さんでんじです。

ブログで思いのまま、自分なりの感想も含めて、発信します。

月ヶ瀬には、おいしいものがいっぱい。

2012-03-31 14:27:16 | Weblog


一昨日の29日は、とっても天気が良かったので、月ヶ瀬に行ってきました。毎年恒例の、梅の花が咲く時期に、梅の花見を兼ねてね。兼ねるってことは、メインの目的があります。それは、買物。梅の産地だから、もちろん梅干し。塩と紫蘇だけで漬けた酸っぱい梅干しがいいのです。スーパーで売っている最近の梅干しって、塩分控え目の代わりに、食品添加物がてんこ盛りなので、ちょっと買う気がしない。やっぱり口に入れて、すっぱ~、と叫ぶような酸っぱさがないと、健康食とは言えませんから。梅干しの他にも、ゆかりがおいしい。ゆかりってのは、赤紫蘇を干して細かく砕いた、いわばふりかけですね。時々、幕の内弁当のご飯に赤いものがふりかかっている。これがゆかりです。それから、よもぎ餅でしょ。もちろん月ヶ瀬のよもぎ餅は手作り。買ったとき、ちょうど小学生くらいの子どもがお手伝いか何かで次の餅を運んできて、その時に、もう作っているあんこがなくなったので、もうおしまい、だとか。小豆から、じっくりじっくり作っているんですね。その場の焼きたても買ったけど、もちろん、お土産にも買いました。さらには、原木椎茸です。毎年おじゃまする松田椎茸園で、今年もおばあちゃんは元気でした。また、食べさせてもらったけど、原木椎茸はおいしいですね。やっぱり菌床とは味が違うと思う。さらには、ちょっと変わったかりんとう。あっ、かりんとうの写真がない。そのうちにね。さらには、日野菜の漬物。妻も漬けているけど、たまには買ってみる。温泉施設横で、月ヶ瀬の野菜などなど。本当に気持ち良かったですよ。奈良って、本当にいいですね。今日は、天気が悪いけれど、明日は行楽日和になりそうですよ。ぜひ、奈良市の東の果ての月ヶ瀬梅林にお出掛けください。そうそう、月ヶ瀬のみおろし茶屋で、うどんを食べたのです。このうどんだしが、すっごくおいしかった。これはびっくりです。おすすめですよ。

ほぼ一年ぶりの、土筆卵とじ。

2012-03-24 15:44:36 | Weblog


ずっと、ずーっと、妻が楽しみにしていました。土筆がしっかり顔を出すのを。1週間くらいまえから、顔を出した土筆はあったのですが、先っぽが黒くなっていた。黒くなるのは、霜にあたったからで、まだまだ早朝は氷点下になる火があるからです。で、2日ほど前に、図書館の帰りに、いつも妻が土筆を摘む場所に立ち寄った。すると、道路からは見えないけれど、道路下の草地に降りてみると、道路壁面沿いにびっしりと生えている。そりゃ~、上から見えないはずだ。そうか、今年も元気に、土筆は顔を出しました。その日の夜、妻はずーっと土筆の袴を剥きっぱなし。やっとこさ剥き終わった土筆を、茹でて、その日は終わり。次の日は、卵とじ用と、お菓子用に分けて、下ごしらえに入ります。そんなわけで、昨日の夕食には、今年初めての土筆が食卓に上りました。いつも通りの、ほろ苦さをパッと感じて、やがて妻の味付けがじんわり響いてくる。程良い甘辛さで、おいしいですね。そういえば、1個60円のタマゴで、土筆の卵とじを調理したら、おいしいだろうね。明日の3月25日(日)は、1個60円の卵が買える、奈良オーガニックマーケットが朝の9時くらいから開いていますよ。おっと、場所はJR奈良駅前広場です。土筆卵とじ、今年も味わえました。

東大寺さんに、お帰りになられました。

2012-03-18 15:08:44 | Weblog


「東大寺さんに、お帰りになられました」。いったい、何の時の会話と思われるでしょうね。実は、数カ月前ですかね。ちょっと調べ物をしていて。それは、奈良のことなんですが。気になることがあって、奈良国立博物館に問い合わせをしたのです。東大寺の数々の文化財が、今も奈良国立博物館に保管展示されているかどうか、ということだったんです。奈良国立博物館には、数々の文化財、仏像やらが保存というか、保管されています。それらは、本来は、仏像たちがあるべき寺に安置されているのですが、お寺が荒れ果てたり、お寺での保存状態が良くないので、奈良博(奈良国立博物館の略称)に移して保存しているのです。で、東大寺の宝物もそうだったんですが、去年の2011年10月に東大寺ミュージアムというのがオープンしました。だから、それとの兼ね合いで、本来、東大寺の所有であった文化財が、今も奈良博にあるのかどうかが気になって、電話したのです。だって、せっかく奈良博に行ったのに、見たいと思っていた文化財がなかったらショックでしょ。だから、です。

で、電話で私は、「かつて、展示されていたはずの、東大寺の仏像とかは、今も保管展示されているのでしょうか」と聞きました。すると、奈良博の学芸員の方は、「東大寺さんに、お帰りになられました」と答えた。一瞬、私の頭の中には、奈良国立博物館の出入り口から、仏像たちがぞろぞろと公園の敷地から前の車道に出て軽い上り坂を東に歩き、信号のある四つ角交差点を左に曲がり、列をなして歩いていく姿を想像したのだった。だって、お帰りになられました、と言うんだもの。当然、歩いて帰ると思うじゃない。それと、普通は預かったものを返したのなら、返却しました、とか、返しました、と言うはずなんですが。それを、お帰りになられました、と言った。文化財や仏像には魂があるのですね。人や生き物より、もっと尊いものかもしれません。なんせ、中には千年を越えるものもあるでしょうから。え~と、東大寺は、大仏の造立とともに、伽藍が作られはじめていますから、やっぱり大雑把に千年以上のものもあるでしょう。大仏、盧舎那仏の開眼供養は752年ですから。おっと、横道に逸れてしまいました。だから、奈良博にとって、東大寺さんからお預かりしていた、ものではなく、心の、魂の宿った尊きものに、しばらくの間、お越しいただいた、でもなく、お休みいただいていた、いや、おくつろぎいただいていた、ということなんでしょね。で、晴れて、自分たちの帰るべき場所、東大寺ミュージアムができたので、そこへ奈良博から、何年ぶりかで帰っていった、ということなんですね。おかえりになられました。なんだか、ほっこりする言葉です。

私には、どんな風に帰って行ったのかが、気になるところではありますが。やっぱり、おん祭のように行列で、馬に乗ったり、牛車で運ばれたりしたのかなあ。いやいや、違う。奈良だから、鹿に乗って帰られたのですよ。その昔々、春日大社ができる前のことです。平城京を護るために、鹿島神宮から武甕槌命(たけみかづちのみこと)さんが、白鹿に乗って御蓋山に降りられたということだから、奈良での尊きものの乗り物は、やっぱり鹿ということですね。そんなわけで、東大寺さんに、鹿に乗ってお帰りになられたのでしょう。おっと、御蓋山というのは、三笠山ではありません。若草山でもありません。春日山の中のひとつの山ら。阿倍仲麻呂が中国で詠んだ、「あまのはら ふりさけみれば かすがなる みかさのやまに いでしつきかも」の御蓋山です。百人一首にもありますね。阿倍仲麻呂は、遣唐使として中国に行った人です。日本に帰ろうとして、乗った船が暴風雨でベトナムまで流されて、結局、中国の唐で亡くなりました。この暴風雨の時、流されなくって、無事に日本に着いた船があります。その船に乗っていたのが、のちに唐招提寺を開いた唐僧だった鑑真さんですね。などと、また横道に逸れてしまいました。だって、奈良はいろいろな歴史があって、物語があるのですから。さてさて、私の頭の中では、ゆっくりゆっくり歩く鹿。ときおり草などを啄みながら、仏像さんたちを乗せて、ほぼ列をなして奈良博から東大寺に向かう。早朝なのか深夜なのか、私たちの目には見えません。もし奈良公園で、目的地を目指してしっかり歩いている鹿を見れば、その鹿はなにか尊きものをお運びしているのかもしれませんよ。決して邪魔をしないように。東大寺のお水取りも終わりました。なかなか、春になりませんね。今日も、鬱陶しい天気です。あっ、そうそう。東大寺の文化財を見に行くのであれば、東大寺ミュージアムに行ってくださいね。もう奈良国立博物館には、東大寺のものはありませんので。みんな、「東大寺さんに、お帰りになられました」から。

バカ大学に行くと、未来が台無しですよ。

2012-03-16 14:56:38 | Weblog
大学ではなくって、専門学校が見直されているらしい。これは、専門学校が見直されているのではなくって、大卒のバカさ加減に世の中が気がついたのではないでしょうか。大学って、昔は最高レベルの教育でしたが、今ではアルファベットを教える大学もあるようです。日本橋学館大学でしたっけ。ここでは、小数や分数の計算も教えてくれるという。なんかこの大学、世の中を舐めていますよね。教育内容が小学生レベルですね。入学試験もしないで、お金を払ってくれる学生だけを受け入れてばかりするから、こういうレベルになるんですよ。まあ、この日本橋学館大学に限らず、ノートの取り方も知らない大学生が多いらしいですから。つまり、勉強の仕方を知らないから、そういうことになる。別のニュースで、この春に卒業する大学生の就職内定率が、昨年より上昇した、という記事がありました。もう選り好みしなければ、アルファベットが分からなくても、分数の計算ができなくても、ノートの取り方を知らなくても、大学に入学できる時代ですから。おっと、お金がなくてはいけませんよね。本当に、小学生レベルの大卒者がワンサカいると思うと、うんざりしますよね。そういえば、大学卒業なのに、高卒と学歴詐称して就職している人が問題になっていましたよね。たとえば、大阪市役所では、大卒なのに高卒と偽って就職している人が何百人といると、ネットの記事になっていました。この件を、橋下大阪市長さんはどう思うのでしょうか。本来は、高卒者のために門戸を開放したはず。それに、大卒者が来たら、普通ならば合格していた人が、それによって不合格になっているんですよね。可哀想だと思いませんか、橋下さん。学歴を偽って市役所に就職した人は、ずるすぎると思いませんか。これは当然、学歴詐称した人は懲戒解雇で、今まで支払った給料の返還を求めるべきです。で、不合格になった人に、再度、大阪市役所に就職の意思があるかを確かめて、慰謝料とともにお金を払ってやるべきですよね。どうせ、大阪市役所は知らないふりをするでしょうけど。橋下大阪市長さん、学歴詐称で就職している人を、このまま放置していていいんですか。そもそも受験資格がないのに、ウソをついて就職したのですから、解雇は当然だと思うのですが。それで不合格になった、高卒者の苦しみや落胆を考えてみなさい。この件にも、ちゃんと向き合ってくださいね。

というわけで、バカ大学に行くと、その大学を卒業しても、結局はフリーターとして過ごすか、学歴詐称して高卒とウソをつかないと働けませんよ。あなたが春から通う大学は、いい大学ですか。関東エリアで日大以下。関西エリアで近大以下なら、もっと上のレベルの大学を目指した方がいいですよ。もっと上のレベルを目指して、予備校に行くか、就職率の良い専門学校に目的を持って通うか、それとも高卒のままで就職するか。なんせ、日大じゃ、うちは無理だな、という会社がいっぱいありますから。でも、日大でも大丈夫という会社もありますけどね。あっというまに4月がはじまりますよ。大事な人生です。4年間という時間をムダにしないで。それに、この先、数百万円という高額のお金も掛かるでしょ。バカ大学に行くと、時間もお金もムダになりますよ。だから、勉強する気持ちがあれば、もっと上のレベルが狙えるはずです。浪人したっていいんですから。はっきり言って、バカ大学行くんだったら、就職するか専門学校に行った方が、ましですよ。

あれから、一年が経ちました。

2012-03-11 16:17:31 | Weblog


早いものです。もうあれから一年が経ちました。宮城沖から遠く離れた奈良でも、ゆらりゆらりとめまいのような揺れを感じて。そして、はじまった。いろいろな悲しい出来事が。その後、父宅のマンションでテレビが映していたものは、目を疑うものでした。津波で多くの人が亡くなって、放射能で広大な大地が汚染されて。こんな時に、人間の本性ってでるんですね。政治家に。救援隊に。被災者に。人災事故当事者に。とにかく、今は復興を目指して、頑張って欲しい。昨日、自衛隊が撮影した映像をもとにした、特集番組をやっていた。20分ほど見たけれど、それ以上は見ることができなかった。あまりにも、悲しすぎるよね。あの時の判断は、行動は正しかったのか、と今振り返っても、もうやり直せないのだし。いまさら、取り返しはつかないのだから。あの時のことは教訓としっかり頭に刻んで、間違った判断を繰り返さないことでしか、これから先へは進めないと思う。今日の夜も、そんな特集番組がいろいろあるけど、私はどの番組も見ることはない。番組の間に入るコマーシャルがあざとくって幻滅してしまうから。できれば、震災関連の特集番組は、コマーシャルを入れないで放送していただきたい。あの時のあとだって、エーシーのコマーシャルだけだったんだから。とにかく、私たちは、あの時に起こったいろいろなことを決して忘れてはいけない。忘れるわけはないんだけど、それでも忘れてはいけない。庭の梅が、こんなに咲きました。遅い遅い、小さな春だけど、確実に近づいています。だから、東北の人たちも、心から元気になってほしい。きっとくる、春のように。

やっと梅が一輪だけ咲いた。

2012-03-03 23:13:49 | Weblog


いつ咲くのかな、と毎日、注意しながら庭の梅の木を見ていたんだけど、蕾はもっこりして、先っちょが白くなって、それでも咲かなくって、とうとう3月に入ってしまった。その梅が、やっとやっと本日、本当に一輪だけ咲きました。今年は、咲くまでが長かったなあと感じる。それほど、冬が長かったということですね。折しも、今日は3月3日、桃の節句です。そういえば今年、妻はとうとう雛人形を出さなかった。連日、寒くって、ああ春が近づいているんだなあ、という感じがなかったからだと思う。そういえば、各地で雛祭りのイベントも開かれているんだと思う。奈良県の壺阪寺駅近くで開かれている「高取土佐町並み 町家の雛めぐり」も始まっているし。これは2年前に行ったきり。大分県日田市で行われている「天領日田おひなまつり」は、4年前に行ったっきり。杵築市のひなまつりは5年前だっけ。そう考えたら、2月って、もっと暖かだったような。でも、今日は日差しがいっぱい降り注いで、カラダも気持ちも伸びやかになっている。やっとですね。

「高取土佐町並み 町家の雛めぐり」も、行ってあげてくださいね。
http://www.hinameguri.jp/

不愉快な裁判だった。発砲警察官の無罪は当然。

2012-03-02 15:36:13 | Weblog
車上狙いを繰り返し、職務質問を振り切り、国道を100キロもの猛スピードで逃走し、進路を阻もうとする警察車両などに対して、10数台の車に自動車をぶつけて逃走しようとする犯人に対して発砲して、犯人たちが負傷して、やっと事件がおさまった。発砲の結果、犯人は死んでしまったが。もし、犯人を取り押さえることができなくって、さらに逃走していたとしたら。どれほど一般人が犯罪に巻き込まれていたかと思うとゾッとするような事件だった。だから、発砲をした警察官に対して何の落ち度もない。それに、まさに犯人が車をぶつけながら逃走しようとする、その一瞬の判断。おそらく、1~2秒でしょう。その、1~2秒の判断が遅れると、大惨事を引き起こしたかもしれない。そんな1~2秒の判断に対して、何年も裁判で議論するなんて、愚の骨頂だと思う。1~2秒の事象ならば、1~2秒で結論を出さないと、いけないよ。

それから、この死亡した犯人の母親のコメントが毎日新聞に載っていて、まるで毎日新聞は、この犯罪者の母親を擁護するような論調だそうです。だから、毎日新聞はダメで、いっこうにメジャ~になれないし、そのくせ一流紙きどりをする。私はそんな毎日新聞の態度が嫌いです。毎日新聞といえば、テレビ局ではTBSですね。これからは、TBSも面白い番組がなくなったから、ついでに毛嫌いしましょうか。そうそう、死亡した犯人の母親のコメントです。「この裁判はむちゃくちゃだ」「もし警官の家族が乗っていても撃つのか」。まったく、何を言っているのでしょうか。あなたの息子は、車上狙いを繰り返した、泥棒なんですよ。あなたの息子がおこなった犯罪の被害者に対して、謝罪などはしたのでしょうか。あなたの息子さんが亡くなっても、窃盗など罪は消えるわけではありません。あなたの息子さんが窃盗を行ったことで、その被害者は心に深い痛手を負っているかもしれません。息子さんが犯罪に加担したことを一切考えず、その行為に謝罪もせず、一方的に日本の裁判を非難する。そんな身勝手に対して、私はとっても不愉快な気持ちです。だれか、この死亡した犯人の母親の、自分勝手な言い分を断罪できないでしょうか。こんな、めちゃくちゃな母親がいる限り、犯罪は無くならないのかも。

さらに、このめちゃくちゃな母親や、それに加担する弁護士は控訴すると言っています。どこまで、くだらない言い分を繰り返して、いたずらに不愉快な想いを世の中に振りまくのでしょうか。いいかげんにしなさい。その母親も、弁護士も、それを擁護する毎日新聞も。誰かが言っていました。毎日新聞は「かわいそう」で国民をミスリードしようとしてるよね。なんか、あざといよね。新聞社も、落ちたもんだ。