迷宮映画館

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2010年から2019年 2010年代の映画ベスト10 改訂版

2020年01月23日 | あ行 外国映画
2010年になった時に、2000年から2009年までのベスト10を選出してみませんか?という自主映画制作工房Stud!o Yunfat 改め ALIQOUI film 映評のページさんからのお誘いを受け、いそいそと探し出してからはや10年。真面目に時の経つのが早すぎて、焦りました。2020年を迎え、あの企画をまたやりますといううれしいお誘いを受けました。自分にとっても怒涛の10年で、いろいろと思い返しながら、この10年で見た映画を振り返ってみました。

二回目ということで、あまり悩まず、データをもとに抽出。1位や2位はすぐに決定できるのですが、難しいのがそのあと。何とか選びました。ほとんど自分の趣味です。ですが、日本映画の№1に選んだ『鬼に訊け 西岡常一の遺言』は、本当に多くの日本人に見てもらいたいと心から思う作品です。




1位『鬼に訊け 西岡常一の遺言』
2位『あん』
3位『彼らが本気で編むときは』
4位『悪人』
5位『駆け込み女と駆け出し男』
6位『湯を沸かすほどの熱い愛』
7位『彼女がその名を知らない鳥たち』
8位『プロメア』
9位『そこのみにて光輝く』
10位『イン・ザ・ヒーロー』

【コメント】
前回も悩んだのは日本映画。10年分見返してみて、題名だけ見ても思い出せなかったのは、挙げなかった。検索して「あ~、これこれ!」と思ったとしても、それは数えちゃいけないと自分に決めた。その中で、これだ!と、言われる前から決まっていたのが「鬼に訊け」というドキュメンタリー。見た人はきっと多くはないと思うが、法隆寺や薬師寺の修復を手掛けた宮大工の西岡常一さんの壮絶な生きざまと、仕事というのは、こういうもんだ、というまさに鬼のような歩みの仕方には、圧倒された。人としての在り方、矜持、生き様、どれをとってもすごい。でも、それは当たり前のことであり、当たり前のことをすることが何と難しいことか、ということがよくわかる。でも、それをやり切った人物の生き様だ。


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日本映画10年代ベスト監督『白石和彌』( 2点)・『河瀬直美』(2 点)・『』( 点)
日本映画10年代ベスト女優『樹木希林』(3 点)・『深津絵里』(1 点)・『蒼井優』(1 点)
日本映画10年代ベスト男優『阿部サダヲ』(2 点)・『仲代達矢』( 2点)・『』( 点)
【コメント】

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【10年代 外国映画ベストテン】
1位『インセプション』
2位『Mr.NOBODY』
3位『きっと、うまくいく』
4位『マンチェスター・バイ・ザ・シー』
5位『マッド・マックス 怒りのデスロード』
6位『バーフバリ』
7位『セデック・バレ』
8位『ボヘミアン・ラプソディ』
9位『裏切りのサーカス』
10位『オーケストラ!.』
【コメント】

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外国映画10年代ベスト監督『クリストファー・ノーラン』( 3点)・『ラージクマール・ヒラーニ』(2 点)・『クリント・イーストウッド』(1 点)
外国映画10年代ベスト女優『シャーリズ・セロン』(2 点)・『』( 点)・『』( 点)
外国映画10年代ベスト男優『アーミル・カーン』(2 点)・『ニコラス・ホルト』(2 点)・『ケイシー・アフレック』( 2点)

【コメント】
日本映画と同様に題名だけ見て思い出せないのは落選にしました。さすがにこの10年で、約2000本の映画を見た勘定になるので、思い出せない方が多いような気もしました。こうなると、大事なのは題名も重要な要素であることが分かってきました。その中で絶対に外せなかったのが「インセプション」!!もう10年前の作品だったということにまずびっくり。それでも一切忘れることができないシーンの数々。都合4回見に行きましたが、見に行くたびに新しい発見をし、そしてまたそれを確認に行くということをしました。こんな映画は初めてです。文句なし。
次点の「Mr.NOBODY」もそれに近いものがありました。脳みそフル回転で見る映画ってのは大事です。「裏切りのサーカス」も。
またそれとは違った見方ができる「マッド/マックス 怒りのデスロード」なんてのもいい。全編血沸き肉躍る活劇。一切の妥協なし。最高です。
インド映画の素晴らしさを見せてくれたアーミル・カーンは外せません。
20くらい選べると、もっといろんなジャンル、いろんな地方から上げることができるので、自分なりに10位以下も考えたいです。1位や2位はすぐに頭に浮かびますが、それより下となると、なかなか並べるのが難しいとこです。
女優さんで、これ!といった人がなかなか出てこない。この10年で一番活躍したのは、シャーリズじゃないでしょうか。

2019年のベスト   鑑賞本数 201本
2018年のべスト       200本
2017年のベスト       193本
2016年のベスト       205本
2015年のベスト       240本
2014年のベスト       274本
2013年のベスト       255本
2012年のベスト       250本
2011年のベスト       230本
2010年のベスト       238本

はこちらです。総数は2286本。映画館から表彰してもらいたい・・。

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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ありがとうございました・・・ところで (ALIQOUI filmしん)
2020-01-23 20:40:26
10年代ベストへのご投稿ありがとうございました

と、ところで、日本映画の4位と8位が・・・
修正の投稿いつでもどうぞ!
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Unknown (しん)
2020-01-24 09:21:11
修正を反映したベストテンコメントをアップしました

ありがとうございました
また10年後もよろしくお願いします
返信する
>しんさま (sakurai)
2020-01-24 10:19:08
ご迷惑おかけしました。10年後、存命だろうか・・・。
返信する
Unknown (しん)
2020-01-24 12:15:34
連続書込みですいません

往年のイチロー選手みたいな鑑賞本数に圧倒されます。

イーサン好きなsakuraiさんなのによく見ると6才のボクが入ってないことの意外さ(笑

セロン姐さんのベスト女優はよくわかります

日本映画1位全く知りませんでした
10年で2000も映画観てると、そうしたすごい作品に出会えるのでね

まとめ記事作成の時、集計したテンとは別に、各選者のベストワン紹介もしようかと思います

改めましてご参加ありがとうございました
返信する
2010年代映画ベストテン完成 (しん)
2020-03-21 08:39:36
sakuraiさん
大変お待たせしました
2010年代映画ベストテンまとめ記事完成しました
リンク先からどうぞ
ありがとうございました
また10年後!!笑
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