パワー・ゲーム

やっと1月に入り、最近見た映画をつらつら書いてるのに、もうやばい。題名見ただけで中身が思い出せなかった。とうとう来たか・・・・、です。はい。あ、だいぶ思い出しました。そうそう、あれだ。

ヘムズワース弟が主演で、ゲイリーさんに、ハリソン・フォードときたら、面白いんじゃないの～と来そうなんだけど、これがどうにもトホホ。でてくる人間が、どいつもこいつも・・・って感じ。若い奴は、苦労しないで一発当てて、なんとか小金を手に入れようとしかしないし、年寄りは年寄りで、昔の確執から離れられず、煩悩の塊だし。

弟（こういうしかないくらいに存在感なし）君＠アダムは、いまどきの最先端の技術会社に勤めていたが、プレゼンに失敗して、くび。そこい社長からオファー。ライバル会社に忍び込んで、新製品の技術を盗んで来たら、チャラにしてやるぞっと。

うまいことライバル会社に入りこんだアダムは、うまいことやれるか・・・・。というものなのですが、さっぱりハラハラしない。ライバル会社の方の社長がハリソンなのだけど、なんか胡散臭いし、大人ってやあねえ～っていう空気がぷんぷんしてくる。

アダムには、元の会社からいいお部屋を提供されるのだけど、んなうまい話があるわけなく、監視されてるのなんか、見てるおばちゃんでもわかるっての。それにも気づかないお人よし、てか、おまぬけってか、脇が甘すぎて興ざめ。

10日で忘れちゃったのも道理です、はい。

せっかくのスターを並べたのに、豪華感に乏しく、とっても残念な作品でした。

原題は「PARANOIA」。いまいち、よくわからん。

やっぱソーの弟は、トム君！？・・・・・・じゃないってば。

◎◎

「パワー・ゲーム」

監督　ロバート・ルケティック
出演　リアム・ヘムズワース　ハリソン・フォード　ゲイリー・オールドマン　アンバー・ハード　リチャード・ドレイファス