さんでんじです。

ブログで思いのまま、自分なりの感想も含めて、発信します。

箸置き、だそうな。

2011-07-30 17:20:08 | Weblog


去年の五條市のかげろう座で買った、木のかわいいオブジェたち。別になんの手を加えなくても、それはそれで木の味わいもいいんだけど、買った妻はデコパージュに使うつもりだった。で、買ってからほぼ1年近く経ってから、妻はやっとし上げて、野菜や動物たちがカラフルに彩られました。飾り用のオブジェかと思ったら、妻は箸置きのつもりだって。ちょっと派手すぎて、かわいすぎて。まあ、いいかもしれない。でも、まだ出番はなくって、テレビの前で飾られている。やっぱりねえ。かわいくって、いいじゃない。

やっぱり蝉は少ないのかなあ。

2011-07-30 02:14:39 | Weblog


今年も、我が家の庭では、蝉の抜け殻を見つけることができました。蝉の抜け殻は、縁起がいいとかは、どうなんだろう。何かの抜け殻を財布に入れるとお金が貯まるとか。まさかね。で、木の根元には穴ぼこもあります。あくまでも蝉ですよ。おそらく、そこから這いだしてきたのでしょう。毎年の恒例行事です。それが、蝉の営み。今日などは、網戸にしっかりとへばり付いています。その蝉を、よ~く見ていると、じわりじわりと移動している。左の方へじわりじわり、また右の方にじわりじわり。大分の家でも、そんなことがあったような。そして、動いたギザギザのカタチで柱にキズが付いていた。おそらく、卵でも産み付けたのかなあ。それは、今となっては分からないけど。まさか、ここは網戸ですよ。しばらくすると、網戸の蝉は、どこかにいなくなっていた。

でも、今年は蝉が少ないですねえ、という人が多い。私は、そうは思わないんだけど、確かに窓の外で、びい~~~、と大音響で鳴く蝉が、今年はいない。例年は、そんなうるさい蝉が必ずいたのにね。ま、その分は静かでいいんだけど。庭の向こうの道路を、相も変わらずバロンバロンとうるさい自動車や、バイクが通っていく。一番うるさいのは、人間なんだな。今も蝉は鳴いていくけど、むしろがんばれって応援したくなる。やっぱり、少ないのかなあ、今年は。

古梅園の前を通って思う。

2011-07-29 02:56:06 | Weblog


二鶴で鰻を食べた帰り道、椿井小学校の角を曲がって、古梅園の前を通る。で、その時、妻が、墨の匂いって気が引き締まるのよ、と言う。古梅園ってのは、習字の時に使う墨を取り扱っている老舗のお店。習字の時、って言ったけど、今時、筆を持って墨で手紙とか、書面をしたためる人っているのかね。でも、妻も、機会があったら習字を習いたいと言っている。私が子どもの頃、小学校に上がるかという年代の子どもは、習字や算盤を習っていることが多かった。私はもちろん習わなかった。嫌いだったからね。でも、今から思えば、漢字の筆順とか、漢字の読み書きが苦手な私は、習っておけばその弱点はある程度、克服できたのではないかと思っている。ま、いまさら、遅いけど。

筆で文字を覚えるって、良かったのかもしれない。ただ、当時、この字を書きなさい、として字を書かされるというか、教えてくれるけど、書きたい字とか、覚えたい字は教えてくれなかったように思った。今でも、そういうのってよくあるよね。たとえばパソコン教室で、教科書に沿って基本的なことは教えてくれるけど、なかなか覚えたいことに到達しないという人がいた。そんなものなんですよ。覚えたいことがあるのなら、やっぱり独学しかないのかも。古梅園の軒下は、ツバメの巣の跡が残っている。今年はもう飛び立ったのかなあ。


一年ぶりの二鶴の鰻。

2011-07-28 02:55:08 | Weblog


土用丑の日から一週間ほど遅れたが、今日は奈良市内の鰻屋さん、二鶴に鰻重を食べに行った。午後1時30分頃店に入る。もう食事時のピークが過ぎているはずだけど、店内には3組7人の客がまだ食事をしていた。さすがに、みんなが食べているから、鰻というか香ばしい香りが店内に広がっている。やっぱりこうでなくっちゃ。鰻は、とにかく待つ。10分、20分、待つ。隣りにいた中高年2人組が食事も済み席を立つ。その離れ際に、もうすぐ来ますから今しばらく我慢を、なんてお愛想を言って出て行った。常連さんなんだろうな。鰻が時間の掛かるのは当たり前のこと。重々承知していますから。

で、しばらくしてやっと運ばれてきた。一年ぶりの鰻重です。重箱の蓋を取ると、ぱあーっと香ばしい匂いが広がる。でも、よ~くみると、鰻が若干去年より小さいぞ。鰻は今年、値上がっていますからね。特上鰻重2500円。値段は据え置きだから、しょうがないか。この二鶴の鰻は、表面がカリッとして、中がふわっとしているのがいい。よくタレがべちょっとかかっているのがあるが、私的にはイヤですね。ここのはタレもうっすらで、鰻の味がよくわかるからいいのですよ。で、さらにうまきも注文した。妻と一切れずつ。おっと二鶴の鰻重は、冷や奴サラダが付いています。だから、妻は結構お腹がいっぱいになって、夕ご飯もあんまり食べられなかった。鰻重は、やっぱりボリュームがあるんですね~。そして、おいしいですね。

奈良県の北部では、富雄にある豊川ってところもおいしいと聞く。東京にいたときは、とうとう麻布十番の野田岩に行くことができなかった。30年くらい前に、名古屋で鰻を食べたときは、鰻が二重に入っていた。今でも、名古屋や浜松ではそんな鰻重や鰻丼があるのだろうか。でも、鰻の旬って、初冬だといいます。水温が少し下がって、鰻が産卵のために回遊する準備を始める。だから、鰻も体力をつけるために食欲旺盛になって、栄養が蓄積される。だから、鰻がおいしいというわけです。でも、まあ、食べたいときが、旬ということで。



永樂堂の夏物てぬぐい、2種。

2011-07-27 02:27:39 | Weblog


ちょっと前ですが祇園祭の折に、というより、祇園祭よりバーゲンやお買いものが目当てで京都に行く。そのひとつが、永樂堂なんですね。ここは、いろいろな図案の手拭いを売っていて、シーズンごとに新しい図案が出てくる。それを見たり選んだりするのが結構楽しいのですよ。で、その手拭いは、我が家ではタペストリーになっている。縦長のものは、そのまま、重し代わりの棒を入れて吊している。横のデザインは、ちょっと難しくって、結局は鴨居にぶら下げている。でも、それがなかなか良いのです。

で、この夏選んだのは、と言っても妻が選ぶのですが。でも、この2つはパッと見て私も気に入った。草むらに螢が乱舞している様子。草むらや近くの螢は黄色で。遠くの螢が明るい緑で表しているのが、しっくり静かで落ち着いた色使い。もひとつは、竹藪に雀が3羽、飛んでいる図。ざわざわとした竹藪で、雀がバタバタとじゃれながら飛び交っている。どちらも動きはあるのですが、静と動、夜と昼って感じで、2つで気に入っている。てなわけで、我が家の手拭いタペストリーは、毎年増えているんですよ~。京都永樂堂のてぬぐい、いいですよ~。

理想的な天気だけど、なにか、ちょっと。

2011-07-26 02:39:49 | Weblog


今日は本当に、理想的な天気です。なにが理想的かと言うと、暑い夏の日はこんな天気だったらいいな、と考える私が望んだ筋書きなんです。では、どういう筋書きかというと、ま、朝昼は容赦なく夏の日差しが照りつけてくれていいです。でも、夕方の5時くらいから、どーっと夕立が30分くらい降ってほしい。要は、暑く熱された大地、特にコンクリートやアスファルトを雨で冷ましてほしい、ということなんです。そうなれば、夕方から、日中の熱気もどこへやらで、ひんやりするでしょう。

で、今日の天気は午前中は曇っていた。それでも、段々と蒸し暑くなる。午後に入って、時々日差しが出て、暑くなった。うだるような暑さではない。2時、3時くらいになると、段々と雲に覆われてきた。空が暗くなって、5時ちかくになると、どさーっと雨が降り出した。で、30分ほど降って止んだんです。理想的でしょ。でも、そこからもどんよりして今にも雨が降りそう。陸との散歩はなんとか雨にはならずに、良かったんだけど。

で、夜になって、それが肌寒いほど涼しい。さすが奈良で、高原の涼しさです。寝るときはしっかりと布団を掛けていないと、風邪を引きますよ。そう、なにか、ちょっと、と思うのは、涼しすぎるんですね。農作物の収穫に影響がなければいいんですけど。秋にはお米がしっかりと収穫できますように。なにか、ちょっとが、気のせいだといいな。そうめんかぼちゃを使った2品。豆腐とズイキの煮物。胡瓜ともずくの酢の物。なかなかおいしいというか、変わった食感が楽しめますよ。

とうとうアナログ放送が終了した。

2011-07-25 01:04:45 | Weblog


アナログ放送の番組が終了して、世の中は地デジ放送に完全移行しました。地デジコールセンターには相談電話が集中しているようです。現状としては、地デジチューナーが不足しているらしい。ま、大変になりましたね。実は、我が家のテレビは地デジ対応ではありません。それでも、不便がないのは、ケーブルテレビを引いているからなんです。ケーブルテレビだと、ケーブル局が、わざわざデジタル回線をアナログ回線に変換して信号を流してくれるから、地デジ対応のテレビに買い替える必要はない。で、それがなくても大丈夫なのは、2年前にDVDレコーダーを買っているから。つまりDVDが地デジ対応なので、DVDのチューナー経由でテレビを見れば、デジタル放送が見られるってことなんですよ。

それでも、一応テレビは買おうかな、と考えていた。なぜかといえば、ケーブルテレビなので、アナログ放送も、デジタル放送も見ることができます。でも、デジタル放送の方が圧倒的に画面がきれいなんですよ。画質の悪い20インチ液晶テレビで見ても、差は歴然です。だから、画質のいいフルハイビジョンテレビが、欲しくなったのですね。で、狙い目はシャープの37型液晶テレビ。ところが、2年前からシャープは37型液晶を作らなくなった。40型に移行しちゃったんですね。40型だとスペースに収まらないのです。どうしても、37型以下でないとダメ。しかし37型は、ソニーも三菱も作らなくなりました。32型にするとフルハイビジョンではないんですね。つまり画素数が1920×1080ではなく、1366×768と画素が荒くなっちゃうんです。ハイビジョン放送だときれいに見ることができない、ということ。そんなわけで、液晶テレビの買うチャンスを逃しちゃった。でも、その分、どんどん安くなりました。4年前は二十数万だった。2年前は十数万だった。今は6万円台で変えますよ。そんなわけで、地デジ騒ぎが静かになったら、量販店にでも行こうかと思っています。

ところで写真は、そうめんかぼちゃ。これが、それなんですよ。食卓に乗ったものは後日紹介しますね。それにしても、心地よく過ごせた一週間でした。来週からは太平洋高気圧が盛り返すといわれています。すると、暑くなります。でも、来週の後半には高気圧の勢力が衰えると予想する向きも。梅雨明けが早い年は、夏も元気が無いらしい。暑すぎるのも困るけれど、冷夏も困りますよね。ほどほどに野菜や穀物、特にお米がいつも通りに収穫できるといいですね。



妻が、嫌いなゴーヤーをもらった。

2011-07-24 01:49:33 | Weblog


妻は、恐る恐る佃煮を作った。確かに、ゴーヤーは入っている。でも、かつお節が多すぎる。そして、甘すぎる。ゴーヤーの苦みが苦手だから砂糖をたっぷり入れたんだろうけど、それでも妻にとってのゴーヤーは苦かったらしい。そして、まだまだゴーヤーはあるので、定番のゴーヤーチャンプルを作ってくれた。ゴーヤー、豚肉、玉子、さらには椎茸、たまねぎ、国産春雨などなど。いかにゴーヤーの存在感を薄めようとしているのがよくわかる素材選びだ。味付けはちょっぴり薄目なんだけど、なかなかこれがおいしい。妻はゴーヤーを計5切れ食べたという。まあ、よく食べた方でしょ。

ゴーヤーは血糖値を下げる。コレステロール値を下げる。ガン細胞を抑制する。なんて言いますからね。だから、食べた方がいいんですよね。今年は緑のカーテンが人気で、ゴーヤーを育てている人も多いのでしょ。ゴーヤー本があっという間に売り切れちゃったんだって。で、出版社は増刷しても夏には間に合わないので、なんと書籍を電子版で無料公開にしちゃった。太っ腹、えらいっ。

で、書籍「育てておいしい はじめてのゴーヤー+島やさい図鑑」の電子ブック板とPDF版が9月末日までの期間限定で無料公開なんですよ。一度、ご覧になればいいのではないでしょうか。なんせ、無料公開なんですから。最近の電子書籍というか、印刷物を電子書籍にして有料というのが多いですね。書籍ならいいんですが、朝日新聞や日経新聞が電子版を有料にして、どんどん購読者を囲い込もうとしている。また、もっと詳しい情報や過去のデータを調べようとすると別料金が発生する。なんとかお金を使わせようとしている有料電子版システムがイヤですね。ゴーヤーの本のように、ネット無料公開の電子版でいわば立ち読みして、良ければ書籍を買い求める。こういうシステムなら、納得がいくんですが、ね。
「育てておいしい はじめてのゴーヤー+島やさい図鑑」の電子ブック板は主婦の友インフォス情報社のサイトにありますよ。
http://www.st-infos.co.jp/

蝋引き紙袋のパン屋さんは、ミヤズ・ブレッド。

2011-07-23 01:21:07 | Weblog


昨日、紹介した蝋引き紙袋を使っているパンのお店は、ミヤズブレッドと言います。妻が、2度ほど買いに行ったのですが、私自身は行ったこともなく、お店の雰囲気も全く知りません。でも、そのミヤズブレッドは、関西の朝日放送、土曜朝のテレビ番組に、LIFE夢のカタチ、という30分番組があって、この前の7月2日に、人生の新たな一歩を踏み出す人気パン作家、ミアズ・ブレッド 森田三和さんがお店と共に紹介されていました。
朝日放送の番組紹介サイトです。
http://asahi.co.jp/life/backnum/110702.html

なので、ミヤズ・ブレッド、関西の方はご存知の人も多いでしょうね。前回に行ったとき、妻はサンドイッチを買ってきた。ドレッシングとかほとんど余計な味を加えないで、野菜そのもののおいしさを味わえるようにしてあるんだけど、ちょっと物足りないと思う人もあるかもしれない。私的には好みなんだけど、最近はドレッシングとか調味料とか濃いめで、素材の味すらわからなくなっているものも多いから。私はたまには、ドレッシングの少ないサンドイッチも好きなんですよ。で、今回、妻はタルトを買ってきた。ひとつは、いちじくで、もうひとつはクランベリーだと思う。私のことだから、確信はない。でも、果実そのもののおいしさが生ではないが、じんわりと味わえる。素朴なおいしさが伝わってくる。さすが、人気のお店です。

で、このパン屋さんでパンを買うには、午前10時から配られる番号札を手に入れるために並ばなきゃならない。その番号札の順番で、11時からパンを買うことができる。カフェは9時30分から開いているので、カフェでお茶やコーヒーを飲みながら、パンの時間までを過ごすことができるそうな。ちょっとややこしいので、慣れる必要はあるでしょうね。で、並んでいる人なんて、結構遠方からの人がいたりして、先日妻が行ったときは沖縄からの旅行客がいたという。全国的に有名らしいです。
ミヤズ・ブレッドのサイトはこちらですよ。
http://miasbread.com/

パン屋さんの蝋引き紙袋。

2011-07-22 02:06:19 | Weblog


台風の置き土産は、この涼しさだったんですね。時々、くしゃみは出るわ、鼻水も出るわ、秋がやってきたような心地良さ。皆さんも、風邪を引かないようにご注意ください。今日、妻が、並ばなきゃいけないパン屋さんに並んでパンを買ってきた。女性って何だろう。ちょっとおいしいよ、で、行列ができていたり、そんな口コミがあったりすると、並んでみたくなるものなんですね。だから、行列のできるショップはますます行列が長くなり、流行らない店は、あっという間に閉まってしまう。口コミって、恐ろしいものですね。で、パンを買ってきたけど、その紙袋がなんと、蝋引き紙だった。蝋引き紙を見たのって、何十年ぶりだろうか。そのパン屋さんが蝋引き紙の袋を使っているということは、それだけ商品のパンを大切にいているってことなんですね。なるほど。パンを入れる袋にもこだわるってことは、パンの原材料や、焼き上げ方、具に使う材料にもこだわっていて、それで行列なんだ。と、納得。

蝋引き紙袋って、市場なんかでコロッケを買うときに入れてくれたんだよね。今は完全にプラ容器になっちゃったけど、紙袋の方が多少の保温効果もあったんだよね。いいなあ、蝋引き紙袋。シワシワになったところが、白い線になるのがまたいいんだよね。


ところで、ある本を読んでいて、一郎は首肯いた、という下りがあった。肯くという読みは知っているが、首肯く、でも、うなずくと読むんですね。本など活字の文字って、いろいろな発見がありますね。それを知っているからって、どうってことはないですが、ま、教養なんでしょうか。よ~く字面を見ていると、肯くよりも、首肯くの方が、意味というか、動作が目にも浮かんできますよね。漢字って、そういうところがいいんだよね。もっと本を読まなくっちゃ。