さんでんじです。

ブログで思いのまま、自分なりの感想も含めて、発信します。

夏の終わりに、ちょっと反省。

2007-08-31 23:10:08 | Weblog
大分へ4月の後半に引っ越して、初めて体験した九州の暑い夏。さすがに暑かったが、エアコンの冷房を使ったのは、たったの5日間。なんとか過ごすことができたのは、暑いけれど、結構、家の中を風が通る。風のありがたさが、本当によくわかりました。台風も二度ほど、近くを通ったけど。

近くに雑木林が多いこの地域は、蚊もすごく多い。5分ほど庭に出ている間に十数カ所、刺されてします。妻は、スキンガードを身体に掛けてから、庭に出ているが、顔やスキンガードのかかっていないわずかな箇所を集中的に刺されたという。蚊も巧妙ですね。

蚊が多い一つの理由は、庭や家の周りを雑草だらけにしたことにもあるかもしれない。蚊は、うまく雑草の中に潜んで、私たちが脚を踏み入れると、音もなく忍びより、あっというまに痕を残している。痒いよー。

蚊は人間にも寄りつくが、犬にはさらに付きまとってくる。散歩中はできるだけ注意を払い、彼らにつきまとう蚊を叩き潰したり、追い払ったりするのだが、彼ら犬にとってそんなに気にならない様子。叩き潰すたびに、蚊から血がにじむといい気はしない。蚊の薬を与えているから大丈夫と、妻は言うが。

そんなわけで、来年は夏前から、しっかり雑草取りをしなければ。蚊の天敵といえばトンボですが、そのトンボも最近とんと姿を見なくなった。8月に入ると、至る所に見かけたものだが、不思議。東京なら、9月にはいると、だんだんと多くなるのに。東京と夏の暑さを比較すると、ヒートアイランド現象がないだけでも、まだましかな。確かに大分は暑いけど、海があり、遠くには山もあるから。

シェパードを怖がるおばあさん。

2007-08-30 22:48:03 | Weblog
先日、陸君を連れての、いつも通り夕方の散歩。歩道を陸君が引っ張るままにリードを操る私。前方から杖をついたおばあさんが近づいてきて、私たちと5メートルくらいの距離になると、道路脇の樹木に隠れるように避けた。

一瞬に察知した私は、道のはじっこに立ち止まった。すると、おばあさんは、おとなしい犬だとは思いますが、先にお通りください。と。

はい、すみませんと、私たちはそそくさと、その場所を通り過ぎる。陸君は、そんなことも知らずに、ひたすら歩道脇の臭いを嗅ぐばかり。

そうですね、世の中には犬嫌いの人もいっぱい、いるのですね。特にシェパードは、恐そうな顔をしているから。私たちの散歩に笑みを投げかける人。怪訝そうに見て、明らかに避ける人。わっ可愛いと物怖じしない子供たち。恐ろしいと、つぶやきながら傍らを過ぎる人。見る目は、様々です。

私だって、東京にいた2年前、小さな犬にむやみに近づいて、手を差し出した途端にガブッとやられたことがありました。血がにじんで、痛かった。未だに傷跡が残っています。彼らは決して悪くないんだけど、飼い主や、取り巻く人が、細心の注意を払う必要がありますね。糞の後処理や、リードを離さないとか。近頃は、人間の方が、欲に絡んだ一番恐ろしい生き物ではないかと思うことも、新聞記事やニュースを見るたびに。

ま、せめて、あの出会ったおばあさんの畏怖の念を、少しでも和らげるためにも。私たちは彼らに愛情を注ぎ、時には厳しく叱って、マナーに則った一体感を維持するしかない、ということですね。あと、番犬としての役目もしっかり持ってもらって。

P5000のメーカー在庫は終了。

2007-08-29 21:07:59 | Weblog
先月の7月25日に買ったばっかりなのに、その月末にはニコンのサイトにメーカー在庫は終了しました、だってさ。つまり生産はとっくに終了ってこと。

売り切れ前に買うことができて、ラッキーだったかも。思えば急にどかんと1万円以上も値段が下がったから、変だ、とは思っていたが。

その後ニコンはクールピクスの新製品アナウンスがない。と思っていたら、ニコンの一眼レフの方は、キャノンやオリンパスに負けじと、先週に大々的に発表会をやってたが。ニコンは一眼レフで、シェア1位になっている驕りで、コンパクトデジカメには見向きもしないのか。

メーカーとしては、発売後ひたすら価格下落するコンパクトデジカメよりは、値崩れしにくい一眼レフに力を入れているのはわかるんだけど。私だって、10年以上も前まで、ニコンの一眼レフを所有していた。フィルム時代だったけど、望遠も広角も揃えて。フィルムが入っていた半透明の筒がいっぱい溜まって、500円硬貨を入れるのにちょうど良かった。いちいちDPEに出すのが面倒で、現像とプリント代が結構掛かったっけ。懐かしい時代です。私は、そんな一眼レフも取っ払って、いつからかデジカメになっちゃった。

最初はアップルのクイックテイク150からはじまり、今はクールピクスP5000に到る。コンパクトデジカメが安くなるのは嬉しいんだけど、安くなった分、壊れるのも早いみたい。そしてデジタル一眼レフは、3年くらいで画素数をちょっぴり上げてから新製品を出している。まさか画素アップごとに買い換える人はいないと思うけど。交換レンズなんかは一生ものですね。だから私は、ニコンクールピクスの交換レンズにこだわって、P5000だったわけ。

宇宙飛行士は早く老ける。

2007-08-28 16:23:45 | Weblog
という本を、今、読んでいる。大分の県立図書館でチラッと表紙を見て、気になったので借りてみた。私も妻も50代ということで、そろそろ老いというのが気になる年頃なのです。

過酷な訓練を経験して強靱な肉体に鍛え上げた宇宙飛行士も、長期の無重力状態にさらされると、筋肉が衰え、骨からカルシウムが溶け出し、体力的な消耗が激しくなるということ。そして、高齢者のカラダに起こってくる不調の多くは、宇宙飛行士が無重力で経験するカラダの変化と似ている、ということ。

つまり重力が私たちのカラダに、様々な恩恵を与えているのです。重力に耐える力が筋肉を動かし、骨を刺激して強くする。病気やケガなどで寝たままの生活を強いられると、骨はどんどん弱り、1週間寝たきりになったら、骨量は1%減少するらしい。

重力はありがたいもので、歩いているだけでも、運動になり、10分くらい歩けばいいのに、ついタクシーなんかに乗るとは何様だ、ということですね。空気はタダ。重力もタダ。健康もタダ。おっと、金を出して健康を買う人はいっぱいいますね。

ところで大分県立図書館、先週ですが平日なのに駐車場はほとんど満車。なんでー。確かに小学生くらいの児童が多かったけど。夏休みの宿題や自由研究でしょうか。いずれにせよ本はたくさん読みましょう。バンバン借りましょう。夕暮れの散歩ができる、勝手気ままな陸君に感謝しながら、今日も1時間以上を目標に、歩きましょうか。

妻が持ってきた、お菓子のレシピ本。

2007-08-27 14:46:50 | Weblog
妻が持ってきた、古くさーい、ボロボロになった、お菓子とパンの百科、という本。いくつかの附箋が貼ってあって、そのメニューにトライした名残だろう。

表紙の隅っこを見ると、かろうじて昭和58年発刊と読める。今から24年前だ。その当時は私が東京へ出てから、ちょうど2年を過ぎた30歳くらい頃。妻は、岡山で小さな子供たちに、この本を見ながらおやつでも作っていたのだろうか。

昭和58年の東京。確か東京ディズニーランドが開園した年だ。このあたりから郊外の私鉄やJRと地下鉄の相互乗り入れが多くなって、電車での利便性が向上した。同時に、2年ごとのアパート更新も、少しずつ家賃が値上がった。

つまりバブルの兆しが始まっていたのだ。そこからの日本全国は、だれもが知っている通り。今の東京も、その当時となんとなく似ている気がする。特に23区に人が集まりだしたから。不動産も家賃も値上がりし始めているらしいから。

流行がいくら移り変わろうと、料理や菓子の基本は変わることがない。妻は、このお菓子のレシピ本を近くに置いている。パラパラとページをくっているのだろう。今は暑いから、そんなに食も進まないし、妻も積極的に作る気にはならないだろうけど。でもページを捲っているだけでも面白い。昔の本ほど、余計なものがなくシンプルで、説明もすっきりしている。

豊の国一村一品物産展。

2007-08-26 16:17:09 | Weblog
というのが催されていて、さっそく妻と行ってきました。こちら大分へ引っ越してきて4カ月。贈答品や土産物品の大分県産コーナーはよく見かけますが、日常的に使うものを集めた催しって、なかったもんね。それに物産展って、意外な発見があったりして、結構わくわくするから。

ところで豊の国というのは、大分県のことで、江戸時代の豊後国と豊前国の一部、中津と宇佐が合わさった地域です。詳しいことは、ウィキペディアで調べてね。

下駄や履き物、木の桶や飯台など、もちろんメイドインジャパンの大分産。まさか、どこかの土産物のようにメイドインチャイナは皆無です。当たり前か。昔はこんなものがどこにでも売ってあったのが、いまやプラスチックや合成樹脂に代わり、国産品などはめったと見かけなくなりました。メイドインジャパンって、すごく長持ちするのですよー。

ちょっと目についたのが、落花生。豊後大野市の落花生は、いまや日本の有名産地となった千葉県より歴史が古くて、ここの落花生栽培が千葉に伝えられたとか。知らなかった。とはいえ、いまや落花生はほとんど中国産ですが。ちょっと無骨な形ですが、食べてみると素朴な味わいで、かつて昔のピーナッツはこんな感じだった、たぶん。それがバターピーナッツになり、味付きだからどこの落花生でも同じ、ってことになったんだと思う。

この日は、本耶馬渓町の梅干しと、佐伯のちりめんじゃこを買って帰りました。素朴な昔ながらの梅干しは、大好き。東京じゃー蜂蜜入りばかりだけど。ちりめんも妻がおいしいと言った、お墨付き。地元の人にとっては一村一品なんかは関心が薄いだろうけど、地産地消で大切に守らなきゃね。観光パンフレットもいっぱい手に入れて、そろそろ大分巡りもしなきゃーね。涼しくなったら。

焦げた焼き魚。

2007-08-25 15:47:42 | Weblog
私は、食事の前、テーブルに料理の皿が並んだときに、その一皿ごとを撮影している。あんまり妻が、今晩は何作ろうかな、を口癖にするもんだから、何日は何の料理と写真を撮ってデータベースにしようかな、と。

で、昨日のメインは鮭のアラの焼いたもの。料理が並べられ、私はいつものように撮影しようとした時、妻は、今日は撮らないで、と言った。

皮が真っ黒焦げになっていたが身は大丈夫、十分に食べられました。ちょっと恥ずかしかったんだね。せっかくの佐伯ちりめん入りの卵焼きが、おひたしが、撮影メニューとして残らず、惜しい夕餉となりました。

そんなんで、一昨日のオムライスと春巻き、一昨昨日の酢鶏とめかぶの酢の物をちょっとご紹介。このオムライスは、日々のご飯の残りものを、冷凍室に貯めこんでからまとめて使ったもの。冷凍ご飯はチャーハン系の料理がよく合うかも。春巻きは、見た目以上にでっかいのです。

酢鶏は、酢豚の豚肉の代わりに鶏肉を使ったもの。夏には、酢の物が口当たりもさっぱりして、食も進みます。一見、魚が食卓に上っていないようですが、朝飯には魚があります。大分では、しっかり魚を食べないとね。おいしいものね。

○○が多い、大分、その5。

2007-08-24 17:48:16 | Weblog
ひさしぶりの、○○が多いシリーズです。こちらへ引っ越して4カ月とちょっとですが、車で近隣を走るたびに思う、パチンコ屋さんがとても多い。それも、規模が大きくて、駐車場もひろい。おまけに平日なのに結構、駐車している車が多い。

私はまったくパチンコをやらないので、中の様子はうかがい知れませんが、つまり繁盛している訳ですね。年々利用者は減少しているにもかかわらず、 パチンコ業界の市場規模は30兆円と言われています。まだまだ根強い人気があるのですね、大分では。

妻の故郷の岡山県でも、車で1時間以上を掛けてパチンコ通いをする人がいたとか。そういえば私の父もパチンコが好きでした。40年以上も前、私が小学生の頃に、父がパチンコをするのをよく横で立って見ていた記憶がある。まだあの頃は、手でパチンコの玉を穴へ入れ、レバーではじいて打っていたような。なによりも、景品のチョコレートが楽しみだった。今から考えると、子供なんか連れて入ったら、絶対じゃまだったろうに。どうして、奈良から大阪の繁華街に、わざわざ行ったのか、未だに不思議ですが。

その反面もあって、私はパチンコをしなかったような。パチンコで稼げるようじゃ、パチンコ屋さんは潰れるでしょ。数千円を使って、楽しかった、スカッとした、と思える娯楽ならいいけど、損をして、財布的にも、精神衛生的にも、よくないと思うから。

それにしてもこの大分では、新聞の折り込みに、パチンコ店のチラシが多い。ある日には数えると7枚も入っていた。なるほど、根強い人気がわかるような。

本来は、仏壇の場所。

2007-08-23 14:21:50 | Weblog
彼らの居場所が、やっと決まりました。彼らというのは、動物などをモチーフにした、この小さな可愛い置物たち。

引っ越してきた最初の頃は、この部屋の窓際に飾ってあったが、猫の殿ちゃんから
度々の襲撃に遭い、泳ぐ鯨は見るも無惨に破壊された。

そして生き残った彼らの居場所が、本来仏壇の置き場所である、仏間。背面には、妻が買ったお気に入りのタピストリーが。

さすがにこの場所は、殿ちゃんも手が出せないらしい。やっと安住の地を得たように、彼らも収まりました。この場所で物騒なことするとバチが当たるのを、うすうす感じているのでしょうか。

昨日のブログで書いたように、東京での節電対策がニュースになっていました。今日は、落ち着いたかな。大分の今日は、朝から雨が降り、今は晴れたり曇ったり。そんなに暑くない、ほっと一息です。エネルギーの乱消費はやめましょうね。暑くなるだけです。

東京電力、発電所を緊急稼働。

2007-08-22 13:50:26 | Weblog
そんなニュースが、ネット上を流れていました。今日、もう東京では、気温が35度を超えて、電力が準備の供給量を突破しそうな勢いとか。昨日、電力需要がこの夏で最高だったらしいから。

でもって、栃木県の塩原発電所を午後に稼働させるらしい。この塩原、水力発電所というのがいいですね。自然を利用しなきゃ。柏崎の原子力発電所が使えないため、やむを得ないのでしょうけど、それ以前に、東京は膨大なエネルギーを消費する地域なんですね。

これだけ暑いのだから、ビルの廃熱発電とか、太陽光、アスファルト地熱を利用するとか。でも、できないのでしょうね。いくらクールビズや、冷房温度を高めにしても、効果なしみたい。

このままでは、操業を停止するメーカーも出るらしい。夜に操業すればいいのにね。そういえば、大分の我が家、借家だけど、深夜電力を使ってお湯を沸かしています。料金も、一般電力の半分以下。とても安いです。今は毎日の風呂にしか使いようがないですが。

今の私は、大分住まいですから、東京のことなど、どうでもいいけど。友達に聞くと、とても暑いらしい。大分だって暑いです。でも、お盆を過ぎて、朝晩はなんだか涼しいみたい。そんな気がします。今、西の空では、雷がなっています。