忘れ去られた人たちという表現で、彼らを言い表していたが、私たちは知らなかった。でも知ることができた。これはものすごくラッキーなことだと思うし、映画の醍醐味がそこにある。全篇、職人芸ともいえそうな、いぶし銀の何ともいえない味わいのおじいちゃん達の音楽である。90歳であんなに色気たっぷりの若々しいおじいさんがいるだろうか。その辺歩いているときは、ちょっと足元もおぼつかなく、枯れた感じなのだが、いったんマイクを握り、ギターを手にし、ピアノの前に座ったとたん、その表情は、あふれんばかりの笑顔にかわり、エネルギッシュな演奏が繰り広げられる。その心の底からのうれしそうな表情を見ているだけで、こっちは満足できてしまうのだ。理屈抜きで、神が与えてくれた、彼らの演奏を堪能していただきたい。
キューバ:あのコロンブスから見つけられてしまって以来、苦難の歴史をたどってきた。アメリカに併合されてからは、アメリカの指導のもと強い影響力を受けてきた。しかし、かのキューバ革命でアメリカと敢然と決裂、アメリカにとって、一番近くて、遠い国になっている。社会主義革命のご多分にもれず、厳しい経済状態が続く中、亡命するものも後を絶たず、エリアン少年の事件が記憶に新しい。キューバといえば、葉巻だが、かのチェ・ゲバラは森林にかくれているときの蚊よけとして、葉巻は手放せなかったそうである。
「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」
キューバ:あのコロンブスから見つけられてしまって以来、苦難の歴史をたどってきた。アメリカに併合されてからは、アメリカの指導のもと強い影響力を受けてきた。しかし、かのキューバ革命でアメリカと敢然と決裂、アメリカにとって、一番近くて、遠い国になっている。社会主義革命のご多分にもれず、厳しい経済状態が続く中、亡命するものも後を絶たず、エリアン少年の事件が記憶に新しい。キューバといえば、葉巻だが、かのチェ・ゲバラは森林にかくれているときの蚊よけとして、葉巻は手放せなかったそうである。
「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」
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