さんでんじです。

ブログで思いのまま、自分なりの感想も含めて、発信します。

92歳の父が、ダッチョになった。

2012-10-29 14:02:40 | Weblog
私が小学生の頃、ダッチョ、ダッチョとからかわれていた同じクラスの子どもがいた。ダッチョって何だろうと、小さい頃に不思議に思っていたんですが、ダッチョはつまり脱腸で、お腹の中でウネウネしている小腸か大腸が、腹膜の間からはみ出して、痛みを感じる病気だと知ったのはもうちょっと後のことでした。つまり、脱腸は子供や、高齢者に多い症状というか病気で、特に高齢者だとなるべく早く手術をしないといけないらしい。と、まあ、その脱腸に92歳の父がなってしまった。3カ月に一度、診察を受ける病院に行く数日前からお腹に痛みを感じていたらしく、診察を受けると脱腸だけど、様子を見ましょうということだったらしい。様子を見ましょうって、3カ月後に来なさいってことなのか。私はなんだかその病院に不信感を抱いてしまった。なにかとお世話になった病院だけど、得意分野、不得意分やってのがあるからね。幸いなことに、心臓疾患系の治療で毎月受診している病院の受診日が迫っていたので、その時に事情を話すことにした。で、当日、いつもの心臓疾患治療の診断を受けて、事情を話すと、急遽、その病院の外科に廻してくれた。その時は、痛みが治まった状況だったが、外科の先生は手術を避けることはできないと父に告げた。「薬でなんとかなりまへんか」と父は懇願したが、手術は動かせない現実。医師からはとりあえずは様子を見て、2週間後に腹部の検査から入りましょうと。診察室から出た父は落胆していた。「いまはどうもないのに、きらんとあかんのか。殺生な」。まあ、92歳です。いろいろありますね。しかし、この3日後には、痛みが我慢できなくって、再び病院に駆け込んだのでした。痛みがなくなって、歩き回るから。そんなわけで、高齢者の、特に男性の方はご注意くださいね。脱腸になることが多いから。要は、歳をとることによって腹膜の力が弱くなる。すると腸がはみ出してくる。父の場合はオチンチンの根元の右あたりでした。まあ、私も60歳の手前です。私もダッチョになるとも限らない。なんせ父の遺伝子を受け継いでいるから。92歳まで生きるかはわからないが。どうすれば脱腸が防げるのか。う~ん、とりあえず、腹筋から鍛え直しましょうか。でも、脱腸にならない普段からの対処法があったら、どなたか教えてください。父は、今は工夫してベルトでお腹の下部を抑えています。こうしていると楽や~、と。いろいろと考えているんだ。


大阪が燃えている、ような。

2012-10-25 13:51:21 | Weblog


先週、10月18日の夕方。その時の夕焼けです。とっても綺麗なんだけど、ちょっと恐ろしさすら覚える、ダイナミックな夕焼けでした。残念ながら携帯カメラで撮影したので、いまいちその時に見た雰囲気が表現しきれていません。直感的に思ったのは、悲惨なイメージだった。私が歩いている奈良市の郊外から見る夕焼けがある場所、山の向こうは大阪なんです。つまり、まるで大阪が燃えているような、そんな感じでした。三年前に88歳で亡くなった母が、私が子どもの頃によく言ったことがあります。片町や京橋は火の海やってん。お兄ちゃんは脚、なくしてしもうてな、それで、死んでしもてん。京橋の駅に大きな爆弾が落ちてな、いっぱい死なはってんで~。その戦争時の話をたびたび母から聞かされていたことを思い出した。もう40年以上も前のこと。燃えるような夕焼けを見ていると、景色が母の話と重なった。

おでんの季節、はじまりました。

2012-10-25 13:51:21 | Weblog


今シーズン、最初のおでんが始まりました。いつものように具材を買い集めて、いろいろスーパーを駆け回りました。さすがに秋ですね。どこのスーパーも、イワシのつみれ、餅入りきんちゃくが売っています。5月におでんをしようという時には、これらがいつも行くスーパーには売っていなくって、ただ一カ所売っていたのが関西スーパーの奈良店でした。そんなわけで、関西スーパーに敬意を表して行ったんですが、さすがにこの時節はどこのスーパーでも欲しい具材が品揃えしてありますね。でも今回、苦労したのは牛のスジ肉。買い回った日が土曜日だったせいなのか、どこのスーパーでもスジ肉が少なかった。で、いつもどおりにスジ肉があったのは、ならやま通りのハッスルだけ。結局は、いつも通りのコース順で具材を買い回れば良かったわけですが。さて、おでん作りですが、妻は大鍋に昆布を敷いて沸騰させない程度に煮込んでいます。私は大根の皮むきからはじめて、次々に具材を放り込むだけ。大根の次に、スジ肉を入れるのですが、後で妻が言うには、スジ肉を入れてから出汁昆布を引き上げたのでは、昆布に肉の脂が廻って、佃煮にはやりづらい。今度から、スジ肉を入れる前に、出汁昆布を引き上げてほしいと。そうなんです、ダシガラ昆布を佃煮にするんですよ。十分においしいですから。さて、昆布を引き上げてから、しゃもじに醤油3、味醂5が基本なんですが、今回はうすくち醤油を切らしていました。そんなわけで、濃口醤油を使用。結論から言うと、出汁の色が濃くなって、当たり前か。具も結構色が染まってしまった。でも、大根なんか色の濃い方がおいしく見えますね。我が家のおでん、はじまりました。昆布の佃煮も、ご飯の友として登場しています。あつあつおでん、おいしいね。

頭のないサンマ、一尾98円。

2012-10-22 17:49:22 | Weblog


図書館の帰りに関西スーパーに立ち寄ると、鮮魚売場では頭のないサンマがパックに2尾入って、196円で売られていた。図書館というのは奈良市立図書館で、2週間に一度は利用しています。借りたら返すで、必ず2週間ごとに行かなければならない。最近は、奈良のことを書いた書籍を借りることが多くって、その内容はまた詳しく解説しますね。さすが、奈良だから奈良に関するいろんな本がありますよ。当たり前か。で、その帰り道に、JR奈良駅から西にちょっと走ったところに関西スーパーが去年の5月にオープンした。関西スーパーが奈良にできたのは、初めてだと思う。奈良に住んで5年にもならない私が言うんだから、あまり当てにはならない。ただ、私がまだ関西にいた、30数年前は大阪当たりに関西スーパーがあって、野菜や魚が良いという評判だったから、うらやましく思っていた。まあ、あれから30年以上も経っているから、そのままの評判を維持できているかは、知りませんが。でも、奈良店ができて、言ってみると、やはり魚が、他のスーパーとはひと味違うみたい。妻もそう見ている。そんなわけで、2週間に一度、図書館に行った帰りには必ず立ち寄るワケなのです。でも、関西スーパーって、そんなに混んでいないので、まあ私たちにとっては買いやすいと思いますね。おっと、頭のないサンマの話でした。なんで、そのサンマを選んだかというと、私がまだアパート暮らしだった、10年くらい前、あるときに無性にサンマが食べたいと思ったことがあった。その時は、杉並区の浜田山に住んでいて、その一年前に、定食屋さんが店を閉めたばっかりだった。だから、サバ味噌煮定食とか、秋には焼きサンマ定食とかが、食べられなくなってしまったのですよ。で、ふと思いついて、パンを焼くオーブントースターならある。ガスの魚焼き器なんてなかったから。それにスーパー、近所にサミットがあって、そこには頭をカットして、はらわたを出したサンマが売っていた。しかも、1尾だけのものがある。ひとりぐらしだから、1尾しかいらないわけで、スーパーって1人用のパックがなかなかありませんね。つまり、サンマの頭がなければオーブントースターになんとか収まるわけです。で、アルミホイルを、サンマの長さに合わせて舟形にしてサンマを乗っけて焼いた。じりじり上面に焦げ目が付いたら、ひっくり返して、またじりじりと焼く。頃合いを見計らって強制的に珍をする。ジュワーっと焼き上がったサンマをアルミホイルごと皿の上に乗せる。これで、出来上がり。そのサンマの、おいしかったことは言うまでもありません。魚焼き器やガスのロースターがなくっても、パンを焼くオーブントースターがあればおいしいサンマを食べることができると、感激した懐かしい日を思い出した。その時は、大根おろしを用意することまで、頭が回らなかったのです。でも、サンマはおいしかった。オーブンタースターがあれば、頭のないサンマはおいしく焼けるんですよ。で、関西スーパーで買った、一尾98円の頭のないサンマは、とってもおいしかった。この前食べた、一尾198円のサンマと遜色のないおいしさだった。いや~、満足でした。あっ、りっちゃんにあげるはらわたがなかった。今度は、あげられるサンマを買うからね。

イケアのチョコがおいしい。

2012-10-18 16:16:08 | Weblog


今話題の家具やインテリアショップのイケア。それでも、私にとっては、凄いと驚かせてくれるものは、というか、そんな品揃えや商品は何もなかった。つまり、お店の中は大きいね~と感じさせるだけで、それ以上のものはない。まあ、メイドイン・チャイナばかりだし、安いだけがとりえでした。で、あらかた見て回ったので、2階にあるセルフザービスのレストランで食事をと思ったのですが、ちょうど12時を過ぎたばかりで、すっごく混雑していたので、バスで市街に戻ってから食事をしようかということで、1階に降りていった。さすがに倉庫というか、商品在庫が置いている棚の光景は圧巻だった。で、1階のレジで会計をして、といっても購入したのは、包丁の研ぎ棒とエコバッグだけだった。ところが、そのレジの先にある食品コーナーに行ってみると、これがなかなか面白い。なにより、チョコレートが安い。100グラムで、75円なのだ。製造は、中国ではなくて、メイドイン・ジャーマニー。スウェーデンでもなかった。チョコは、あまり期待してなかったので、ミルクチョコとヘーゼルナッツを1枚ずつ買っただけ。ミルクは、この安さにしては、まあまあのおいしさですよ。でも、おすすめはヘーゼルナッツ。チョコの味は同じだけど、ナッツのさくさく感が抜群で、チョコと絶妙のバランス。先ほども言ってけど、これで100グラム75円とは、1枚ずつしか買わなかったことを後悔しました。さらにおすすめは、箱に入ったチョコレートクッキー。ちょっと硬くって、最初はどうかなとも思うけど、しっかり甘くって、ちょっと砂糖が多めかもしれないけれど、ざっくりと食べ応えがあって、しっとりチョコが絡んでくる。ちょっと食べ出したらくせになる。一日3枚以内にしないと、カロリーオーバーになりそうな、ついつい手が出るおいしさです。あとは、トマトソースとグーズベリージャムを買いました。さて、食事なんですが、その食品売場の向かいにスナックコーナーがある。なんとホットドッグが100円。ドリンクが70円。シナモンロールが70円。これですませてしまいました。ドリンクは2人で1つ。あははの安上がり。このシナモンロールがとてもおいしい。シナモンがとっても効いていて、その余韻は小一時間ほど続きましたから。だから、イケアに行ったら、チョコレートやクッキー、その他食品がおすすめですよ。安い中国産ではなくって、さすがにこれらは北欧産ですから。イケアに行ったら1階の食品コーナーは必見です。食品ショップだけでも、奈良に作ってくれないかな~。家具や雑貨はいらないから。

イケアに、行ってきた。

2012-10-11 22:29:31 | Weblog


今話題となっているイケアが、以前から気になっていた。コストコも人気だそうだが、外資の巨大ショッピングセンターってどんなものなのかな~って、ね。で、やっとやっと妻と行ってきました。何を買う、って目的も別にないので、偵察がてらです。だから、自動車では行かない。奈良からなので、大阪は難波から専用のシャトルバスが出ているそうな。なるほど、広告のラッピングが派手で、乗り込んでみると、その広告で外が見えない。まあ、無料だからしょうがないよね。25分ほどで鶴浜イケアに到着。だだっぴろい更地の一番端っこにぽつうんと寂しげにイケアが見えるが、近づいていくとさすがにでかい。で、とにかく見てみようと2階に上がるけれど、ここからが大変だった。ほら、店内図を見てくださいな。広いんですよ。リビングルーム、リビング収納、オフィス家具、キッチン、ダイニング、ベッドルーム、ワードローブ、キッズルームなどと、すべての各コーナーをうにょうにょぐるぐると延々歩かせてくれるんです。私なんぞは、オフィス家具や、ベッドルーム、ワードローブ、キッズルームなどは用がない。まあ、でも、初めてだし、いちおう全部見て回ろうかなっと。様々な家具などを組み合わせてルーム提案をしてあります。で、また単品の単価も安いです。詳しくチェックしてみると企画はスウェーデンなんだけど、ほとんどがメイドイン・チャイナでした。なるほどね、じゃ~要らないよって感じ。総じて、大胆なデザインでシンプル。だから大量生産ができて安いんだ。でも、それだけで、これいいね、欲しいね、というのが全くない。これ安いね、ばかりだった。長く使える、愛着の湧くものって、はっきりいってここにはないよね。いわゆる手作りの良さを感じさせるものとは対極にあるものばかり。数年でダメになって、捨てちゃうものが多いんでしょね。で、妻が楽しみにいていたテキスタイルも、そんなに品揃えは多くなくって、ガッカリ。目新しいというか、斬新な柄もない。やはりイケアは万人受けする家具勢揃いであって、家具の専門店ではないんだ。ここまで見たところでは、もうイケアに来ることもないだろうって感じでした。歩いていて、時折外の風景が見える場所に来るんだけど、近隣に建物がなくって、本当に陸の孤島って感じ。寂しいよね~、ここは。でも、中は賑わっています。その感覚が不思議なんだけど。でも、歩かしてくれるよね。脚がくたびれるよね~。


フライパンの裏も、見事なメイドイン・チャイナ。

平城宮跡を舗装しようなんて、バカな考えはやめて。

2012-10-05 20:26:48 | Weblog


昨日は久しぶりに陸との散歩で、平城宮跡に行ってきました。ここはタダの原っぱが多くって、草花がほぼ勝手に茂って、いい感じなんです。なんとなく、のんびりできるというか、くつろげるというか。こんなところに、1302年前に都があったなんて信じられませんねえ。なんて、決して思いません。ここを都にするには、それなりのワケがあったのです。ここに都を作ろうと言い出して実行したのは藤原不比等さんですよね。お会いしたことはもちろんありませんが、不比等さん、あなたはえらい。さすがに先見の明があります。この場所、平城京の前は藤原京でしたよね。藤原京というのは、確かに中国の都を参考にして造ったんですが、ただ真似ただけで、少しも実情にあった、住みやすさというか、仕事のしやすさが、なかったんですね。中国の都、長安は、東北西に山があって、南が開放されていて、たとえば、小川が北から南に流れるような場所がいいんですよ。ほら、南向きの緩やかな傾斜地なら日当たり良好で、そんな住宅地に人気がありますよね。都だってそれと同じなんです。などということを、つらつら書いていこうかなと思っていたんですが、ちょっと驚くべきことがあったのです。平城宮跡で。陸と、大極殿をバックに写真などを撮りながら、大極殿の南側に来ると、その前の広々とスペースが、囲いに覆われている。なんか、工事でもしそうな雰囲気です。こんな広い場所を、フェンスで囲ってどうするんだと思っていたんです。そうでなくても、2年目の遷都1300年祭では、草で覆われた原っぱが、無惨にもコンクリートやアスファルトの下敷きになったのです。祭りの時は、かわいそうに毎年顔を出していた土筆やレンゲの花は、重いアスファルトの下敷きになったのです。未だに、駐車場になったままの原っぱ跡もあります。さて、なんで、大極殿の南を囲いで覆ってあるかというと、なんとその囲いの場所を舗装するのだそうです。なにい~、また舗装だと~。家に帰って、新聞を調べると載っていました。工事は「大極殿を真正面に見据え、往時の広がりを体感しながらアプローチできる」ことを目指し、9月25日に着工。なんと、もう工事が始まっているではないですか。歩きやすくするために、東西210メートル、南北260メートルのスペースを全面舗装する必要があるのでしょうか。で、またこの場所は、第一次朝堂院があった場所なんです。もうこれ以上、人間の身勝手で、大地をアスファルトで覆うのはやめなさい。夏なんて、照り返しが暑いだけです。バカなことを考えますね、国土交通省は。で、なんと奈良県知事の荒井さんは、問題はない、と言っているそうです。まったく、そんな人を知事にしたのは誰ですか。ま、そんなわけで、愚かなことはやめてください。このままでいいんです。原っぱの方が、気持ち良くっていいんですよ。それより、その前を走っている近鉄電車を地下に埋めませんか。大極殿と朱雀門の間を、電車が通過するっておかしすぎる。みっともないと思いませんか、奈良の人。私も奈良の人ですが、変だと思います。近鉄電車を、地下化しましょう。その方が、すっきりしていいんですよ。ついでに西大寺の駅も地下にして、さらについでに、尼ヶ辻駅、西の京駅も地下にするといいんです。世界遺産の薬師寺の真横を電車が走るって、これも変でしょ。おっと、言っておきますが、平城宮跡も世界遺産なんですよ。

涼しくなって、食卓にみそ汁が登場。

2012-10-03 21:40:28 | Weblog


なんということもない、食卓におかずやらご飯が並んでいる写真です。でもいつもと違うのは、久しぶりにみそ汁が食卓に登場した、ということ。そうなんです。何がそうっていうと、ほら、夏は暑いでしょ。だから、食卓で熱いメニューが多いのって、敬遠したくなるでしょ。それに、作る方だって、暑苦しいだろうし。そんなわけで、夏の暑い間は、みそ汁を作らなくってもいいよと妻に言って、しばらくみそ汁を中止にしていた。で、そろそろ涼しくなってきて、あってもいいかな~。妻はまたみそ汁づくりを再開してくれました。我が家のお味噌汁は、おかずの一品にもなる具沢山です。だからといって、他のおかずが一品減るわけでもないのですが。そんなわけで、みそ汁が復活という、ちいさな暖かさが帰ってきたんですね。みそ汁、おいしいね。具沢山が、またいいね。えのきとか、たまねぎとか、厚揚げとかがたっぷり入っています。