さんでんじです。

ブログで思いのまま、自分なりの感想も含めて、発信します。

靴下の市と、牡丹のきれいな新家長福寺。

2013-04-27 17:21:49 | Weblog


奈良県広陵町の靴下の市に行ってきました。朝の9時に会場に到着したため、そんなに混雑に揉まれることもなく、駐車場もすんなりと駐めることができました。もちろん、靴下もいっぱい買いました。で、その帰りですが、新家長福寺の八重桜とぼたんがきれいだ、という噂を耳にして、ちょっと行ってみました。ところがどっこい、新家長福寺のお庭って小さいけれど落ち着いた雰囲気があって、八重桜はほとんど散ってはいましたが、牡丹は見頃で、本当に気持ちのいいところです。八重桜もすべてが散っているわけではなく、まだまだ花をつけている木もあります。それにしても、牡丹のはなってこんなにでっかいとは知りませんでした。ちらほら、訪れる人があります。でも、人で賑わっている靴下の市の直ぐ近くで、こんなに静かで落ち着いた雰囲気で花が楽しめるって、いいですね。みんな、新家長福寺のことは知らないのでしょうか。どっと人がこのお寺に押し寄せたら、ちょっと興醒めですよね。あ、そうそう、このお寺は定まった拝観料ってのはないのですが、一応、見学料のようなものをお願いいたします。私たちは夫婦で500円を入れました。でも、十分に満足できる美しさや雰囲気が楽しめると思います。明日も靴下祭はありますので、ぜひお立ち寄りください。そして、お心付けもお願いしますね。いくらでもけっこうですから。おっと、新家長福寺は、靴下の市会場の南にある広陵町図書館の、その100メートルくらい東にありますよ。

土曜日と日曜日は、広陵町の靴下の市ですよ。

2013-04-26 17:19:51 | Weblog


入院だ退院だでドタバタして、あっという間にゴールデンウイークに入ってしまいますね。そんなわけで、今週の土曜日27日と日曜日28日は、奈良県北葛城郡広陵町の竹取公園で靴下の市が開かれます。もう何度もブログで紹介してはいるんですが、広陵町の靴下の産地で、奈良県は全国で一番多く靴下を製造しているのです。とは言っても、今や日本のスーパーなんかでは、売っている靴下のほとんどは中国製ばかりですよね。奈良のスーパーでも奈良産の靴下は売っていません。でもね、私は奈良県に住んでいますから、やっぱり奈良産の靴下が欲しいじゃないですか。じゃ~奈良県で、奈良の靴下はどこで売っているんだい、などと思っていたら、こういう風に一年に2度、広陵町で靴下の市が開かれていたんですね。で、私たちは毎年の春には広陵町靴下の市に行っているのです。そんなわけで、明日と明後日は奈良県広陵町の竹取公園で、靴下の市が開かれますよ。奈良産の靴下が3足1000円とか4足1000円で買えるのです。朝の9時から開かれていますよ。
ところで、この靴下の市を開催される方に申し上げます。靴下の市のホームページが、去年の秋のままになっていますよ。さっさと更新してはいかがですが。みっともないですよ。だから奈良って田舎に見られてしまうのですよ。恥ずかしいと思うけどなあ、広陵町商工会の皆さん。みっともなくってホームページにリンクできないじゃないですか。

入院の日々を振り返る。

2013-04-24 22:58:38 | Weblog


私は午前中に病室に入り、昼の食事が済んだ頃、隣のベッドに新しい患者さんが入ってきた。この部屋は4人部屋で、その場所は午前に退院した人がいたベッドだった。妻は私の昼食が終わると同時に帰っていったのだが、つかのまの静寂もすぐに終わった。隣の患者は奥さんと娘さんに付き添われての入院のようで、しばらくしてから、息子さんと覚しき声も聞こえて賑やかさが小一時間は続いたろうか。隣の家族もやがて帰り、ある時、ふとその患者さんと顔が合って挨拶をした。年齢は私より5歳くらい上かもしれない。ちょっと話しをすると、やはりその人も血尿が出て泌尿器に通い、初めて膀胱内の切除術を受けるということだった。私の同じですね、と。しかし、その人は全く喫煙暦がないと言っていた。タバコを吸わない人でもなるんだなあ。で、その人は初めての手術と言うことでかなりの不安感を持っていた。なので、私も自分の症状を説明し、診察医や執刀医が信頼できることを説明した。これって、ここの病院を紹介してくれた友人でもある医者が言っていたこととほぼ同じなんだよね。自分が安心できるから、人をも安心させることができる。改めて友達の気持ちがしみじみとわかった。次の日の手術は、私は12時からの予定で、その人が9時30分からということがわかった。がんばるのは医者なんだけど、お互いにがんばりましょうと言い合う。まあ、所詮はまな板に乗ってしまった魚なんだから、お手柔らかにと祈るしかない。次の日、私の手術は1時間以上早くなって、10時45分に手術室に向かうことになった。前の人の手術が予想以上に早かったらしい。なんで1時間も早いんだ。思った以上に患部が小さかったか、あるいは。などと考えながら、私は手術室に向かう。要は、そんなことを考えながら気を紛らわせているのだ。いくら慣れっこの4回目でも、やっぱり嫌だよね。そんなこんなで、いつもどおりに終わった。

家へ、帰ってきた。

2013-04-20 16:45:34 | Weblog


そりゃ~、家から出掛ければ帰ってくるのは当たり前なんだけど、私は出掛けて帰ってきた。なんで「家へ」の後に、わざわざ読点を入れてあるかというと、その読点には、ふうう、という、やっとという感覚を織り込んでいるためだ。やっとという期間は、ほんの4泊5日だが、その宿泊先が毎度の病院だったために、テレビもネットもない病棟生活にいささかうんざりしつつあったから、家で気ままに過ごせる自由というものが本当にうれしくもある。そう、10カ月ぶり4回目の入院だった。何のために入院したかというと、経尿道的膀胱腫瘍切除術のために。この長い10文字熟語も、最初はなんのこっちゃ、だったんだけど、しだいにわかるようになった。つまり、経尿道とは、尿道を経由して。的膀胱腫瘍は、的が膀胱腫瘍で、その的を切除する手術なんだ、と。切除とは言っても、狭い尿道の中を通れる手術器具なんてそんなに大きくないだろうから、そんな機材で膀胱の内壁にある膀胱腫瘍と思われるところをガリガリと削るのだ。むろん、私は全身麻酔なので、何をされているかはさっぱり覚えていない。その切除術が行われるのは入院の2日目で、本当は昼の12時予定だったんだけど、前の人の手術が予定より早く済んで、私の手術が1時間ほど早くなった。ま、それはそれでうれしいんだけど、なんで前の人は早かったのかなあ、という思いが私の中にはあった。要は、そんなことでも考えないとやっぱり不安じゃない。もしかして、麻酔から目を覚まさなかったら、なんてことも考えないわけじゃないから、それ以外のことを考えることにしたわけさ。ま、そんなこんながあって、家に帰ってきた。妻と家に帰ってきて、いつものように陸はドテッと廊下に寝ていた。殿は籐椅子の上に寝ていた。そんなわけで、私はひとまず安心。

薄ら寒いときは、鍋に限るね。

2013-04-14 12:23:01 | Weblog


春が来て、桜も散ったのに、なんだか薄ら寒い日が続きますね。本当なら、カラダもすっくと伸ばして堂々と歩ける季節なのに、心なしかカラダが丸まっている。やっぱり寒いんだと実感。こんなときの夕餉は、お鍋です。妻が、冷凍庫にしまってあるキムチを出してきて、キムチ鍋となりました。そう、このキムチはヒョナちゃんのとってもおいしいキムチ。で、おいしいので、2日続けてのキムチ鍋となりました。おつゆが、これまたおいしいんだな。もうやみつきです。寒いときは、やっぱり鍋がおいしい。また妻に、ヒョナちゃんとこへ買いに行ってもらわなくては。あっ、奈良にしか売っていませんけど。
ところで、昨日は早朝に地震がありましたね。びっくりして目が覚めました。妻も、びっくりして目を覚ましました。妻の顔の横で寝ていた猫の殿も、びっくりして起き出して、私の頭の上できょろきょろしていた。犬の陸は、顔を上げたものの、地震が収まると何事もなかったように、また寝てしまったよ、と妻が言っていた。地震の被害に遭った方々にはお見舞い申し上げます。

賑わっていた、大淀・道の駅。

2013-04-12 17:04:30 | Weblog


吉野のお花見からの帰りです。昼過ぎで、これから吉野に向かう人は大変だね、と言いながら大渋滞の車列を横目で見ながら帰る私たち。桜も堪能して、満足したというか、でも吉野では何も買えなかったから、次はおみやげを。うまい具合に、帰りの道中に道の駅があります。もちろん、そこへ寄り道する私たち。道の駅というのは、意外な発見があって楽しい。私たちが普段よく行く道の駅は、平群。ここは野菜が豊富ですが、行くのはいつも朝一番に。まあ、それはどこの野菜直売所でも当たり前のことですが、品物が豊富なうちに買物をするのが鉄則。いいものはすぐに売り切れちゃいますから。私たちが、大淀の道の駅に立ち寄ったのはちょうど昼時なので、もう野菜などには期待せずに、どんなものがあるのかな、という軽い気持ちで望みます。でも、ちょうど昼時だったからなのか、凄く混んでいた。まず食事を、と思ったのですが、食堂があまりにも混んでいたので、先に買物を済ませた。妻は、いろいろと買っていましたが、その中に、檜の板があった。まな板にするのでしょうけど、さすがは吉野の檜。いい木の香りがします。吉野杉の箸とか、木の工芸品もいろいろ売っている。ふと、弁当箱はと思って見たけど、それはなかった。もう、何十年も前だけど、親類の結婚式で、木の折り箱に赤飯とか鯛の焼き魚とかが入ったものを親が持ち帰ってきたことがよくあった。その木の折り箱にくっついた赤飯とかご飯とかにしっかりと木の香りが移って、それが清々しい匂いだったことを今でも思い出す。お弁当用の、木の折り箱ってあったらいいな。今のお弁当は、プラ容器になって味気ないけど、吉野杉なんかで昔ながらの使い捨てお弁当用の折り箱があったら、手に入れたいものですね、などと。昼を過ぎても、大淀・道の駅は人がどんどん入ってくる。人気の秘密は、なんだろうな。

吉野大淀・道の駅のホームページを見つけました。休業日とか営業時間のご参考にどうぞ。
http://yoshinoji-oyodo.com/

感動がいっぱい、吉野への桜見物。

2013-04-10 17:04:09 | Weblog


何から書き始めたらいいのかと思うくらい、感動した様々な余韻が頭の中を駆けめぐっています。まず、吉野の桜というか、吉野の山はとってもきれいでした。遠くから見ても、山が様々なピンクに彩られるって、本当に感動ものです。でも、実際に下千本、中千本では、ほとんど桜は散りかけていましたが。それでも綺麗で、十分に堪能できるのですから。私たちは、クルマでぐるっと回っただけになりましたが。だって、クルマが多すぎて、駐車場はいっぱい。停める場所などありゃしません。それでも、つかのまのスペースに10分ほど停めて、山々の桜を存分に眺めて、それだけで満足です。行ったのは、昨日の火曜日で、平日にもかかわらず、午前11時くらいになると山の各道路は大渋滞していました。土日なら、もっともっと凄いことでしょう。むろん、土日はクルマでは入山できないようですが。で、なんと人があふれていることか。天気も良かっただけに、だからですね。その多い人が昇ってくる狭い道を、こちらはクルマで人並みをかき分けながらゆっくりゆっくり下るわけですから。やっぱりクルマで行っちゃいけないですね。次回は、歩かなきゃ。そんなわけで、金峯山寺前の道路はクルマが通行禁止になっていたので、こちらはまた次回に。で、来て良かったねと語り合って、クルマで山を下りて、吉野川を渡ったら、こちらに向かうクルマで反対車線は大渋滞。次の六田駅まで連なっていました。かわいそうにお仕事中のトラックも巻き込まれて、災難ですよね。こりゃ~、花見シーズンは吉野までクルマで来るのではなく、もっと手前の駅近くのどこかに自動車を駐めて、そこから電車にのって来るべきでしょうね。そして、思いっきり朝早く来なきゃ、ね。でも、吉野、いいですよ~。あっ、協力金1500円払えなかった。クルマ、駐められなかったもんね。

「主治医はごまかせても、私の目はごまかせない」

2013-04-07 13:59:38 | Weblog


病院の検査で、係の人にそういわれました。何の検査かというと、生理検査の中で、肺の機能を検査するもの。普通に呼吸をしているとき、思いっきり息を吸ったとき、息を吐き切ったとき、息を吐き出すときの勢い、などを測定します。で、この時に、「タバコを吸っていたでしょう」と係の人に言われたのです。私は、「ええ、2年前まで吸っていました」と答えた。係の人は「主治医はごまかせても、私の目はごまかされない」と、液晶モニターに表示されたグラフを見ながら、自信満々きっぱりと言い切ったのです。「どこで、それがわかるんですか」と私が尋ねると、「最後に息を吐き切るときの、勢いでわかるのよ」と言う。なるほどねえ。当たり前だけど、やっぱりタバコは、肺には良くない。それが、目に見えて判断できるということが、ことさらショックだった。だから、禁煙しなさいと口で言うより、こういう風に検査して、自分自身の肺の機能を目に見えるようにグラフなどで解説した方が、禁煙する人が増えるのではないだろうか、と思ってしまった。そんなわけで、私の禁煙も来月で2年になる。30年くらい前は、5キロほど走った後でタバコを吸うと、なんてタバコがおいしいのだろうか、と感激したものだが、お馬鹿な行為だったんだな。でも、今の世の中は、タバコ以上に、自動車の排ガスや、工場の排煙、さらには様々な植物の花粉、中国から飛んでくる黄砂や微粒子状物質のPM2.5などなどに大気が汚染されているから大変だよね。この天気で桜の花びらが吹き飛ばされてしまった。それでも、散る桜は美しい。やがて、桜の木々は鮮やかな青葉に包まれることでしょう。


桜の季節は、やっぱり桜餅。

2013-04-04 17:09:34 | Weblog


というわけで、妻が作りました。我が家は人間は二人だけなのに、なんでこんなに作るのかって?ははは、陸や殿が食べるわけではありません。今年は中が、粒あんとこしあんの2種類を作ったそうです。でも、こしあんの方は、ちょっと軟らかすぎて、食べにくかった。でも、お味は問題ありません。実は私、この葉っぱが好きなんですね。よく桜餅で、葉っぱを残す人がいますけど、葉っぱが適度に塩味が効いて、ほろ苦くっていいんですね。だから、桜餅自体は甘さ控え目なんだけど、却ってその甘さがしっかりと強調されて、おいしさが増すというものです。さて、いっぱいの桜餅はどうしたかって?そりゃ~、決まっています。いつもお世話になっているご近所さんにお配りするのですから。そんなわけで、奈良のわたしんちのご近所はみなさん仲良しで、助け合ったり、助けられたり。本当に、桜のいい季節です。我が家からもすぐ近所に桜の木が数本あります。みんな、それぞれ、色が違うんですね。その敷地の土壌が違うからでしょうか。白っぽい桜。妖しいほどピンクの桜。ほんのりさわやかな桜色。そりゃそうだ、みんな、育ちや性格が違うはず。今年も、楽しませてくれてありがとう。さらに、もっともっと遠くの桜並木もありがとう。そういえば、ウエザーニューズ社が日本人のお花見意識を調査して、奈良県人は自分の住んでいる県が日本で一番桜が美しいと回答した割合が23%で、全国2位だそうです。奈良育ちの私も、神戸の垂水、名古屋の笠寺、東京の世田谷と杉並、大分の小池原、と暮らして、やっぱり奈良の桜が一番に綺麗だと思うもの。奈良っていいなあ。

今や春爛漫、3人で佐保川沿いをお花見。

2013-04-02 16:11:11 | Weblog


平野部はどこもかしこも、ほぼ満開になりましたねえ。ま、そんなわけで、我が家もお花見。3人というか、正確には2人と1匹ですが、それが家族なのでやっぱり3人。おっと、猫の殿ちゃんはお留守番お願いします、というわけで。さてさて、来たのは毎年恒例の奈良の絶景地、佐保川沿いの桜並木です。川の両岸に桜並木がずーっと続いて、気持ちのいい眺めです。ところで、知らなかったのですが、この佐保川の桜並木は、江戸末期に川路聖謨という奈良奉行が佐保川沿いに桜と楓を植えたのが始まりとか。それで、地元の人は佐保川沿いの桜を、川路桜と呼ぶのだそうです。昔の人は、後世に花を残すような粋なことをしたんですね。それに比べ、今の日本政府は、緑が豊かな平城宮跡を埋め立てて舗装しようなんて無粋でお馬鹿なことをしている。本当に、今の日本はアホな人が多い。だから、猿沢池の柳も枯れてしまうのですよ。ところで、川路聖謨(かわじ としあきら)って、誰かって?私も知りません。ウィキペディアで調べてくださいな。この人が奈良に来たのは、江戸幕府老中の水野忠邦がやった汚職に絡んで、左遷されたとも言われていますから。まあ、ともかくも、この川路さんのおかげで、私たちがこよなく桜を楽しめるというものです。今は奈良も雨が降ってきました。花散らしの雨ですね。そして、季節は移ろいますから。