さんでんじです。

ブログで思いのまま、自分なりの感想も含めて、発信します。

94歳で父が逝去しました。

2015-03-30 23:18:37 | Weblog
3月24日の午後10時33分に、父は臨終を迎えました。今となっては、なぜそういう事態になって、私の思いもよらぬ結末となったのか。思い巡ることもありますが、それはまた後ほどに。この年、94歳ということは、戦争を経験した父です。今62歳の私が子どもの頃に、戦争というより、当時の戦地の話しを何度も聞かされたことを思い出します。その父の話にはいつも、飢えと病気、戦友たちの死、一方的に打ち込まれる銃撃や爆撃で、子供心にもかっこいい戦争とはかけ離れた現実があって、むしろ気持ちが悪いなあ、と思ったものでした。しかしそんな現実の中を、父は生き延びて、南方のハルマヘラ島で終戦を迎えたのです。なぜハルマヘラ島だったかというと、父は南方に向かう輸送船団に一兵卒として乗りこみ、本来の目的地はニューギニアだったのですが、それができずにやむなくハルマヘラ島に上陸したらしいのです。で、父たちが上陸してしばらくして、アメリカ軍がその近くに島に上陸して飛行場を建設し、そのハルマヘラ島を遙か上空から爆撃したそうです。アメリカ軍はハルマヘラ島には上陸することはなく、むしろ孤立させておいてフィリピンや沖縄に向かったとか。だから、父は地上戦にはならずに生き延びることができました。もしニューギニアに上陸していたら、玉砕だったそうです。父は、生きて帰れたのは儲けものと考え、日本に帰ってからは電気関係の仕事を猛烈にこなし、80歳まで働きました。仕事を辞めてからも、常に何かをしていないと落ち着かないらしく、日曜大工的な作業をしたものです。電気製品なども、分解しては組み立てたり、その結果、壊してしまったものも数多くあります。常に何かをしていないと落ち着かない父でしたが、6年前に母を亡くし。その分、却って父は元気を取り戻して、この分なら100歳は軽い軽いなんて思っていましたが、3月19日に肺炎で救急車を呼び、その1カ月に一度、通っていた病院で亡くなったのです。今となっては、感謝の言葉だけしか頭によぎりません。そして、様々な手続きや整理すべきことが残されました。それを、日々片付けている真っ最中。毎日、ふ~う、です。

土筆、おいしく、いただきました。

2015-03-24 18:41:37 | Weblog


ちょっと前に、ちっちゃな土筆んぼうを紹介したと思います。その後、2週間くらい経ってから、再び見に行きました。すると食べ頃、いや失礼。土筆たちはちょうどいい大きさに育っているんです。もちろん妻はしっかり引いてきました。そして、例年の如く、玉子とじに。ちょっぴり苦みがあって、今だけの恵みです。しっかりいただきました。ところで、この土筆だって、しっかりと栄養分があるのです。土筆の健康効果としては、カリウムや鉄などミネラル、ビタミン、食物繊維が豊富。さらに、老化防止に有効と考えられカロテンやレチノールといわれるビタミンAの酸化を防ぐビタミンE、脂質代謝や補酵素を形成するのに必要な成分のパントテン酸も多いのですが、これら栄養成分は茹でることで半減してしまいます。でも、半減したって、あることはあるのですから、おいしくいただきましょうよ。

フォーエルって、おしゃれなショップだった。

2015-03-22 16:07:53 | Weblog


妻が前から気にしていた洋装の方の喪服を準備しておきたいという。で、妻は少々太り気味。通常のショップじゃ~、サイズが合いません。百貨店に行けばあるだろうけど、お値段がかなり気になります。普段によく通る押熊の大和中央道沿いに、大きいサイズの衣料品店、フォーエルがあるが一度も入ったことがない。でも、とりあえずフォーマルの品揃えがあるかどうかを聞くために入ってみました。妻が先に入ってみると、フォーマルは当然の品揃えといわんばかりで奧にありました。妻は25号だけどもっと大きいサイズまで、デザインも豊富です。早速、フォーマルの何点セットかをお買い上げ。さらに靴を合わせてみると、意外とすんなり入る。4Eや5Eの幅広タイプが中心なので、妻にとってどのシューズも楽勝でした。で、肝心の価格も妻が予想していた価格の7割くらいですんだらしい。良かった良かった。この大きいサイズの店、フォーエルはビジネス、カジュアルだけでなく、シューズやアンダーウエアまでの品揃えがあって、それがまたオシャレにならんでいる。つまり店内のディスプレイが新鮮で上手なんですね。なんかこうワクワク感がある。だからといって、普通サイズの私には大きすぎて、どれも残念でした。しかしフォーエルが、こんなにおしゃれなショップだとは意外でした。はっきり言って、びっくり。外からは判らないもの。とにかく品揃えが、いいなあ、私には残念だけど。

ならやま通りの蕎麦屋、きみなみ。

2015-03-17 21:23:43 | Weblog



噂でおいしいと評判の蕎麦屋、押熊のならやま大通りに面した「きみなみ」にやっと行くことできました。入ってみると意外にも店内は洋風モダンな雰囲気。ま、そんなことより、私は玄そば挽きの鳥せいろ1350円、妻は丸抜き挽きの鴨せいろ1550円、を注文。色は濃いめの出汁に鶏肉が入った鉢と、別盛りのせいろそばが到着。少しだけ出汁に浸けて食べてみると、色の見た目ほど辛さはなく出汁がしっかり蕎麦にからみます。麺はほどほどにコシがあり、かみ応えがあるきれいなお蕎麦。そんなに蕎麦の風味は強くないけど上品な味わいでした。蕎麦だけの追加もありますよ、ということだったけど、出された麺だけでも十分にボリュームがあります。なにより、しめの蕎麦湯が良かった。トロットロでまさに蕎麦って感じ。こんなに濃い蕎麦湯はうれしいですね。さすがに噂どおりのおいしさ。押熊の「きみなみ」おすすめですよ。

「蕎麦屋 きみなみ」は、食べログのアドレスをご参考にお出掛けくださいね。
http://tabelog.com/nara/A2901/A290101/29002293/

灯油18リットル、90円値上がって1440円なり。

2015-03-15 19:44:09 | Weblog


またまた、我が家では灯油が無くなったので、買いにきております。そうです。今シーズンから、やっとこさ石油ファンヒーターを使い始めました。なぜ、去年は使わなかったのか。それは、犬の陸がいたから。もし、万が一、大型犬の陸がヒーターを倒したら。というのが恐くって、いままで使っていなかったのですが、もう陸もいないし、ということで使用開始。さすがに、ファンヒーターの温かさは強力で、あっという間に部屋が暖まります。その代わり、灯油が必要ですけどね。そんなわけで、灯油の価格ってあんまり気にしていなかったのですが。というのも、最近の相場をあんまり知らない。10年くらい前の東京で、18リットル980円。6年前で1400円。ブログにもメモしてあるのはそれくらいです。で、先日、灯油を押熊にあるロイヤルホームセンターて購入すると、90円値上がって1440円になったところだという。惜しかったねえ。でも、奈良はお水取りが終わったのだし、そろそろ温かくなっておくれ。

ようこそ、庭のお客様。

2015-03-08 17:01:51 | Weblog


窓の外で、なにかの気配がするなと思って庭を見ると、ちょんちょんちょんと鶏が動き回っている。緑色で目の周りが白い鳥が2羽。メジロのつがいです。今年も我が家の庭にようこそ。メジロは直ぐ逃げちゃうので、そーっと、そーっと、できるだけこちらの動きを悟られないように近づいてシャッターを切りました。でも、やっぱり、あっという間に逃げちゃった。今日の天気予報は晴なんだけど、奈良はまったく日が差し込みません。日が差せば、花もメジロもくっきりと映るのに残念。なんのおかまいもできませんが、また、お越しくださいませ。

ちっちゃなちっちゃな、土筆んぼう。

2015-03-04 17:51:52 | Weblog


昨日ですが、久しぶりに奈良県立図書情報館へ行ってきました。ここでは当然ながら、図書館で書籍を借りるのですが、この時期ならではの楽しみがあります。それは駐車場の外側にある雑草地で、そろそろ土筆が生えだしてくるのです。で、行ってみると、ありました、ありました。結構、びよ~んと伸びたものもあれば、これから伸びるぞ~ってのもある。よ~くよ~く、見回すといっぱいあります。でも、お浸しにするのには、まだまだ早い。ここんとこ寒い日が続くんだけど、土筆はしっかり春を感じて、伸びているんですね。いや~、がんばれ、がんばれ。この図書館に来るのは、次回返却の2週間後です。その頃には、どうなっているのでしょうね。楽しみ、楽しみ。

いつの間にか、飾られていた雛人形。

2015-03-02 16:43:33 | Weblog



1週間ほど前です。妻が玄関の方で、なにやらガチャガチャとやっている。そういえば前日には、いつもは飾り物のある玄関の棚がすっきりしていた。で、玄関に行くと妻が、ちょうどお人形を出しているところだった。飾られているのは内裏雛と三人官女だけですけど、なんだか玄関がぱーっと明るくなりました。明日は雛祭りですね。やっぱり季節の行事を楽しむのはいいですねえ。そうそう、奈良県高取町では、3月1日から3月31日(火曜日)まで、「高取土佐町並み・町家の雛めぐり」を開催していますよ。私たちは2年前の、第7回に行きました。各ご家庭の思い入れのある雛人形、楽しかったです。ぜひ、皆さんもお出掛けくださいね。

第9回高取土佐町並み「町家の雛めぐり」ホームページはこちらですよ。お誘い合わせてどうぞ。
http://www.hinameguri.jp/