さんでんじです。

ブログで思いのまま、自分なりの感想も含めて、発信します。

大根の葉を、捨てるなんて、とんでもない。

2009-11-30 22:15:34 | Weblog
妻が、買物に行った。そこは道の駅なので、大根も葉付きで売っている。とあるおばさんが、大根の葉ってじゃまなのよね、と言ったそうな。妻は心の中で、とんでもないと思ったことでしょう。

大根の葉っぱは、根より栄養が豊富なのは、意外と知られていないようです。ビタミンAやビタミンCが特に多く、美容に良い野菜なんですね。要するに葉は緑黄色野菜の仲間で、カルシウムも豊富に含まれ、葉を毎日食べることで、ニキビや吹き出物を治し、みずみずしい肌に知る作用があると言われているんですよ。

そんなわけで、昨日の妻は、大根の葉っぱをトントンと調理しながら、この葉っぱしゃっきりとしてみずみずしいと言う。実は、この大根の葉っぱは、昨日の朝に妻が収穫したばかり。妻のお友達が、柚子が実ったので取りにおいで、とお誘いがあって、柚子のついでに大根まで収穫させていただいた、というわけなのさ。大根は冬の野菜でこれからが収穫期。まさに旬の野菜です。

青々とした植物特有の匂いが部屋いっぱいに拡がる。スーパーの葉付き大根とは新鮮さが違いますね。正真正銘の朝穫り野菜です。正確には昼前かも。そして、大根の葉とちりめんじゃこ、トウガラシを加えて炒めたアッツアツが出来上がり。これが冷めたらご飯の友の完成です。

大根本体は煮物などで、じっくりと味が浸みたおいしさをいただきましょうか。あ~あ、またおでんが食べたくなった。明日から12月だもんね。おでんといえば、ガンモ。その前に、普通の真面目な豆腐屋さんを探さなければ。今日の朝は、さっそく大根の葉、ご飯の友としていただきました。ちょうどいいおかずなんだよね。だから、捨てるなんて、とんでもない。ですよ。

バカちょんカメラじゃなくて、バケーションカメラだった。

2009-11-30 19:16:48 | Weblog
こんな事実を知ったのは、今日がカメラの日だから。調べてみると1977年のこの日に、小西六写真工業が世界初のオートフォーカスカメラを発売した日なんですね。どうもそれを記念してのことらしい。時代は流れて、小西六写真工業は、コニカになり、やがてミノルタカメラと合併してコニカミノルタになる。そのカメラ事業もソニーに売却されちゃった。

自動露出カメラやオートフォーカスカメラが30年以上も前に登場したけど、今やフィルムカメラは廃れて、デジタルカメラばかりになりました。フイルムメーカーの富士フイルムがカメラを作る時代なんだから。

バカちょんカメラって言葉、古い人なら知っていますよね。カメラのことを碌々知らないバカでもチョンでも扱えるカメラ、という意味だったような。これって大きな誤解だったんですね。アメリカで自動露出のカメラが登場して、絞りとシャッター速度はカメラが自動調節してくれて、後はピントさえ合わせれば、素人でも簡単に扱えるようになった。素人でも扱えるカメラを、休日に気軽に持ち出して使えるカメラとして、Vacation Camera、つまりバケーションカメラと呼ぶようになったらしい。

ところがこれを日本ではローマ字読みされて、バカチョンカメラになったそうな。私も初めて知りました。なるほど大きな誤解か。

最近のコンパクトデジカメ、小型で軽くていっぱい撮影できるから便利なんだけど、オートフォーカスだから勝手にピントを合わせてくれる。ほんの少しピントをずらしたいと思うときも時々あるんだけど、うまくいかない。便利なようで、融通が利かない。自動露出もオートフォーカスも、その他の機能も進化しているんだけど、基本的な操作に立ち返ったカメラも欲しいと思うようになった。

NHKオンデマンド、利用者が増えず。

2009-11-30 13:06:29 | Weblog
という朝日新聞の記事があった。NHKが昨年の12月から始めて、ほぼ一年。事業収入は23億円を見込んでいたそうだが、半分にも満たないという。視聴回数が124万回という少なさが誤算だという。

ちなみに番組1本が105円から315円だとさ。そもそも一般番組で、そんな高い金を取るかなあ。今やレンタルビデオでも安い店は、100円もあるんだよ。1時間くらいの番組に315円も払うとしたら、それはお目出度い奴だ。

仮にこのペースで、一年間に視聴回数150万回としよう。1回315円としても、5億円にも届かない。これは大赤字ですね。他の民放でもやっていることだけど、有料コンテンツとしては高すぎるってことなんですね。NHKは見放題メニューで月額1470円。微妙に高い価格ですね。

確かにもう一度見たいな、という番組はあります。でもなあ、お金を払ってまで、見たい番組って、本当にあるのかな。たとえば、NHKの大河ドラマのDVD盤って、いったいどれくらい売れているものなのか、知りたいものだ。完全版って数万円しますからね。

大分に住んでいたとき、直ぐ近くにビデオレンタル1本100円のショップがあった。まあ、そこそこ流行っていたと思う。ビデオレンタルも100円くらいなら、払ってもいいかな、という値段ですね。最近は行ったことがないが、ツタヤは高いよ。

ところでNHKオンデマンドも、どうして無料から始めなかったのか。まず無料で始めるのは今や常識。ミクシィの無料アプリが人気です。人気なのは無料だから。そのうちこのアプリも有料に移行するでしょう。その時が勝負なんです。だからNHKももう一度やり方を変えてみたらどうですか。そんなわけで、私もNHKオンデマンドのホームページに行ってみた。ところが、OSの環境はウインドウズだけに対応していて、マッキントッシュには対応していません。私は利用できない。だからですね。

最近、私のブログがとんでいる。

2009-11-29 13:38:02 | Weblog
昨日、3日前と、全くブログの書けなかった日があったんですね。こりゃ、いかんいかん。

今日は何も書くことがない、などと思うことがあるでしょ。でも、そうではないんですね。人間は、常に何かを考えているし、一日の行動が前の日と全く同じなんてことはありえないから。

考え方だって、日々変わってくるしね。実は、昨日の夜は、私のパソコンに貯まっている過去の写真をボーッと見ていたんですね。一番古いのは、10年前くらいかな。

一番左は、ハチ公前広場のイルミネーション。10年前です。今年もこんな感じでイルミネーションをやっているのかな。真ん中は、ツタがからみついた家。今でも、この家はあるのかしらん。右は、ハチ公前の交差点。多くの人が、よくぞぶつからずにすれ違えるものだと。

写真の中では、10年前が静止しています。どんな思いで、私はこんな写真を撮ったのか。時間があれば、それらを振り返ってみましょうか。10年前といえば、私は脳天気な独身時代。10年は、あっという間なんですね。今の渋谷は、どう変わったのか。私はもう、東京なんかに住みたいとも思わないから、どうでもいいことなんですよ。

父のマンションのポスティングチラシ。

2009-11-27 15:12:02 | Weblog
入院中の父のマンションに、時々郵便物を取りに行くのですが、その時にポスティングのチラシがいっぱい入っている。正直うんざりする。

ちなみに父のマンションは、完成後2年とちょっとの新しい建物。なのに新築マンションの案内チラシが入っている。はっきり言って、マンションに入居して2年とちょっとなのに新築マンションの購入を考える人なんて、まずいないと思う。ムダなのにポスティングする人は、何を考えているのだか。

新聞用の紙に印刷されたタブロイド判のタウン情報誌。これも読みませんよ。ほとんどが広告ばかりだし。何の情報性もないし。なにより新聞と同じレイアウトなので、汚いし文字は小さいし、読みにくし。父なんかは、目も通さずにゴミ箱に放り投げていた。タウン情報誌も、もっと白い、上質の紙を使って、読みやすくレイアウトして配布すれば、もっと読んでもらえるのに。

私が、父宅のポストを見てうんざりするように、同じマンションの住民もうんざりしているわけなんですね。もっと楽しくなるようなポスティングチラシはないものかね。読んで役に立つとか、得するとか。

ちなみに一戸建ての借家に住む私の家では、確かにポスティングチラシは入るが、父のマンションほど多くはない。マンションのポストは一カ所に集まっているから、投げ込みやすいということか。だから迷惑なんだよね。防ぐ手だては、ないものかなあ。ま、いいか、人の家だし。

床にへばりつく、猫の殿。

2009-11-25 14:07:52 | Weblog
ダイニングテーブルの下で、猫の殿がカーペットにぴったりとへばりついています。遠くから見ると、耳が生えた茶色いでっかいふかふかのナメクジみたい。

いつもはぶらんぶらんしているしましまのしっぽを、カラダの下にいれて温まっているんですね。なんでお気に入りの籐椅子の上ではなく、床のカーペットの上なのか。

それは、今シーズンもとうとう床暖房をはじめたから。猫は歩いていて、暖かい場所がわかるんですね。だからその場所が一番気持ちがいい。確かに私も、床暖房の上でナメクジのようにへばりついてみると、ほんわかしていい感じ。

それにしても、猫はどんな夢を見ているのでしょうか。殿、殿。気持ちがいいかい。呼びかけると、顔を上げて、また体勢を変えて、寝てしまった。殿のカラダの下を触ってみるとぽっかぽか。温まっていますね~。床暖房もいいものです。

ところで殿には、もひとつお気に入りの場所ができたのです。寒い季節ならではの場所。それは、また追ってご紹介しましょう。今日も、このブログをお読みいただきまして、ありがとうございます。今日は日が差して暖か。昨日は午後から雨が降り出して、ちょっと寒かった。皆さん、体調を崩さぬようにご注意ください。

募集停止する大学が、いっぱい。

2009-11-24 14:03:47 | Weblog
旧英知大学だった聖トマス大学が、学生募集を停止。最後の入学者は4割が留学生だったろいう。旧松阪大学だった三重中京大と短期大学部が募集停止。せっかく20数年前に地元が大学を誘致したのにね。旧明石女子短期大学だった、神戸ファッション造形大学も募集停止で、学生全員が卒業する2012年以降に廃学するらしい。

さらには愛知新城大谷大学と短期大学部も募集停止。株式会社立のLCA大学院大学が募集停止。学部だけなら、沼津市にある東海大学開発工学部が募集停止。まさに私立大学の半数が定員割れしており、学生募集には苦労しているわけだ。そして学生が集まらない魅力のない大学は淘汰されるのだ。

皇學館大学が名張から撤退して、伊勢市の方にキャンパスを移すという。地元の名張はショックでしょうね。飲食店やアパートのオーナーは大変だ。地方大学で、田舎から中心部へキャンパスを移す大学も増えてくる。中心部に位置すれば学生は集まりやすいという思惑からだ。

でも所詮、魅力がなければ学生は集まらないんだよね。僻地から便利な都市部にキャンパスを移したって大学の本質は変わらないわけでしょ。通うのが便利だから入学する学生って、本当に勉強するんだろうか。

さて、今年も残りは1カ月ちょっと。受験生は今が最後の追い込みですよね。この時期、勉強しないで大学を希望するのは、よほどの天才か、お金持ちのボンボンかもしれない。そんなお金を持っている学生を大学は狙っていますよ。あなたが受験する大学は、学生募集停止の危機にさらされていませんか。大学は定員に満ちていますか。大学の経営母体が赤字ではありませんか。変に留学生が多すぎやしませんか。そして卒業まで、大学は存続しているでしょうか。

今年は学生募集の停止を発表した大学は5校くらいだったそうな。来年は、もっと増えそうな気がします。大学の進学率は50%を超えました。しかし18歳人口は減少中です。だからこそ大学はしっかりと選ばなければ。そしてしっかりと勉強してください。頑張れ受験生。

暖かな一日と、老夫婦の会話。

2009-11-23 22:51:09 | Weblog
今日は、妻が岡山から遊びに来ている友達を連れて奈良の興福寺方面へ行った。そんなわけで、私は一人で、父の入院先へ、徒歩と電車を乗り継いで出掛けた。電車の駅に差し掛かると、老夫婦が、先にご婦人が改札口を通り、遅れてご主人が改札口を抜けた。東京で言うならば、スイカカードのような磁気の非接触式のカードを持っているらしい。あっという間に、カードをかざして改札口を抜けたから。へえ~と驚きながら、私は券売機で切符を買った。今度は磁気カードを買わなければ。

駅のホームを上がると、先ほどの老夫婦がベンチに座っている。その会話が聞こえてきた。70代くらいのおばあさんが「スリーフェイスでな、ベリイフェイマスやねん」。で同じ歳くらいのおじいさんの方が、スラスラと英語で返している。ええっと、私はふたりを見た。おばあさんは確かに日本人。おじいさんは私より小柄だが白人の外国人だった。なるほど、それで、そんな、変な会話。ふたりの指にはシンプルだが同じデザインの指輪が光る。やはりご夫婦なんだ。

電車がきて、私もご夫婦と同じドアから乗り込んだ。電車は、立っている人が多かった。座席にいる人が席を譲ろうとしたのだろうか、「次の駅で降りますから大丈夫ですよ、ご親切に」というおばあさんの声が聞こえた。まあ、いいのか。すぐにしっかりした声で「ありがとう」とおじいさんの方が言った。なんだ、日本語、しゃべれるじゃないか。ほんの2分くらい、おばあさんのまるでカタカナ言葉のブロークンイングリッシュと流暢な英語との会話が車内に流れる。英会話の間に、関西弁が入ると、面白いね。

次の駅で私も降りたが、先ほどの老夫婦も下車し、人混みの中に消えていった。駅のホームは地図を広げる人、電車の案内板を見上げて、あっちだ、こっちよ、という人。観光客でいっぱいだわ。妻たちも、興福寺に行っている。あとで聞いたんだけど、午前9時頃に到着して、すでにお堂で見る阿修羅像は2時間待ちだったらしい。今日は公開の最終日だからね。

病院に父を見舞い、家に帰って妻たちから、すっごく混んでいたよ、というのを聞いて、はたと気付いた。あのおばあさんのブロークンな会話。スリーフェイス、ベリイフェイマス、というのは阿修羅像のことだったんだ。また聞いてみたいな、おばあさんの関西弁まじりのブロークンイングリッシュ。お二人とも、いつまでもお元気で。今日は、本当に穏やかな一日でした。妻の客人は、帰っていった。妻よ、お疲れさん。

もう半年が経ちました。

2009-11-22 17:50:04 | Weblog
ほんとうに早いものです。梅雨が始まる前の、5月の今日、母が亡くなって。天候不順の梅雨が終わり、それなりに暑かった夏が過ぎ、秋がだんだんと深まって11月も後半です。父は相変わらず元気のないことを言う。はやく、おかあちゃんのいるところへ行きたい、と。ま、心筋梗塞で入院中の父としては、気弱になるのも当然でしょうね。

母は大正年代に、大阪の商家の娘として誕生した。最終的には、五男四女の末娘でした。でも、何人か上に兄弟か姉妹がいたらしい。生まれてまもなく亡くなった子供。さらには戦災で亡くなった兄がいたという。母は京橋の空襲のことをよく話したと思う。

私もその話を聞かされたのは子供の頃なので、期日などは定かでない。母が言うには、京橋、片町あたりが火に包まれて、京橋では大きな爆弾が落ちて大勢の人が亡くなったらしい。その一連の空襲時に、母の兄が焼夷弾で片足を失って、生き伸びることはできなかった。とにかく家族みんなが火の海だった片町、京橋を後にして、川沿いに鴫野あたりまで逃げ延びるのが精一杯だったという。

その空襲で母が大事にしていた源氏物語の54巻のうち、焼け残ったのは10数巻だった。その10数巻をいつまでも大事にしていたのだが、母の遺品を整理してもついぞ見つからなかった。ま、いいか。でも、母はよく出だしを口ずさんでいた。いずれのおんときにか、にょうごこういあまたさぶらいけるなか、いとやんごとなききはにはあらで・・・。あとは私も忘れた。母は好きだったんだなあ、源氏物語。

そんな時代を生き抜いた母を含めた9人兄弟姉妹の絆は堅かったんだと思う。母は、兄や姉たちの付き合いを大事にしたから。10年くらい前だったろうか、母がポツリと言った。おかあちゃんが最後やねん。母を残して、存命中だった姉が亡くなった時だった。母が末っ子だから、そうなるのだろうけど。寂しそうな笑みを浮かべていた。その母も亡くなって、半年が過ぎた。今頃は、9人の兄弟姉妹で賑やかなことだろう。いや戦災で亡くなった兄もいるのだろうな。10人もっと以上かも。みんな戦争の悲惨さを体験した人々だったんだなあ。

まあるい季節。

2009-11-21 22:31:34 | Weblog
猫の殿が、いつもの籐椅子の上でまあるくなりました。室温は16度くらいで、ちょっと寒すぎですか。だからできるだけコンパクトに丸まって、温かさを保とうとしているんですね。

はいはい、床暖房を入れましょうか。丸まっているのは、暖房を入れろの合図かもしれませんね。当然、夜の就寝時は、私たちの布団に潜り込んでくる。私と妻との間に。ま、その温かさが心地良くなってきましたね。

殿も暖房の一部です。言ってみれば生猫ゆたんぽ、かな。ちょっとスイッチの入れ際がゴロゴロとうるさいのと。しばらくするとクークーとか、スースー。これは許せますね。むしろ子守歌でなくて、子守寝息。

この夏は、耳にも発疹が発生せずに、何とか乗り切ることができました。その意味では殿は、健康優良児です。欲を言えば、お腹のタプンタプンが気になるところですが、体重は6.5キロで増加の兆しは見えず。これで良しとしましょうか。

今も籐椅子の上で、クークーと寝息を立てている。形としては、半月と満月の中間といったところか。撫でるとなによ、起こしおってと大あくび。放って置きましょう。いい夢を見てねと、夜は更ける。