友達が来ていたんだ。そして、私がタバコを吸いに出る時を見計らって、私が戸を開けたときに、素早く脱出した。それしか考えられない。頭のいいやつ。おっと、そんな場合ではない。

しばらくして、私は真っ暗な外に出た。深夜の住宅街に、大声で名前を呼ぶわけにもいかない。彼の好きなビーフジャーキーの袋をバリバリと握った。部屋では、こうすると殿ちゃんは寄ってくる。根っから食いしん坊で、食べ物の音をさせると直ぐに寄ってくる。闇夜に袋の音は吸い込まれ、シーンと何の反応もない。もう一度、繰り返す。周囲は全くの無音だ。場所を変えて、またやってみた。じっくり耳を澄ますが、全く気配がない。

さらに、1時間後にも、やってみたがムダであった。もう3時を回っている、もう寝る。妻も陸君もよく寝ている。妻には、朝起きたら、話そう。今、話すと、心配性の妻は、きっと寝ることができない。私は、布団に入った。妻と、陸君の寝息が聞こえる。外は静かだ。私は、もう一度、耳を澄ます。遠くの方で、犬の鳴き声がした。殿ちゃんは、その近くにいるのだろうか。もう寝よう。朝を待とう。そして、妻に。耳を澄ましながら、私はなかなか寝つけなかった。

妻の、栗リベンジが成功。

2007-10-22 14:40:48 | Weblog
10月9日のブログで書いたように、佐川急便で送った栗を遅配で台無しにされた妻。やはり根に持っていたようです。その後、何度か後悔の念を聞かされて、もう一度やってみれば~、今度はヤマトのクール宅急便で、と私。

今シーズン最後の栗にまたトライしました。収穫期の終わり頃になると、いい栗も少なく、懸命により分けての作業。これもダメ、あれもダメ、で結局半分くらいになったような。

栗も完成して、いよいよ発送。ヤマトさんが午後に来た。大分から岡山に発送すると到着は午後になるらしい。岡山からだと、大分には午前中に着くのに、とちょっと不満顔の妻。まあ、数時間の差ではないか。佐川みたいに、まる1日遅れるわけではないから。できるだけ早くお願いしますと、妻は栗を送り出す。こればっかりは、システムだからね。あまり融通は利かないと思うけど。

さてさて、次の日、妻は携帯メールを待つ。なんと、昼過ぎに届いたと。で、肝心の味は。これも、今度はしっかりとおいしいと。妻にやっと安堵の表情が。リベンジ成功でようやく満足げ。本当によかったね。もう一度、トライしてよかったね。

で、お礼に送られてきたのが、岡山銘菓の数々。これは銘菓ではないが、ご飯が何杯でもお代わりできる、ままかり、普通は酢漬けが多いのですが、これは蒲焼きです。仲よしは、ちょっと甘めの干菓子。ご存知の岡山名物、白桃味のきびだんご。妻も、こんなに吉備団子を食べるのははじめてだって。調布は、求肥を薄皮で巻いたもの。ぎゅうひ、何、それ、と妻に聞く。この感触は何度か味わったことがあるけど、これを求肥って言うんですね。思わぬ和菓子との遭遇、ごちそうさま。そして、ありがとうございました。